高峰山スノーシュー



今日は長野県からお越しのK様グループを、高峰山にスノーシューでご案内させていただきました。


高峰山スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/asama_takamine01/index.html





ところが天気が思わしくありません。昨日は南岸低気圧 → 翌日は西高東低・冬型の気圧配置パターンです。風は強そうですが、ツアーは催行できる範囲内です。



  


M様とは11時に待ち合わせ&スノーシューハイキング開始。休憩時にはダケカンバを観察したりしながら、カラマツ林を登りました。





展望所に到着。眼下に佐久平の街並みが広がっています。八ヶ岳や富士山は今日は見えません…どころか、右(北西)の方から怪しい雲が接近しています。



  


太陽が出る時間が少なくなってきました。高峰山山頂も近いというのに見えません。げ、風がグオ〜〜って唸っています。これは…



  


出た!ホワイトアウト状態!! 初めてのスノーシューでこれではちょっと切ないですね。じゃあ、今日は自然観察はできそうもないので、高峰神社の参拝だけを目的に至急往復して、別のいい場所にご案内しますよ!





ハイ、チーズ。風速15mの強風の中、頑張りましたね〜



  


高峰山の溶岩と言われているものや、シラビソという高山モミを少し観察して、お弁当も食べずにとにかく下山。いや〜ちょっと寒すぎましたね。





ほーら、吹雪いてきたでしょう。さっきの風の唸り声は「ほらほら、もう吹雪にしなきゃならないから、もうお帰り」って山が言っていたんです。自然の中では、本能がキャッチする自然の声をきちんと聞くこと。もっと言うと、自然とシンクロしているもう一人の自分、野生の自分の気づきに素直になること。それができるようになれば山頂を目前にしても、危険を察知し引き返すことができるようになります。山にシンクロすれば、山が護ってくれるということです。


さて、スノーシューを脱いで、別のポイントに移動しましょう…え!今日はもう高峰山ハントの目的を果たしたのでもういいですって?そんなあ…


強風の中で、自然を気持ちよく味わっていただけなかったから、何か別のものを、と思ったのですが、K様方にとっては、吹雪も良き自然体験でいらっしゃったのですね。


私的には、インタープリター精神が湧き出てしまって、ガイドとして不完全燃焼な感じなのですが、では次回ご利用いただいたときは、特別なサービスをさせていただきますね。それでは、ありがとうございました。お気を付けて、お帰りくださいませ。


高峰山スノーシュー
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