『涼宮ハルヒの憂鬱』

#7第四話 「涼宮ハルヒの退屈
第4話と言うべきか第4回目の放送と言うべきか。どっちでもいいですかそうですか。
何か、「原作を読んでない人置いてけぼりなんじゃないか」という論調がありますが、私個人的にはそうは思いませんね。
原作を読んでる人は原作の忠実度とハメの外し方(構成順など)で楽しめるし、未読の人は素直に見てれば謎が謎を呼ぶミステリーとしての面白さが楽しめるという、どちらにも優しい構造になってる気がします。この話でも閉鎖空間とか神人とか禁則事項とか伏線をきちんと張ってますし。
ま、最近(というかエヴァ以降)の困ったちゃんアニメの傾向として、張りすぎた伏線を回収しないまま終了するパターンがありますが、この作品についてはそういう心配はないですし。確かに未読者にとってのハードルが高いことは事実ですが、この作品以上に理解に苦しむ作品は山ほどあるかと(笑)。
そういう意味では、アニメを全部見てから小説に手を出せばよかったかなあと、未読組だった自分としてはちょっと後悔もあります。

ところで

この回の演出を見て、なぜこんなにアニメ版ハルヒに萌えるのかという非常に個人的かつ根源的な疑問に対して、決定的な回答を得ることが出来ました。くそキョンの野郎(ぉ
や、晒さないですけど。