先日、ちょっと思うところがあり今月の電撃文庫新刊をbk1宅配便で注文。で、今日到着。
とりあえず詳細は省きますが、注文してから三時間後に発送完了させたbk1迅速な仕事を台無しにした某大手宅配業者東京第一物流システム支店は猛省が必要だと思います地獄へ落ちろ。        


んー、事故率はメール便より低いのは確かなんですが、宅配便を使う時はレスポンスタイムの悪さを計算に入れないといけませんね。ちとこの辺りは上手く調節せねば。

■今週のジャンプ
・『武装錬金
円山ァァッ!ソコに正座だああぁぁッッ!!
先週あれほど“あと2発”だと言っただろうがああぁぁッッッ!!!


もうこうなったら、来週は手のひらサイズにまで小さくなった斗貴子さんがエイリアン・ベビーの如く円山のハラワタをブチ抜いて登場するくらいの演出がないと私の気が収まりません。(少年誌では絶対不可能な演出です)


…と、半ば本気の戯言はさて置き、今週はカズキ&剛太のコンビネーションが光る話でした。*1こうやってみると、カズキが“直線的なキャラ”として描かれているのとは逆に剛太が“曲線的なキャラ”として描かれているという事が良く解ります。どーでもいー事ですが、剛太の武装錬金は何度見てもモーターギアそっくりだよなぁ。や、チャクラムを武装錬金的にデザインしたらあーいう風になるのは必然だとは思いますが。



■今週のヤングマガジン
・『空手小公子小日向海流』
どうした葉山!それでも武闘派ツインテール娘をゲットした男か!
はっ、そうだった!守山さんもっと殺っちゃて下さい!



■今週のスピリッツ
・『オメガトライブ
何処のスプラッターホラーコメディーですか。

*1:自分の武装の特性をベラベラ喋り捲る敵も間抜けすぎという気もしましたが

「オイレン・シュピーゲル 三匹のタンタン・タカタカ・タンタンタン」

・著者:冲方丁
・「ザ・スニーカー 12月号」収録

悪趣味極まりない世界でサイボーグ人外炉利な少女達がタンタン・タカタカ・タンタンタン♪と軽快なリズムを刻みながら出て来る獲物(人間)を片っ端に殴殺・射殺・惨殺しまくるお話。それ以上でもそれ以下でもありません。


素晴らしいですね?


島田フミカネ氏のイラストもえちぃカッコよくてグッジョブ。
えー、もう個人的には短編ながらも満足できる作品でした。


ただ、角川スニーカーの読者層に受け入れられるかどうかは微妙なラインではないでしょうか。主人公の少女達がへビースモーカーで娼婦でゲロ吐きで究極的ニヒリストというのは、なんとなく角スニ的ラインのターミネーションをぶっちぎっている気が。や、私は好きですヨ?

「刻印の魔導師」

・著者:長谷敏司
・「ザ・スニーカー 12月号」収録

罪人の烙印を押され闘争を宿命付けられた幼き魔術師(Job.小学生)と彼女を監視監督する為の役割を与えられた神罰の代行者<地獄人>(Job.ダメ小学校教師)の二人が殺し合いで殺し愛いなお話……っぽいです。


“っぽい”というのもこの短編「小説の冒頭だけを掲載して作品に合ったイラストレーターを募集する」という素人イラストレーターデビュー企画連結作品で、今月号では全文が掲載されていません。


まあ、それでも主人公とヒロインのディティールだけで当方の心に直撃しているわけですが。また、それを長谷敏司氏が書かれているのですからたまりません。*1オール掲載される2月号が今から楽しみです。


ちなみに、個人的には近衛乙嗣さんやCHOCO*2の様な極上のゴスロリ少女を描かれるイラストレーターさんを希望。超希望。

*1:今回掲載分だけでも随所に長谷節がちらほらと。ただ、繋ぎ方はフリーダより粗めだったかな?

*2:既刊の長谷敏司作品イラストを手掛けた方