LES CAPULETS ET LES MONTAIGUS de BELLINI
"Les Capulets et les Montaigus" de BELLINI, à l'Opéra Bastile
- "Soirées lyriques" par Jérémie Rousseau, de 19h à 23h, samedi 28 juin
- Soirées lyriques
- 2008年6月5日パリ国立オペラ バスティーユ に於ける収録
Concert donné le 5 juin 2008, Opéra national de Paris-Bastille- http://www.operadeparis.fr/Saison-2007-2008/Biographie.asp?IdS=345&BId=280
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:歌劇《カプレーティ家とモンテッキ家》全二幕
"I Capuleti e i Montecchi" Opéra en deux actes (1830)
- Musique de Vincenzo Bellini (1801-1835)
- Livret de Felice Romani
- 堂守…ジョヴァンニ・バティスタ・パロディ Giovanni Battista Parodi : Capellio
- ジュリエッタ……………アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko : Giulietta
- ロメオ………………ジョイス・ディドナート Joyce DiDonato : Romeo
- テバルド……………マシュー・ポレンザーニ Matthew Polenzani : Tebaldo
- ロレンツォ……………ミハイル・ペトレンコ Mikhail Petrenko : Lorenzo
- 合唱……………………パリ国立オペラ合唱団 Choeur de l'Opéra National de Paris
- 指導……アレッサンドロ・ディ・ステファノ Alessandro Di Stefano, chef de Choeur
- 演奏…………………パリ国立オペラ管弦楽団 Orchestre de l'Opéra National de Paris
- 指揮………………………エヴェリーノ・ピド Evelino Pidò, direction musicale
- 演出………………………ロバート・カーセン Mise en scène : Robert Carsen (1996)
- 美術・衣装……………マイケル・レヴィーン Décors et costumes : Michael Levine
- 照明……………………デイヴィ・カニンガム Lumières : Davy Cunningham
- AVEC LE SOUTIEN DE SAINT-GOBAIN
- Opéra Bastille
Première 24 mai 2008 19h30
Représentations 28*, 31 mai, 2, 5, 8 (14h30), 11, 15 (14h30) juin 2008 19h30
Giulietta : Patrizia Ciofi (31 mai, 11 et 15 juin)- Durée du spectacle 2h45
- Prix des places 150€, 120€, 100€, 80€, 60€, 40€, 20€, 10€, 5€
ロバート・カーセンはパリ・オペラ座と非常に相性が悪く、1996年のこのプロダクションの初演を見ようと思っていたのに、ストで中止。《レ・ボレアド》の初日は街が停電で終演が1時間遅れになったり、昨年はストで《ローエングリン》と《アルチーナ》は何日か中止になり、その後演奏会形式でなんとか演奏し、終盤でやっとスト解除となったら、後者は某メゾは降板。で、この何度目かの公演ですが、ネトレプコのデビューということで期待されていたけど、誰かのせいで身重になり、危うく降板となりそうだったけど、ぽっこりしたおなかのまま出演することとなり、3回だけパトリツィア・チョーフィが助っ人で演じることに。
この演目は映像収録はまだなかったので、今回はDVD収録でもされるのか期待される向きがあったけど、おなかのでっぱったジュリエッタなんて、ロバート・アルトマン作品『ウェディング』のミア・ファローみたいなので、収録には不向きということで、音のみ。公演はそんなに悪いものでもなかったけけど、この成功のせいか、リュック・ボンディ演出《イドメネオ》(エレットラ)とロラン・ペリー演出《愛の妙薬》の再演を例のMr.Vと共演することが決まったそうな....。Mr.Mがいなくなってからのシーズンだけど、ニコラ・ジョエルの趣味とは思えないので、前任者が先に決めたのでしょう...。
これはラジオなので演出が見られないですが、カーセンといえば、今月はグラインドボーンで《ポッペアの戴冠》を新演出していて、それが来年ボルドーで上演なので、なんとかしたいもんですが、どれほど脱ぎがあるのかが...。来年はウィーンでラ・モネで上演した《ミトリダーテ》が上演されますが、それはそれは見る方は煙でむせるし、演じる方はもっと大変で、一人独りでお楽しみなシーンを演じなければならないなどなんともな〜なので、退廃文化の代名詞には合ってるかも。でも《アルチーナ》はミラネーゼは絶対に受け入れられる度量があるとは思えないけど...。そんなことより、リュリ《アルミード》の再演先とかが決まってくれればその時期じゃない時にしたいんだけど... (造り、音、椅子、切符売り、案内と全てが嫌なシャンゼでオペラは...)。