月の中を飲む日

「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや」は論語の冒頭「学而第一」にある言葉(もちろんウェブ検索情報)。

「朋有り、遠方より酒送りたる。亦た有難からずや。」文法的にあっているかは知らぬが、今の私はこう言う。

宮崎のいなか仁君がまたプレミアムな焼酎を送ってくれた。酒を飲まぬのに酒をもらったのでと、遠方の酒飲みの友に送ってくれる、そんな奇特な人がそうあるだろうか(いやいない)。反語表現だ。

いなか仁君、ありがとう。

 月の中・・・「つきんなか」と読むらしい。家族四人でこじんまりと丁寧に作られている入手困難な焼酎とのこと。これは後生大事にひとりでちびちび飲んでなんかいられない。

百年の孤独」を飲んだときと同じように、颯に持ち込もう。

鉄板料理とうまい焼酎は相性がいい。

はまぐりを食いながら飲もう。

酒を愛するムカイヤマさんと飲もう。

3.11で両親を津波でさらわれたキムラさんも呼ぼう。


開店一時間前、5時に店をあけてもらって「つきんなか」の封を切る。