ボンジュール!パリ!イタリア・フランス旅行記その5

ボンジュール!
日本で言うと、スカしてんじゃねえよ!って思われてしまうかもしれませんが、これが朝の挨拶だもの、仕方ないよね(何が)。
宿泊は、いつものように、カルチェ・ラタンと言われる地区です。
選ぶ理由は、安全だから、の一言。それと、学生が多い街なので、割と近辺の食事どころがお安い。
今回は、ソルボンヌ大学の斜め前のホテルに泊まりました。わたしはここに宿泊するのは二度目・・・・ですが・・・狭っ!!
こんな狭かったっけ?フィレンツェが逆に広過ぎたのか・・・。


こちらがバスルーム。。。でっかい男の人とかどうするんだろうと、へんに心配になりますが、多分床びっしょびしょにしても乾いてしまうだろうから大丈夫(いいのか?)

今日は、グラン・パレへ行きます。
ネットで調べたら、9時15分からやっているようなので、はやめに起きて準備。

朝ごはんは近くのカフェで。
7ユーロでした。
バゲットにバター、クロワッサン、う、うまい!フィレンツェのパンとは格段に違う!!パリはパンがうまいっす!
これが多分標準的なフランスのカフェの朝食。写真は2人分ですよ。

なんとね、ネコちゃんがいたんだす!走りまわってなかなか撮らせてくれない!

やっと撮れたっ。かわいかったなあ〜。
お店の人が、「シャ」と言ってました。chatは猫の意味。猫、って呼んでるの?
ミシェルとかカミーユとかじゃなくていいの?

グラン・パレは、元々万博会場として使われていたこともあり・・・でかい!
写真なくてごめんなさい。
お目当ては展覧会。スタイン家コレクションです。
マティスピカソセザンヌに、とにかく近現代美術の作品があますところなく終結された、滅多にお目にかかれないすばらしい展覧会でした。軽く2時間はいました・・・こんなじっくり観られるなんて・・・幸せ。

その後は、ラファイエットへ。
デパートって久しぶりとわくわくしていると・・・・

いきなりやってきたピアノマン!!!
歩道でいきなり演奏です!すげー、パリ!
パリは、街頭で演奏するには許可がいるんですね。ある程度のクオリティーも必要で。
たいへんすばらしい演奏でした。曲名はわかりませんでしたが(苦笑)。
帰り際には、もういなくなっていた!はやっ。こういうハプニング、嫌いじゃないぜ!(宮田君風に言ってみる)


夕飯は、ホテル近くの中華。
実はこの店にはいろんな人を案内しているわたし。そのくらい何度も来ています。
安くておいしいんですよ〜。

なんていうか、本場の中華?なのか、パリ風の中華なのかわかりませんが、とにかくチャーハンがおいしいです。
手前から、海老の水餃子(スープ入り)、チャーハン、鶏肉のカシューナッツ炒め。それとジャスミンティー。
どれもおいしいんですけれどね〜。
これ・・・現地の人はひとりで食べちゃいます。小食なわれわれ(一般女子としては大食いの類)にはこのくらいで・・・いえ・・デザートのおなか残してありましたがね!
ベニエというバナナの揚げ物を食べましたよ〜。あつあつでおいしかった!



ここで、簡単ながら、フランス語講座。これさえ知っていれば、とりあえずの旅行は大丈夫!
まずは、
ボンジュール! 
おはよう、こんにちは(いい日ですね、の意味なので、どちらにも使えます)
日暮れまでは使える挨拶。ホテルやお店にはいるときに!
ちなみに夜は、「ボンソワール」(いい夜ですね)になります。
発音は基本はボンにアクセントです。リヨンあたりへ行くと、ジュールのほうにアクセントがきます。
「ボンジュー」、「ボンソワー」のように聞こえると思います。


