昨日の午後にはとある写真家ととある編集者のトークショーを聞きに都内某所のギャラリーに行きました。編集者の方が、ポートフォリオを見るときには被写界深度をどう扱っているかを見るとその作家/作品の考えがある程度わかる、深度が浅ければどこを見て欲しいかという主張を伝えて来るし、深ければ見るものに委ねている、ということをおっしゃっていた。こうおっしゃった編集者の対談相手の写真家の撮る写真は概ね被写界深度が深い。このポートフォリオの話を聞いた写真家は、レンジファインダーカメラのファインダーは(TTLではないから)深度が深い、一眼レフカメラのファインダーは(大抵は撮るとき以外は開放を見ているので)深度が浅い…