XenDesktop HDX 3D Pro.とvGPU関連サイトをまとめてみた
最近、XenDesktop HDX 3D Pro.とvGPU関連の問合せが多かったため、役に立ちそうな関連サイトをまとめてみました。
例によってC社の日本語サイトはあまり役に立たないので、頑張って英語サイトで情報収集していただくのが近道です。
・XenDesktop HDX 3D Pro.関連サイト(英語)
http://www.citrix.com/products/xendesktop/features/high-def-experience/hdx-3d-pro.html
https://www.citrix.com/go/private/vgpu.html
海外事例、セットアップガイド、関連情報等まとまっています。
・XenDesktop HDX 3D Pro.関連サイト(日本語)
http://www.citrix.co.jp/products/xendesktop/features/high-def-experience/hdx-3d-pro.html
・XenDesktop vGPU関連blog(英語)
http://blogs.citrix.com/tag/vgpu/
・NVIDIA GRID vGPUサイト(日本語)
http://www.nvidia.co.jp/object/xendesktop-vgpu-jp.html
・XenSesrver Hardware Compatibility List(英語)
http://hcl.xensource.com/
GPU Pass-through Devices、Virtual GPU Devicesでチェック。
・NVIDIA GRID CERTIFICATIONS(NVIDIA GRID対応アプリケーション対応リスト)
http://www.nvidia.com/content/cloud-computing/pdf/GRID_Certifications.pdf
・GRID CERTIFIED SERVERS(NVIDIA GRID対応サーバー一覧)
http://www.nvidia.com/object/enterprise-virtualization-where-to-buy.html
・XenDesktop Master Class July 2014 - HDX 3D Pro with NVIDIA GRID
https://www.youtube.com/watch?v=bnOguVK--CI&feature=youtu.be
http://www.slideshare.net/LeeBushen/citrix-xendesktop-master-class-july-2014
全体で2時間程あり、聴講はしていないのですが、HDX 3D Pro.関連Webinarです。
SlidwShareで.pptxスライドのダウンロードが可能で、48P以降にTipsやデモに利用できそうな
フリーのコンテンツの情報が掲載されています。
・NVIDIA GRIDの無償デモ環境。
XenDesktop環境というわけではなく、Windowsアプリのインストールは必要ですが、利用イメージを伝えるという意味では、中に入っているアプリケーション含めてデモに使えます。
噂によるとこちらのデモ環境はAWS上で、パススルーモードで動作しているようです。
http://test-drive-grid.com/pqr/
・個人的におすすめのHDX 3D Pro.関連のYouTubeコンテンツ
- PQRnl
https://www.youtube.com/user/PQRnl
- Poppelgaard . c o m
https://www.youtube.com/channel/UCkO9VOf9oCftQd3iWnQcYtA
- Alexander Ervik Johnsen
XenAppで利用するSQLのライセンスについて
XenAppの基本コンポーネントに、設定情報などを管理するデータベースとしてデータストアというものがあります。
【参考】Citrix XenAppの概要
http://enterprisezine.jp/article/detail/1436
XenAppサーバーはデータストアと通信ができなくなっても、ローカルホストキャッシュ(データストアのコピー)を利用することができるため、小規模な構成ですと、お金をかけずにAccess、SQL Expressを利用するというケースが実は多いです。
そんな状況ではあるのですが、XenApp構成の中でデータストアは本来常に稼動しているべきものですので、商用版SQLの利用をおすすめするわけですが、そこでよくきかれるのがSQLのライセンスの購入方法です。
XenAppの環境でのSQL Server における必要なライセンスは、XenAppに接続するユーザー数、もしくはSQL Server のCPUの数に基づいて購入する必要があります。
どちらのライセンスモデルを選択頂くかは、お客様の環境に合わせて購入頂く形となりますが、ある程度のユーザー数ですとCPUライセンスで購入していただくほうが安くなるケースが多いです
ちなみに、SQLだけでなくOracle、DB2でも利用できるのですが、Citrixではいろいろな製品でデータベースを利用し、それぞれ微妙に要件が変わるため、導入の際には注意が必要です。
