タクティクスオウガにっき・終(手をとりあって)
タクティクスオウガプレイ日記です。
空中庭園にやってきましたぞー。
いよいよクライマックス!
空中庭園の最上階で、ロスローリアンの2人をぶち倒した。
むしろ、オウガセットのわたしに勝てるとでも思ったのかね。
ドルガルア王の墓にやってきたら、おばけでた!
ああ〜復活するとか言ってる…。
一応カチュア姉さんの実の父親でもあるのに、容赦ないですね。
オウガブレードもってる!おそろい!
でもオウガセットはそろってないわけか。
死者の宮殿行ってこいよ。死者だけに。
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ドルガルア王の亡霊に打ち勝ち、エンディングへ。
ああ…とうとう…クリアーしてしまいました。
これまでいろんな…いろんなことがあった…。
辛いこととか、辛いこととか、辛いことばかりだった気がするけど、最後にはみんなで笑いあうことができて、うれしかった。
バルマムッサのイベントを見た夜は眠れなくなったり、おふろに入ってる時にふとヴァイスのことを思い出したり、ランスロットさんのオルゴールが夢に出てきたり。
現実でもタクティクスオウガのことを考えている時間がとても多かった気がする。
現実にまで侵食してくるゲームは、いいゲームの証拠だと思っています。
タクティクスオウガは、独自のシステムが確立されているゲームなので、初プレイ時には覚えなければならないことがありすぎて、決して敷居の低いゲームとは言えない。
でも、そのぶん手探りでシステムを把握していくおもしろさ、確かなやりごたえがあった。
これこそがゲームだ!と思える。
タクティクスオウガをはじめて、たくさんの人とつながることができました。
「新規プレイヤーが来たぞ〜!」ともりあがる人たち、自分も自分も!とタクティクスオウガを再び遊び出す人たち、どうしても先に進めない時に丁寧なアドバイスをくれた人たち、ショックなことがあるとはげましてくれた人たち…。
20年以上前のゲームなのに、いまだに固く結ばれたタクティクスオウガファンの結束力。
まさにプレイヤーどうしが時を越え、「手をとりあって」あそぶことができました。
プレイした時期が違っても、思い出を共有することはできるんだよね。
いいゲームは、いつまでも人の心の中の深いところに残り続ける。これはそんなゲームでした。
作ってくれた人たち、タクティクスオウガが大好きな人たち、みんなにありがとう。
タクティクスオウガの記憶は、わたしの心の奥深くにもずっと刻まれ続けると思う。
出会えてよかった。
いまはクリアーしたことで胸がいっぱいですが、いつか残りの2つのルートも攻略してみたいです。