ピンチヒッター『たこめし』

本来は秋刀魚が食卓に上っているハズだった。ところが買い物に出かけようとして乗ったメガーヌに重大なトラブルが…

 何度も見送った秋刀魚がいよいよ食べられる♪とスーパーに向かおうとしたボクは、クルマが走り出して間もなく異音に気がついた。ハンドリングもなんかヘン…
空地に停めてソトに出ると
「きゃーっ!パンクぅ〜」
幸い自宅からそう遠くなかったのでそっと戻りスペアタイヤと交換するコトにした。右の前輪は以前からちょっとアヤシゲだったのだが、やっぱりね〜だったのだ。
アセアセ交換作業は15分もかからずに終わり
「ムム、初めてにしては手際がいいじゃん♪」
自画自賛歓喜に浸りながらスターターボタンを押す。
「ん?」
セルが回らないのね〜って、今回はスグに判ってしまったのだ原因が。
バッテリーが死んじゃいました…ってコトで。
もう夕方だし、出先でもないのでルノー・アシスタンスコールするのもメンドーだし…と買い物はアッサリ放棄したのよ。
黄色帽子のオトモダチに電話すると「明日はちょうど休日なので出張サービスしちゃうもんね」とチカラ強いお言葉を頂戴する。
ヤレヤレなのだ…
   ■ □ ■ □ ■
「タコ買っといてよかった」冷凍庫探索で出てきたメキシコ野郎に感謝しつつ、偶然にも買い置きしてあった油揚げやコンニャク、タケノコを刻んで“たこめし”を作るコトにした。
ジブンで作ったのは久し振りだが、思わぬ伏兵の一振りは秋刀魚を喰い逃がした悔しさを忘れさせてくれる特大ホームランだったのね〜♪

(72)アントニオ猪木特製カレー『闘魂注入』



レトルトパウチとともに箱に入っている猪木氏のポエムカードだ。
「馬鹿になれ」と噴き出してしまいそーなイントロだが、ご本人はいたって本気でマジメなのだ。



 外箱のデザインも食品のワクを飛び越え、知らないヒトがみればプロレスのDVDだと思うに違いない。それくらいこの方は強い思い入れを何にでもぶつけてくる熱血漢なのだ。
死刑執行に関する朝日新聞の論調を批判したりと、60代も半ばに達する年齢からは想像もできないエネルギーを発する人物がプロデュースするカレーとはどんな味なのだろうか。
 フツーならこのテのキワモノ的食品には興味もわかないボクだが、コチラの御方のご厚意で手にするコトができた。
ルウは辛口ではあるものの王道テキ旨さを持ち、ボンカレーベンチマークにして作られたコトは間違いなさそうだ。しっかりと肉塊が確保されているのは好感が持てるし、見た目のインパクトより実質は欧風カレーの本流を踏襲しており、プロレスファンならずとも一度は口にしてみたいレトルトカレーなのである。


詳細は梅成亭弟子丸さんのブログでご覧ください
http://binarydecimal.weblogs.jp/blog/2008/09/post-9990.html



蒼い月

2008.09.25. 05:36 @Fujinomiya-City