後部座席シートベルト義務化

6月20日に改正道路交通法が交付されたことをみなさんご存じでしょうか?主な内容は下記の通りです。


・飲酒運転やひき逃げの厳罰化
・自転車の歩道走行要件の緩和
・重度の聴覚障害者に対して標識とワイドミラーを条件に運転免許取得を認める
・高齢運転者(75歳以上)に認知機能検査と高齢運転者標識を義務付け
乗用車後部座席でのシートベルト着用義務化
・日本国外にある地域の国際運転免許証等で日本国内での運転を認める
私が驚いたのが、線を引いたとおり後部座席のシートベルト義務化です。私は後部座席のシートベルトなんてする人はいないと決めつけていたので、シートの下に隠してしまっています。今度から出しておいていつでもシートベルトを着用できるようにしないといけませんね。また、同乗者にもお願いしないといけません。まだマスコミではそんなに大きくとりあげていませんが、実際に施行日が決まったら大きく取り上げるのではと思います。
私と同様に「なんで後部座席まで!」と思っている方も多くいるかもしれません。ところが諸外国では当たり前のことらしく、いかに日本の交通安全に対しての意識が遅れているかということを再認識させられました。

公布から1年以内に施行されますが、当面は高速道路での違反のみに運転者に対して行政処分点数を科すとのことです。しかし、この『当面』とはいつまでなのでしょう?いつもながらのことですが、国が出す文(通知、事務連絡など)はいろいろな解釈ができるあいまいな表現が多く判断し辛いことが多いです。百人が読んで百人が同じ解釈をできるようなものは出せないものなのですかね?
詳細は警察庁のホームーページの中ほどのトピックスに書いてありますので、車を運転される方は一度読んでおいてはいかがでしょうか?

警察庁