Hakusekirei SapporoWine 2022


セパージュ:品種非公開
ワインショップフジヰより購入。2,800円

抜栓日:2025年5月8日
栓は合成コルクかな?Alc 11.5%
程よく色づくイエロー。グラスに気泡がついていました。
白い花、アカシア、グレープフルーツ、グリ系のニュアンス、白墨、カモミールの香り。艷やかですが、けっして立ちすぎないエレガントな香り。
最初、酸が弱く感じましたが、少し温度が上がってくるとしっかりとした酸を感じ、複雑な味わいが口の中に広がります。果実味も豊富で、程よい苦みがとてもいいアクセントになっています。余韻は中程度ですが、のびやかで、硬質なニュアンスもしっかりとあって、アルザスライクで、とても美味しいです。品種はなんだろう? リースリングとか、ピノ・グリとかかな~。
値段を考えると非常にコスパ良いワインだとおもいます。

松原農園 ミュラー・トゥルガウ 2021


セパージュ:ミュラー・トゥルガウ
松原農園より購入。

抜栓日:2025年4月26日
グラスはオーシャンの白ワイン用を使用。
程よく色づくイエロー。濁りなし、輝きあり。Alc 11%
香り控えめながら、やや暖かめの柑橘香、ほんのりとグラッシーな香り。透明感のある爽やかさが印象的。
程よい酸、いまだフレッシュな味わいがあり、縦方向に伸びるニュアンスが心地よいです。余韻は中程度ですが、なんともエレガントでミネラリー。いつものごとく食卓に寄り添うワインで、このクオリティーを毎年変わらず造っている松原農園さんはすごいと思います。

Yamazaki Winery Pinot Gris 2020


セパージュ:ピノ・グリ

抜栓日:2025年4月19日
やや薄めのイエロー。濁りなし、輝きあり。粘性はさほど高くありません。
柑橘香、カルダモン、グラッシーなニュアンス。丹精で爽やかな香り。ややスモーキーさも感じられます。奥の方にバニラを感じさせる香りがあり樽発酵なのかな?そんな要素もちらりとある感じ。
しっかりとした酸に、ふくよかな液質。ほんのりとした甘味もあり、低重心で、後半にかけて心地よい苦味がとても良いアクセントになっています。しっかりと完熟したブドウの力が感じられる、まさに飲み頃な感じのワイン。美味しい。

Chardonnay Coco10R 2021


セパージュ:シャルドネ
ココファームより購入

抜栓日:2025年4月3日
DIAM10。グラスはオーシャンのホワイトワイン用。Alc 13.5%
程よく色づくイエロー。濁りなく、輝きあり。グラスのそこに小さな気泡あり(保存か?造りか?)
最初やや閉じ気味でしたが、程なく開いてきました。
パイナップルやハイビスカス、南国系の香り。少し樽の要素あり。蜜香も結構しっかりと感じられます。温度が上がるとカスタードクリームのニュアンス。奥から冷涼な柑橘香も感じられるようになり、ニュートラルながら複雑な香り
酸は結構しっかりでリンゴ酸と乳酸が半々くらいの感じ。やや重めのミディアムボディーながら酸の力強さと温かい果実味の調和がとても良いです。余韻もしっかり長め。温度が上がるとコクが出てきてどっしりとした印象に変わります。中盤から後半にかけてやや焦げたニュアンスがあります。フランスのシャルドネですって言われて出されてもわからんです。

Yoichi-Nobori Saoumagnon Blanc 2020


セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン

抜栓日:2025年3月30日
天然コルク。蝋キャップで、ふと気づくとキャップが浮いていたので、やばいと思い抜栓。
2022年にとどいたからかれこれ3年保管していたけれど、最初のキャップの状態は忘れました
かなり硬い蝋で抜栓するの大変だった(笑)で、蝋キャップに直接ソムリエナイフ刺したら空間が空いているような感じだったのでもしかしたら最初からだったのかも。でも蝋キャップにヒビも入っていたし謎
グラスはシェフ&ソムリエ・ユニバーサルテイスティング Alc 11.5%
かなり濃い、若干アンバーはいった黄色。濁りなし。
完熟果実の蜜の香り、グラッシー、青りんご、梨のコンポート。長い時間日がよく当たったブドウのニュアンス。あんまり酸化の要素もないし、発泡性もなかったので、蝋キャップの変化は、もしかしたら最初からだったのかもしれません
高い酸が持続し、蜜のニュアンスが口の中に広がります。時間が立つとオイリーな液質になってきました。
縦方向の味わいの伸びがあって、重心は低めでどっしり感。
北海道のソーヴィヨンブランの一つの表現系なんだと思います。時間かけて飲むタイプのワイン。