ご存知のとおりCitrixとMSは仲良しですので、SQLを利用するのが個人的には無難だと思っています。
【参考情報】Citrix Presentation Serverで推奨されるSQL Server 2000のライセンス
http://support.citrix.com/article/CTX108415
【参考情報】Citrix製品でサポートされるデータベース
http://support.citrix.com/article/CTX114655
XenAppサーバーの仮想化について
以前から話が無かったわけではないのですが、XenDesktopの全エディションでXenServer Enterprise Editionが、XenDesktop Enterprise Edition以上でXenAppが利用できるようになったこともあり、XenAppサーバーも仮想化させたいとのご相談が徐々に増えてきています。
CitrixイコールXenServerなのですが、VMwareやHyper-Vを利用して仮想化を検討されるケースも多いかと思います。
今回は、最近チェックしたXenAppサーバー仮想化、サイジング情報をまとめてみましたので、XenDesktopの機能とエディション情報とあわせて参考にしていただればと思います。
・XenServer 4.1.0 Enterprise EditionによるXenAppパフォーマンスの最適化http://www.citrix.co.jp/products/pdf/Xenapp_on_XenServer_WP_Final_May08_JP_0701.pdf
・Citrix XenAppをHP ProLiantサーバー上のXenServerに配備するためのベストプラクティス
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/whitepaper/wp133_1011/
・Microsoft® Windows Server 2008 R2 Citrix XenAppにおけるHyper-V性能検証ホワイトペーパー
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/ps/solution/windows/whitepaper.html
・Citrix XenApp on VMware Best Practices【英語】
http://blogs.vmware.com/apps/2011/03/citrix-xenapp-on-vmware-best-practices.html
【参考】XenDesktopの機能とエディション
http://support.citrix.com/proddocs/topic/xendesktop-rho/cds-overview-editions-wrapper-rho.html2.XenDesktopの全エディションが含まれます。 XenDesktop VDI、Enterprise、およびPlatinumは、XenServer, Enterprise Editionも含んでいます。
4.XenServerをXenDesktopの一部として購入した場合、(Controller、ライセンスサーバーやWebサーバー、およびXenAppサーバーなど)XenDesktopライセンスで含まれるホストするデスクトップおよびCitrix提供のコンポーネントの管理にのみ使用できます。 XenDesktopに含まれるXenServerを使って、ほかのサーバーの負荷やXenDesktopとは別に購入されたXenAppに使用されるサーバーをホストすることはできません。 これらの制限はまた、XenServerに含まれるProvisioning Servicesにも適用されます。Provisioning Servicesは、デスクトップまたはXenAppを含むCitrix提供のXenDesktopインフラストラクチャの一部であるサーバーの負荷に対して使用できますが、ほかのサーバーの負荷には使用できません。
XenApp、XenDesktop上でのIBM製品のサポートについて
最近、XenApp上でLotus Notesを利用したいとの相談が何件が続いたため、
Lotus Notesを中心に、Personal Communications(通称PCOMM)含めて関連情報をまとめてみました。
なお、XeeAppの最新版であるXenApp 6(R2版)上でのサポートに関する情報は
見つけることができませんでしたので、悪しからずご了承ください。
■Lotus関連
・Knowledge Collection: Lotus 製品の Citrix サポートについて
https://www-304.ibm.com/support/docview.wss?rs=608&uid=swg21465697
・IBM Lotus Notes【英語資料】
http://www.citrix.com/ready/partners/international-business-machines/products/ibm-lotus-notes
Citrix Ready掲載情報
・(参考)Citrix XenApp (Presentation Server) 上に Lotus Notes 8.0.x および 8.5 をインストールするためのステップ
