エントロピー縮小化計画

いいかげん部屋を片付けないとと思いつつ、ついつい二の次三の次になってしまう。思うにそれは「部屋の片付け」としてしか意識していないから、ではないか。それ故に面倒くさいとか、つまらないとかいうイメージが先行して手がつかないのだ。そこで私は考えた。「部屋の片付け」にカッコイイ名前を付けるのだ。
それがタイトルのエントロピー縮小化計画」である。ナニ、内実なんてものは名前の後から付いてくる。「どこから片付けていくか予定を立てる」ではなく「エントロピー縮小化計画の実施に先がけて、まず一次から三次にわたる計画を立案する」のだと思えば、気分も高揚するではないか!!
……なんかかえってめんどくさくなった気もするが。

灰羽第6号

「ここはどこだ?」「グリの街だ」
「何が欲しい?」「繭でみた夢だ」
「どっちの味方なんだ?」「白でも黒でもない。
 さあ早く夢の内容を吐くんだ。……夢だ……夢だ!」
「喋るもんか!」「どんな手段を講じても、思い出させる」
「名前を言え」「レキだ」
「連盟とは誰だ?」「お前はラッカだ」
「あだ名なんかで呼ぶな、私は自由な人間だ!」
「はっはははは…‥・・」

……備忘録を整理していたら、思いつきを書き残したきり使い時のなかったネタが出てきたもので。「灰羽連盟」のネタも「プリズナーNo.6」ネタも、特に今やる意味はありません。