Pebbleの日本語言語パックを作ってみた・その9
長らく自分の中では懸案だった、M+ bitmap fontを小さいフォントに使うことができるようになりました。その方法を使って全てのフォントをビットマップフォントを使用した構成にする事が出来ました。新しい日本語言語パックを作成しました。
全て歴史あるフリーのビットマップフォントによる新しい日本語言語パックakt07が出来ました。表示翻訳をFw3.14に合わせた最新版です。そちらをご利用ください。
http://d.hatena.ne.jp/aoshimak/20160728
akt06 日本語言語パック
akt06 Japanese Language pack は、Pebbleスマートウォッチ用日本語言語パックです。Pebbleを日本語化するためのファイルです。
4サイズ8ウェイトの全てに、約7000文字が格納されています。
以下の4つのフォントを使用しています。
- M+ bitmap font (New!)
- 東雲フォント (New!)
- ayufont 18 (New!)
- ayufont 20 (New!)
特徴
- 全てのフォントをpublic domainのビットマップフォントを原料に使用することで、ギザギザが目立たない美しい日本語表示を実現
- それぞれのフォントは12,14,18,20dotの4段階の大きさに調整。
- 24dot, 28dotフォント部分は可読性をあげるために太字化
- 全フォントのベースラインをアルファベットの文字に合わせ最適化。
- フォント内の格納可能な文字を全て詰め込んであります。(各サイズ約7000文字弱)
- メニューを日本語化した物と、メニューを翻訳しないもの(nomes版)を同梱しました。メニューや機能表示は元の英語のままが良い方は、nomes版をお使い下さい。
- メニュー翻訳はPebbleTime用Fw3.12.1を元に製作しました。
- nomes版は、原理上はFw2.9時代のモノクロモデルをはじめ、どの機種でもお使いいただけます。(Pebble初代v2.9上で動作確認済)
ライセンス
全てpublic domainフォントを使用しております。
以下の条件を満たす場合にのみ、自由に再配布する事を認めます。
- ファイルを全て含むこと。
- 内容の改変、zipアーカイブの改変を行わないこと。
- 無償である事
尚、本日本語言語パックを使用した事による問題や、それにより損害が生じた場合、損害に対する保証は出来かねますので、あらかじめご了承ください。
謝意
- wh.toの人(http://wh.to/pebble/index_jp.html)
- Mr. "xndcn" @ Pebble forum
- M+フォントプロジェクト
- /efont/プロジェクト
- X-TTプロジェクト
ダウンロード先
zipアーカイブは以下からダウンロードできます。
いつものYahoo!Boxです。
http://yahoo.jp/box/FutPI7
(akt07公開に伴い、公開を終了しました。)
注意
- 一部のスマートフォンなどでは、Yahoo!Boxからのダウンロード時にファイル名が変わる場合がございます。その場合はファイル名を「akt06.zip」に変更の上、zipを解凍するソフトを使用して言語パックを取り出してください。
- 言語パックはサイズが1.2MB程になります。恐らくサイズによる問題は起きないとは思いますが、詳細は不明です。アプリを沢山入れている方で、障害が起きた場合はご連絡下さい。
- また、日本語言語パック導入をめぐるトラブルの多くは、FactoryResetによって解決できます。適用の際に慎重を期す場合、個人的な経験からFactoryReset(初期化)→Bluetoothリンク確立→言語設定英語での母艦への登録完了→再起動を行ってからの導入をお願いします。この手順を踏みますと、後のアップグレード時にも影響を受けずに日本語言語パックの更新をせずに使い続けられる場合が見受けられましたので、お勧めします。
- 特に言語パックをインストールしようとした際に1%になるのがやたらと遅い場合は、まずファクトリーリセットから始める事をお勧めします。