Haltan氏ってなぜ人に万能性を求めるんだろう？

http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20091015/p1
Haltanって映画とかマスコミ関連の話題には鋭い文章を書くのに、湯浅誠氏にはやたらトゲトゲしいんだよね。しかもやたら万能性を求めているような節があるのが殆どヤクザの言い掛かりに近いような感じすらある。

■前から書いてますけど、湯浅さん本人は何も無い人。この人は武蔵時代からずっと落ちこぼれ。東大でも落ちこぼれだったのに、マスゴミ人もその程度は気づいてる筈なのに持ち上げてる。

こんな事を書いちゃうあたり、東大にすら入れなかった人の立つ瀬がないでしょうに。そこまで言うなら、俺が湯浅の首尾範囲外をカバーしてやるって名乗り上げてもいいだろうに。
この手の人って、自分は何もやらないのに活動している他人にはやたらきついんだよね。これで「実は俺、もやいに定期的に寄付してるんです」なんて言おうものなら、Haltan、なんというツンデレって話になるんだけど、多分何もやってないだろう。


で、「もやい」＋「貧困ビジネス」で検索した結果が以下なんだけど…、

http://brog.keiten.net/?eid=928114
http://brog.keiten.net/?eid=928336
リプラスとの関係は、もやいがネットカフェ難民やホームレスとして苦しんでいる生活困窮者をリプラスに連れてきて、もやいが連帯保証人になり、その時点で８，０００円を生活困窮者から（というか生活保護費などから）徴収し、リプラスが家賃保証をし、家具などは関連リサイクル屋の「あうん」から『一人暮らし家具パック』を１万円から４０，０００円高の間で購入してもらう。で、その生活困窮者が夜逃げをすれば彼らが入居していた部屋に残した『一人暮らし家具パック』をもやいが引き取りそれをまた再販する。

8,000円で連帯保証してくれるなら良心的では？弁護士に法律相談したら30分で5,000円ですよ。このくらい殆ど手数料みたいなものじゃなかろうか。
それともこの手の活動は一円も取るな、取ったらニセモノだとでも言うんだろうか。
「生活困窮者が夜逃げ」というのも、この手の生活困窮者の中には就労指導や職業訓練とかについて「やっぱり俺の性に合わんわ」と出て行ってしまう人もいる。
そういう人に対する支援の難しさってのは湯浅さんも雨宮さんも触れているんだけど、身動き取れなくなるまで困ってしまう人というのは大抵、身動き取れなくなるまで助けを求められなかった人、求める方法を知らなかった人なんだそうで、「ドキュメント高校中退」の弾さんの書評404 Blog Not Found:頭が悪い?社会が悪い! - 書評 - ドキュメント高校中退でも触れられているけど、社会にネグレクトされているってことすら自覚できない人たちがいるのだ。
湯浅さんはそういう人たちについて「自分自身からの排除」って言っている。将来への諦めや他人とのコミュニケーションが上手くできなかったり失敗を重ねたことによる自信喪失によって、自分はダメなやつだからこのままでいいなんて思ってしまうらしい。
そういう人を説得し信頼関係を構築するのはなかなか容易ではないそうだ。


まあ、それはおいておいて、とにかくHaltanは湯浅さんをあそこまで批判（というか殆ど言い掛かり）するんだろうと思ったのである。
湯浅さんが経済に明るくないのだって、彼自身が専門じゃないから良く分からないと言ってるんだけど。*1
なんか、万能でないから失格、みたいな妙なかたくなさを感じるんである。

*1:飯田泰之氏との対談では、ベーシックインカムについて、具体的なプロセスが見えないためにそれを頼りにすることはできない、今困っている人にベーシックインカムが出来るまでがんばれとは言えない等と言っている。

自己責任論の百鬼夜行

http://d.hatena.ne.jp/omaerahayakushine/20091014
「ドキュメント高校中退」を読むと、貯金どころか計画的にお金を使うことすら望めない人がいるということが分かるだろう。計画的に生活をするということ自体がしつけと教育の賜物であって、それが無ければ基本的な生活すら望めないのだと。
本当に彼らを助けるには、殆ど育て直しに近い再教育が必要になる。
それはともかく、自己責任というのは、つまるところ弱者は死ねということなのだ。

http://d.hatena.ne.jp/omaerahayakushine/20091014
そんなヤツらの生活まで国が面倒見るのはおかしい！とおもう。

おかしければ見殺しにしろとでもいうのだろうか。

それなのに、国が悪い、国が悪いとマスゴミみたいに言う。就労で得た金をギャンブルにつぎ込み、ホームレス・・・

であっても助けると決めたのが民主主義国家日本なのだ。

ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 (ちくま新書)