メルシー または メルシーボクゥ
ありがとう、どうもありがとう
ホテルで鍵をもらうとき、お店でおつりをもらうときなど、とにかく御礼を言いまくりましょう。
メルシーと言われたら、「ジュヴザンプリ」(どういたしまして)と返しますが、商品買っておいて、どういたしまして、も変じゃない?とわたしはときどき思ってしまう。
そんなことを考えてるあなたには、「メルシー」もしくは「メルシーアヴ」(あなたにもありがとう)で返しても大丈夫です。
「ヴvous」 であなた、の意味です。


それから、
シルヴプレ
お願いします(英語でいうプリーズ)
アンキャフェシルブプレ、とか、何か買い物するときなどにものにシルヴプレをつけるとたいへん丁寧になります。
これがあるとないとでは、だいぶ違います。ちなみに、カフェはコーヒー(エスプレッソ)、キャフェと発音されることも多いです。
大きく口を開けるといいですよ。それから、カフェオレはカフェオレでも通じますが、カフェクレームとも言います。
レは巻き舌になるので喉を鳴らすようにして、頑張って発音しましょう。プチとグランと大きさを聞かれることもあります。
当然ながら、大きいほうが高いです。



オルヴォヮール
さようなら
片仮名表記に限界が!オルヴォワッって感じです。
ホテルをでるときやお店をでるときなどに。


ウィ/ノン
はい/いいえ
ちなみに、例えば、「カフェ?」ときかれて、いいえ、と答える時には、「ノン、メルシー」と言うとたいへんよろしいかと思います。
いいえ、大丈夫、けっこうです、と丁寧に聞こえるので。わたしはついつい忘れてしまうんですが^^;ノンだけだと少しきつく聞こえます。


パルドン
すみません(英語のパードン)
地下鉄で、前のおじさん邪魔!そんなときにはこれ。
大きな声で言いましょう。ルを巻き舌にするといいです。
アクセントはパです。思っている以上にみんな大きな声でいいますから、すぐにマネできると思います。
あと、ひとにぶつかったときにもよく使います。



エクスキューゼモワ
すみません(英語のエクスキューズミー)
道を尋ねたり、係のひとに聞きたい時などに。
かわりにボンジュールと言っても構いませんよ。
どちらもよく使います。



お店にはいったら、元気よく「ボンジュール!」と言いましょう。
とくに欲しいものがなかったら、「メルシー!オルヴォヮッ」と言って帰りましょう。
ちらっとお店の人と目を合わせると言いやすいです。
あちらも大抵はにこにこと「またねー」とかいろいろ返してくれますよ。
買い物するときは気持ちよく買い物したいですし、あちらにも不快な思いもってもらいたくないですからね〜。
あちらはウィンドーにだけ飾られてるものもありますので、そのときは、ウィンドーのあれがほしいの、と指差せばいいと思います。
なぜ店に来たのに、腕組んでるし、接客は適当だし、なんかえらそう、と日本の皆さんは思うことでしょう・・・わたしも最初はそう思っていましたが・・・慣れました。
「人対人」なんだ、と思うとあまり腹も立ちません。なんていうか、ものすごいマイペースなひとたちです、ある意味で。
そのかわり、これじゃない色のと迷ってるのよね、どっちがいいかな。あなたどう思う?とか聞くと、意気揚々と答えてくれたりします。
わたしはあなた赤が似合うと思う、とか、率直に割と言ってくれますよ。そういうところ、嫌いじゃないです。

これがまずはフランス語ファーストステップですかね。
まあ、数日の旅行であれば、あとは片言英語で。できれば数字を100くらいまで覚えておくともっと楽ですが・・・数字は耳で聞いて覚えるしかないですし、80の場合、キャトルヴァンと4×20というわけのわからない表記になるので、結構聞きとりもたいへんです。
ちなみに、90はキャトルヴァンディス、4×20+10です。フランス人・・・絶対数学できないだろ・・・w


そんなわけで、明日はクリュニーとプティ・パレとポンピドゥー!一日美術館デーだ!

続きはまた!