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マクロレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

去年の秋、オリンパスからマイクロフォーサーズの大変素晴らしいという噂のマクロレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroが発売され、僕は待ってましたとばかりに買いに行きました。
オリンパスといえばマクロレンズです。
にもかかわらずマイクロフォーサーズ規格のマクロレンズというのがオリンパスには無かったのです。
しかも焦点距離60mm(35mmで120mm)という等倍(35mmでは2倍)のマクロレンズで、さらに防塵・防滴でしたので、嬉しかった。
マクロレンズで防塵・防滴は必項ですよね。
というぐいあいに期待に胸を膨らませてほぼ四ヶ月たちましたが一枚もまともな写真が撮れてません。
昆虫や花のマクロ写真というのはあまりというかほとんど興味が無くて、雪の結晶や水滴が水面に落ちた瞬間、懐中時計の裏の蓋を外して動いている様をマクロレンズで動画を撮りたいと思っていたのですが、全て挫折です。
今年の1月、東京で大雪降った時に、やったね!と思って雪の結晶を撮ろうとマクロレンズ持ち出してかなり頑張ったんですが、まったく撮れませんでした。
まず、寒かった。しゃがんでも立っても寒いしレンズフィルターに雪がくっ付きます。
次に雪の粒を拾うことが出来なかった。雪の粒はスプーンですくってもすぐに溶けた。雪の結晶はバックを考えないと全くピントが合わない。
マクロ撮影はマニュアルフォーカスがベストだということを理解しました。
また、ガラスの板に降って来た雪をキャッチして撮影するとイイヨ。カメラは顕微鏡のようにセッティングしておいて、雪をレンズまで持って行くのだ、というアドバイスをもらいました。
雪の結晶を写真で収めている方々を尊敬します。
水面に落ちる水滴なんて何度シャッター切っても無理。OM-Dのシャッタースピードは1/4000という高速シャッターが切れるのですが、1/4000というシャッター、いや、1/2000、1/1000でもいいのですが、めちゃくちゃライト当てないとシャッター切れないのです。
水滴の写真は水滴用のミニスタジオつくらないと困難だねという結論に達しました。
水滴の落ちる様を写真で綺麗に撮っている方々は素晴らしいと思います。
懐中時計の裏蓋を外して小さなギヤが動いている様を永遠と動画で撮るということは、機械式の懐中時計を持っていないという根本的な壁にぶち当たっています。
オクで安い機械式の懐中時計を落とすかと考えています。
これまでただ単にシャッター切ってただけであとは全てカメラ任せだったんですが、早くも「出来ない・・・」という感じになっています。
写真は下準備が途方もなく大変ということで、シャッター切るのはほんの一瞬ですが、結果は落胆ばかりというのはまるで自分の縮図のようだ。
今年はもう雪は無理ですが、水滴と懐中時計は頑張ります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroの詳細

フィルター径は簿妙な46mmです。KenkoのZETA保護フィルターは49mmからですので世界最高峰というZETAフィルターは使えません。


このスケールですが被写体との距離で倍率を表示します。
センサー面からの最短撮影距離が19cmの時に等倍となります。
レンズ長が82mmなので110mmまで寄らないと等倍にはなりません。
このスケールを見て大体今何倍の倍率かわかるということで、ファインダーを覗くことが難しいマクロ撮影では便利ですね。

で、これはフォーカスリミットスイッチで、フォーカシングを行う範囲を制限することが出来ます。
素早いフォーカシングが可能だということです。

Kenko ZETAプロテクターが49mmからということでMarumiのプロテクターです。
Marumiのプロテクターってあまり締めこむと外れなくなるので注意です。


で、レンズフードですが、便利なスライド式です。
Olympusのレンズフードは高すぎるという印象がありましたが、このスライド式のレンズフードは他の互換フードがないのでまあいいかと思えるフードです。




被写界深度

F2.8

F5.6

F11

F22

ブレも大敵です。
やはり三脚は大きいの必要なのかもしれないです。