革命のベネズエラ紀行

革命のベネズエラ紀行革命のベネズエラ紀行
新藤 通弘

新日本出版社 2006-05
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ベネズエラの現状に興味があったので借りた。
チャベスは、莫大なオイルマネーをバックに新自由主義経済ではない経済体系を作ろうとしている。ベネズエラ社会主義市場経済を目指すことにしているようだ。この本はチャベス寄りに書かれているので、非常にこのような改革に好意的である。
日本だとベネズエラについて報じられるのはもっぱら外交政策についてであり、反米について報じられることが多い。内政部分でどのような政策を採っているのかなかなか見えにくい部分があったが、その部分が非常にわかりやすく書かれていて良かった。ただ、日本共産党もこの本には一枚かんでいるようなので、そこは知っておいてから読むべきだと思う。
今度は反チャベス本を読みたい。