玉ねぎヌキでもムリヤリ『肉じゃが』  

およそ玉ねぎの入っていない肉じゃがなど想像もつかないのではあるが、ナイものはナイのであって仕方がない。

うっかり玉ねぎを切らしていた。そういえば先日酢豚を作った時に全部使って、その後買い物に行ってもうっかり忘れていたのだ。
国産牛肩モモバラミックス切り落としパックはすき焼の時にイタダキモノの牛肉が足りないといけないと思いヨビに購入してあったモノで、冷凍して保存するくらいならナニか調理して食べてしまおうではないか…というコトで昨晩は「肉じゃが」とキメていたのよ。
やはりネギ族のもつあの独特な香りと甘みは捨てがたく、いっそセレナーデではなくメガーヌに乗って買い物に行ってしまおうかとは思ったのだが、寒いんですね〜ソトは。
やめやめ!あるもんでいーにしよ… ウ〜ム、ココはイッパツ知恵の出しドコロなのである。そうだ!安売り3本¥78で買ってきた根深があるじゃんね。ってなワケでそのまま入れるとクタクタになってワケワカンナイ状態になるので笹切りにして焼いて〜とちょっとテマかけてやったのよ。
へへ、ナカナカの出来栄えなのだ。玉ねぎとはまた違った甘みと香りで、もしかしたら隠れ家テキ居酒屋メニューなどで大活躍できる実力があるかもしれない。
焼ネギのジャキジャキした歯ごたえも堪らないにゃ〜♪


シャトー・サン・フロラン2005
ACボルドー 赤・FB
メルロー70%
カベルネ・ソーヴィニヨン30%


クリーミィでコクのある果実味がしっかりとアタックしてくる心地よさ
フルーツのコンポートに焦げた木の香り、バターのようなかぐわしさがこなれたタンニンと混ざり合い明瞭な旋律を奏でる
肉じゃがに合わせてしまったが、できればペッパーの効いたステーキなどで楽しんでみたかったワインなのである

(27)『黒千石納豆』


黒千石とは小粒の黒豆で、かつては東日本を中心に栽培されていたが通常の黒豆に比べて積算温度が高く…つまり気温と日数がより多く必要になる品種なので、次第に縮小してゆき絶滅寸前にまで減少してしまった大豆なのである。
戦後北海道にわずかに残されていた種子を元に岩手県での栽培に成功し、特色ある製品に使用されているのだという。
フツーの黒大豆に比べイソフラボンポリフェノールも多く含まれ、今年6月には北大遺伝子病制御研究所の西村教授が大豆や小豆など計七種を分析した結果「インターフェロンγ(ガンマ)」を生み出すよう促す物質が“黒千石大豆”にだけ存在すると発表し大いに注目を浴びている。
その貴重な大豆を使って完成した納豆、カラダによいに決まっているのだがお味の方も外見からは想像できないソフトさと旨みがあり納豆としての水準も高い。
パッケージにはタレのほかに「練ワサビ」も添付されていて、コレがまたジツによく合うのよ〜
大手メーカーの納豆はあまり購入しないボクだが、コイツにはついテが伸びてしまったのね。



あづま食品株式会社
http://www.adumas.co.jp/