Pinot Noir Asir Furanui Furano Wine 2020


ふらのワインで購入

抜栓日:2025年2月26日
やや薄めのルビーガーネット。濁りなし、輝きあり。比較的粘性は高め。Alc 12%
香りは控えめながら、ほんのりとラズベリー、ブルーベリーの香り。紅茶のような茶葉のニュアンス。アニス、白檀、柔らかい丸みを帯びた香り。若干の腐葉土の要素ときのこっぽい香り。
酸は優しめですが、後半まで伸びるタイプの酸。おだやかで、柔らかい液質。丸みがあって優しい味わい。中盤から後半にかけてミネラル感が現れてくる。素朴で優しい染みる系のピノ

Pinot Noir Rose KIMURA VINEYARD Hokkaido Chuo Budoshu 2019


セパージュ:ピノ・ノワール

北海道中央葡萄酒より購入

抜栓日:2025年2月24日
透明感、輝きのあるサーモンロゼ。Alc 12.5%
硬質感のあるベリー系の香り。ミネラリーで華やか。ほんのりとした甘酸っぱいいちごのような香り。
しっかりとした酸と果実味、ほのかな甘酸っぱさが印象的。そのなかにもピノ・ノワールの力強さやしなやかさも兼ね備え、硬派なロゼワインといった感じ。旨い。

Guercia Cascsina Tavjn 2019


セパージュ:バルベーラ100%
maruyamayaより抱合せ購入。4,950円(税込)

抜栓日:2025年2月24日
天然コルク。液漏れなし。国際規格のテイスティンググラスを使用しました。
薄めのパープル。濁りなし。
紫~黒果実の軽やかな香り、いわゆる自然派といわれるワインに見られる、ちょっとブレタノっぽいニュアンス。スパイス、アニス。ちょっと揮発酸
主張する酸と、フレッシュな果実味。軽やかな味わい。ミネラル感満載。
余韻は中程度、スイスイ飲める自由人タイプのワイン。

(実は料理に使うために開けたワイン。にしては高かったw)

前回飲んだ感想はこちら
akirais.hatenablog.com

Valle d'Aosta Fumin D&D 2016


セパージュ:フミン
Vino Hayashiより購入。 5,000円
抜栓日:2,025年2月23日

DIAM5コルク。液漏れなし。
比較的濃い目のパープルルビー。濁りなし、輝きあり。比較的高めの粘性。Alc 13.5%
グラスに注いだ直後より紫果実のいい香りが立ち込めます。
プラム、ラズベリー、グスベリー、ほのかな樹の実の香り、ハーブ系の爽やかな印象、ミネラル香もすこし。
とても溌剌とした、縦方向に伸びる香り。後半にはゼラニウムっぽさ
上質な酸と、豊かなタンニン。シラーっぽい味わいのなかに、どこかワイルドな要素もあり、ミネラリーでピンと伸びるニュアンスがとてもよい。高貴なんだけど、ちょいわる、でもすごくハンサムな姿にうっとりする感じ。旨い!
まさに今の見頃!

Nuits St Georges Clos Des Porrets 1999 Henri Gouges

wine0629.blog13.fc2.com

セパージュ:ピノ・ノワール

抜栓日:2025年1月4日
やや濃い目のガーネット。濁りなし、輝きあり。
グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
香りのファーストインプレッションは熟成。熟成した醤油の香りのニュアンス、味噌を連想させる香り、ロシアンティーのようなチャーミングな要素もあれば、発酵した腐葉土の香りもしっかりと感じられます。丁子や八角のような漢方的なニュアンスもあり、ママちゃんは「正露丸みたい」と言っていました。乾燥したポルチーニ茸、マッシュルームの香りもあり、なんとも艶めかし要素がいっぱい。
酸はしっかり目で、丸みを帯びたタンニンがしっかりと感じられます。程よい厚みがある液質で、柔らかいんですがパワフル、というちょっとばかり矛盾した味わいは、なんだか不思議な感覚に陥ってしまいます。スパイス感もあり、ニッキのような味わいも感じられなんとも複雑なワイン。時間をかけて飲み進めていくと、だんだん仄かな甘味がでてきて、味わいに膨らみが加わってきます。なんとも独特な世界観が感じられる唯一無二のワインだと思いました。