https://www-304.ibm.com/support/docview.wss?q1=citrix&rs=607&uid=swg21462990&context=SWD00&cs=utf-8&lang=ja&loc=ja_JP
・IBM Lotus Notes 8.0.2 on XenApp 4.5: A Scalability Analysis【英語資料】
http://support.citrix.com/article/CTX120246
■Personal Communications関連
・Personal Communications(PCOMM) - OS対応一覧表
http://www-06.ibm.com/software/jp/network/pcomm/version.html#
V5.9、V6.0でのサポート情報
・Personal Communications V5.7, V5.8, V5.9 でサポートされるOSとプラットフォームの一覧 (HostInteg-06-006)
http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages1.nsf/page/default-000AFD88
V5.7、V5.8、V5.9でのサポート情報
中小規模企業向けのXenApp Citrix XenApp Fundamentalsについて
最近、Citrix XenApp Fundamentalsのお問い合わせをいろいろなお客様から受けるようになったため、提案する際の営業的なポイント、注意点ををまとめてみました。
なお、製品についてより詳しく知りたい方は、【参考資料】で関連する情報を載せていますのでご確認下さい。
1. Fundamentals Editionは、中小規模の企業向けに設計されたXenApp
国内では勘定奉行等のソフトウェアバンドルでの販売が多い。
2. インストール及び設定はXenAppと比較すると容易
インストールとインストール後の基本的な設定もウィザード形式で簡単にできるようになっている。
3. ライセンスはユーザー単位で、最大75ユーザーまでサポート
XenAppはccu課金、XenDesktopはユーザー/デバイス/ccu課金
4. 購入単位は5ユーザー単位(5、10、15、20、25・・・)
・XenApp、XenDesktopは5ライセンス以上での購入が可能。
・RDS CAL(旧TS CAL)付のライセンスも提供、RDS CAL付、無しの選択が可能
5. SAのリインステイトメント、リカバリが不可
Citirx製品はSubscription Advantage(略して「SA」)と呼ばれるものが、ライセンス発行日から1年間有効になり、期間中に後継のバージョンがリリースされた場合に、ライセンスを無料で入手できることが可能です。
2年目以降のSA更新は任意ですが、FundamentalsではSAが失効してしまうと更新することができません。
【参考】Citrix Subscription Advantageについて
http://www.citrix.co.jp/sa/samri/mfxp.html
6. FundamentalsからXenAppへのライセンスのアップグレード
・ライセンスのアップグレードパスは存在するが、SAが有効である必要がある。
・上書きアップグレードは不可。
7. 対応OSはWindows Server 2008、Windows Server 2008 R2
・XenApp5は2003/2008、XenApp6は2008 R2
・Fundamentals 3.0 for Windows Server 2008のEOL(製品終了)はXenApp5と同じ2013年3月31日
http://www.citrix.co.jp/products/lifesupport/matrix.html
MetaFrame時代から定評のあるICAプロトコルでの画面転送によるアプリケーション配信機能が利用できますが、上記の特徴と注意点をふまえて、今後の拡張や利用方法を確認の上、お客様へ提案する必要があります。
現在、XenDesktop Enterprise Edition以上ではXenAppの利用が可能ですので、今後のVDI採用の可能性を考えると、多少高くはなりますが個人的にはXenDesktopでの購入をおすすめします。
【参考資料】
・Citrix XenApp Fundamentals
http://www.citrix.co.jp/products/xenapp/fundamentals/index.html
・XenAppの詳細(エディション別の機能比較)
http://www.citrix.co.jp/products/xenapp/howitworks_features.html
・Citrix XenApp 6 Fundamentals Edition (for Windows Server 2008 R2) 製品カタログ
・Citrix XenApp 6 Fundamentals Edition インストール準備 Step by Stepガイド
http://www.citrix.co.jp/cgibin/document.cgi
・管理者ガイド - Citrix XenApp 6 Fundamentals Edition for Windows Server 2008 R2
http://support.citrix.com/article/CTX126577