イギリスGP予選
ベッテル、バリチェロ、ウェーバー、トゥルーリ、中嶋、バトンの順。
ベッテルの2戦連続、今季3回目のポール。バトンは土壇場で中嶋にうっちゃられて6番手。Q2辺りを見ていた限りでは、ブラウン勢はバリチェロ共々若干苦しいかもなぁ…とは云えマシントラブル等が無ければ、バトンも表彰台争いには確実に絡んで来るとは思うが。
中嶋は自己最高且つシングル順位も自己初の5番手か。予選全セッションでチームメイトのロズベルグ*1を上回るタイムで来ているし、期待しとこう。
フェラーリはまた迷走の兆し…マッサがQ2敗退か。ライコネンとのバランスを取ろうとして両方イマイチな結果になってる気がするよなぁ(笑)
マクラーレンは…KERS非搭載のてこ入れも実らずどん底状態維持。来期の事もあるし、コバライネンには頑張って欲しいのだが、あのマシンじゃなぁ。(をゐ)
ルノーのピケは愈々以って崖っ縁か…ドイツ辺りまでで解雇の確率がまた上がったなぁ。
ToyotaはBMWとは対照的に復活しつつあるかな。
レースの方は、逃げるレッドブル、追うブラウンの展開に、ウィリアムズ勢が何処迄喰らい付けるかが見所かな。
処で…イギリスGPのパドック裏の話題を独占しているF1分裂騒動に関してだけど、FIAとFOTAで分裂レースを来年からとなると、物理的にかなり厳しいかなと個人的には思っている。
FOTA側はエンジン、シャシー、ドライバーを押さえて16台をグリッドに並べる事は可能だが、シリーズ運営のノウハウと集金力には疑問の余地がある。とは云えその辺りをまたCVC*2に頼るとなると、FIA主導でやるのと大差無い事になりそうだ。
そうなるとバーニー、モズレーを共に排除してシリーズを運営する手段を考えねば難しいと思う*3ぞ。
ただ、どうもFOTA側の狙いはFIA会長マックス・モズレーの排除ではないかなと思える節があるし、モズレーの会長辞任、バジェットキャップ制の再議論と2010年度の開始凍結。この辺りで手打ちをするのではないかなぁ…モズレーがFIAに居座るとなると、決裂って事になるだろうが。(笑)
とりあえず今後も情報収集しとかんとな。
