文化庁メディア芸術祭@国立新美術館

今日まで開催されている「文化庁メディア芸術祭」のために国立新美術館へ。15時くらいに着いたのですが、展示室内はかなりの混雑で歩くのにも困難な状態でした…。アート部門やエンターテインメント部門には面白そうな展示がたくさんあったのですが、並ばないと見られない状態だったので断念。唯一人が少なかったマンガ部門だけ見てきました。「ヒストリエ岩明均)」、「孤高の人坂本眞一)」、「ぼくらの(鬼頭莫宏)」、「うちの妻ってどうでしょう?福満しげゆき)」の原画とかネームとかを見られたのは良かったです。それぞれの展示スペースに直筆で絵が描いてあったのも実物!って感じで良かったです。ものすごく描き込まれた原稿とか見ているとその絵の圧力に圧倒されます。山本直樹の「RED」はデジタルで作成されているらしく、下絵から色塗りまでが動画で展示されていて面白い展示方法だと思いました。デジタルだと作業をヒストリとして持っていれば、描く作業が再現可能なわけで真っ白な紙から完成形までを展示する展覧会とかもできそう。


国立新美術館の外観。波打っていて総ガラス張りで格好いい。

写真歴史博物館


博物館からの帰り道の途中に東京ミッドタウンを初めて通ったのですが、FUJIFILM SQUAREという看板を発見したので入ってみました。写真展のスペースと写真歴史博物館があります(一部富士フイルムのでカメラの展示スペースも)。
写真歴史博物館は、写真の始まりからの資料と現在までに発売された富士フイルムの主要なカメラが展示されていました。ディスク型のフィルムや懐かしのAPSなどの珍しい?カメラもあります。写るんですの初期型から最新版まで展示されているのを見て、写るんですはフィルム付カメラだからカメラカテゴリなんだなと納得したり。初期の頃のFinePixも展示されていて、ポルシェデザインの縦型あったよなあと思ったり。最近面白いデザインのカメラってなくなっちゃいましたよね。(私の初デジカメのDS7はなかったです…)
富士フイルムのカメラを昔使っていた人は、行ってみると懐かしい気持ちになれるかも。