深大寺だるま市

昨年買っただるまを納めに行くという友達につきあって深大寺だるま市に行ってきました。京王線新宿駅から調布駅、駅からバスで深大寺へ。だるま市が開催されているので臨時バスが出ていたためほぼ待ちなしでバスに乗れてラッキーでした。深大寺の正門前にバスが到着したのですが、凄い人出で屋台が出ている参道はかなり狭く自由に歩ける感じではなく人の流れに身を任せて進んで行くことになります。深大寺境内に入ってまずはお参り。その後境内に出ているだるま屋台をみて歩くことに。売っていただるまは高崎だるまが多く、東京だるまはあまりない感じでした。

傷防止のためなのか大きいだるまが紙で目隠しをされているのが面白かったです。子供の頃に行った地元のだるま市で目隠ししただるまを見た記憶がなかったので、ちょっと違和感がありました。

境内も凄い人でまるで押しくらまんじゅう状態でした。ちょうど14時になって「お練り行列」が始まるとさらに人が多くなってきます。木遣り衆を先頭にきらびやかな衣装に身を包んだ僧侶が行列を作って正門から入ってくる様子は不思議な光景でした。

行列を見た後、私もだるまを買って目入れをしてもらうことにしました。高崎だるまは子供の頃から地元で買っているので、東京だるまを購入。手のひらにのる小さいものです。購入後、目入れの行列に並んでいると後ろに並んでいた女性の方に話しかけられました*1。その方はお嫁に来て以来37年間毎年だるま市に来ているそうです。地元のまつりとして根付いているんだなあと感じました。順番になりだるまに目を入れてもらいました。深大寺のだるまの目は丸い目ではなくて梵字の「阿(あ)」と「吽(うん)」を書く独特のものなのです。普通の丸い目玉を入れるよりも御利益がありそうな気がします。

お参りの後は深大寺に来たのだから蕎麦でしょうというわけで、深大寺蕎麦を食べることに。「玉㐂」という蕎麦屋で『なめこそば』をいただきました。外にずっといたので暖かい蕎麦が体に染みます…。

蕎麦を食べて調布駅に戻ることにしました。バス乗り場は結構な数の人が並んでいたので一度に乗り切れるのか心配でしたが、始発なので全然問題なく乗ることができました。

臨時バスはだるまのヘッドマークがついていて、電光行き先系自慢にもだるまの絵が表示されているスペシャルな仕様となっていました。ちょっと得した気分!

駅に戻った後、近くにある「ぬくもりステーション」に寄りました。調布市の観光案内所です。入り口前には鬼太郎がいます。ちゃんちゃんこを着て一緒に記念撮影もできるようです。

調布市名誉市民の水木しげる先生の展示コーナーやグッズ販売コーナーもあります。『ゲゲゲの女房』で使われていた小道具を使った水木先生の仕事部屋も再現されていました。

とうぜんFC東京コーナーもありました。寄せ書きに書かれた子供のメッセージがほほえましかったです。

駅までの帰り道、友人が調べてきたという評判の良い大判焼きの店「あずきや 安堂」に寄ってみることに。その店のある天神通りが鬼太郎商店街となっていて、鬼太郎・ネズミ男猫娘と一反木綿の像が設置されていました。


魚系居酒屋の前に猫娘の像があるって狙っているのかな?


期待の大判焼きは焼き上がりのタイミングなのか熱々ではなくて、いまいちな感じ。中に入っていたあんこは美味しかったので、熱々だったら評価変わるかもしれません。

だるまを購入したので、願いが叶って来年無事だるま納めに行けるようにしたいですね。

*1:またまた話しかけられスキルが発動です(笑)