COMITIA92拡大Special@東京ビッグサイト

asaibomb2010-05-04

毎度、開場11時ジャスト着で入場列伸びててビビッタけど20分くらいには入れたかな。カタログでチェックしたトコ駆け足で巡ってから全巡回して15時過ぎに一周、それから見落とし確認しながら回ってる内に閉場16時。イッパイ買えた。満足。以下メモ。
payapika(パヤ☆ピカ☆ホス☆ピカル→)『美睾琴』少年の睾丸を弦とする生體楽器――の話。ちょっとふくしま政美みたいな。もう1冊も金玉ネタだったけどとりあえず1冊にしてみた。こういう頭おかしい(ほめ言葉)マンガあるからたまらない。でも値札出しといてくれないと怖さ倍増だよ。もちろん確認してから買いましたが。
トマト&たら子(トマト73%→)『みんな〜トマト100%〜』。高校生日常ラブコメ。ちょっと厚め(といっても60pだけど)なので軽く目だけ通すかなと読み始めたらグイグイ引き込まれてしまった。ギャグとかもナチュラルに挿入されててテンポいい。絵はアニメーター系って感じで鉛筆の仕上げ具合も丁度いい。けいおんノリ?というか全体的に若々しさを感じる。もちろんいい意味で!
あさの(テクノブレイク→、pixivの方がいいかも→)『あさのーとVol.2』。アニメーター系の勢いある作画で70ページ超の漫画に魅せられVol.1完売してたんだけど2だけ買ってしまった。読むのに体力いるわー。しかし上のトマト73%さんもそうだけどエンピツ線できれいに見せるもんだなあ。
三星ガネ(眼鏡のみりんぼし→)『coffee cup』。喫茶店のコーヒーカップが常連女性客に想いを寄せて……という話。内容に合う丁寧な画面で好感度高い。あと女の子かわいい。どうでもいいけど原稿用紙足りなくなったつって背景画に使った余白に後書きしてたのに笑ってしまった。
竜姫(彼女が望んだ世界→)『タバコ戦争(前編)』。ヘビースモーカーの彼氏と禁煙させたい彼女の話。タバコが人間の男に擬人化(?)してしまって、彼氏がタバコ吸う姿は男同士のキスにしか見えず……とBLコメディって感じなのかなーと思ったらラストの引きがよかった。後編も読みたい。
麻兎(applejack→)『Metsa valtaa』。迷子のオオカミとウサギの話。絵本というか童話っぽくてよかった。線が細くて綿密なんだけど程よい密度でデザイン的にもまとめられてて軽やか。
つもる(しろうるり→)『村長日記』。とある村の村長が亡くなって……という話がとぼけたノリで進むなーと思ったら落語「粗忽長屋」をモトにしてるらしい。すこしふしぎ。柔らかい部分の線を点で描いて薄く見せるなど、画面を見てるだけで溜息づく。ちょっと大島弓子とか坂田靖子なんかを彷彿。
秋吉風鈴(鉛筆一本)『私達には秘密がある』。小学生姉弟。ものすごくしっかりかっちりした作り。ふる鳥弥生さん思い出す。っていうか普通にコミックスも出してるプロの方だったのか。失礼。
釣巻和田中相、柳田人徳、他(少年ベタ漫→)『少年ベタ漫』。敢えてベタをやるアンソロジーコミティアのいいトコまとめて見られる1冊。
高野雀(Chapter22→)『TheOtherTwo』。女子高生2人の日常をゆるゆる綴る、と言うとアレだが絵も内容もセリフ回しも高レベルでうなる。基本4コマで進めて最後だけ普通のマンガ形式で進める構成とストーリーにも脱帽。前回の読書会TOP投票もうなずける。
ココノツ(notch→)『notch.chips1』長編にはまとまらないメモなんかを形にしたという短編3本。アイデアがコンパクトに提示されてて読みやすい。A5サイズ44ページって版型も含めてある意味コミティアで求める本の理想形の一つかも。
朋代(ぐーぱんち→)『キャプテン乙女のためのお料理本』。料理戦隊メタパレンジャーがエビクリームコロッケを作る!と、アクションマンガのノリ。楽しいかわいい美味しそう。
スミー・スパングル(ボレ→)『ボレ』無料本。魚人とカエルとワニが同居する不思議な世界のお話。軽妙洒脱。食べ物がおいしそうなのもいい(そんなんばっか)。
上蓮(Drill'nGirl→)『EAT GIRL』昨年11月の準備号を経て完全版。またオマケでお菓子もらった。ごちそうさまでした。
くにさわなよ(多夢都夢→)『つれづれ歳時記』。毎日の出来事や食べた物なんかを実際に1日1枚ずつ綴った本。3ヶ月分(つまり90ページ超!)ずつ4冊出てたのでとりあえず春の号を買ってみた。絵も字も手描きであたたかい空気を感じる。俺がはてなハイクなんかに感じている魅力が本という形で凝縮されてるかも。逆に言うと特に文章ネタとかは今ブログなんかで読める内容だと敢えて本にする意味なんかは考えざるを得ないかもしれない。意味っつーか単に方法的な問題かもしらんが。
木村いこ(茶休憩→)『Lingerie』。ハイクといえばダイアリーも含めて好きなikoさんによる下着本。絵本作家らしい落ち着いた色合いで奇麗にまとめられてます。それでいて肉付きとか妙に生々しくていいんだよなあ(きもいこと言っててすいません)。
小鳥遊かつみ(QUEEN'S PAL)『小鳥遊洋品店2』。色んな洋服を着た女の子イラスト集。A5変形サイズ(正方形)でかわいい。
misato(かし☆ぱん→)『Jake!!!』。パヒュ本。グッズ系でかわいい。ステッカーもいっぱいあった。キャラ絵として馴染んでるようで、この方の絵を元にしてお友達がキャラ弁作ったとかお姉さんがiphoneケース作ったとかお母さんが紙粘土人形作ったとか巻末で紹介しててほのぼのする。
そんなとこかな。(追記)成松幸世(みそ煮→)今回チェック入れつつなぜか買ってなかったんだけど『ベタ漫』で見たら良かったので次は忘れないようメモ。
8月はサークル申し込む。とれるといいな。がんばるぞ。ちなみに上のはシティでもティアでも会場内でカレー買ってスペースで食べてる人いたなあ、ていう絵。こんくらいのラフさでマンガ描けるといいんだけどなー。


相対性理論presents解析II@赤坂BLITZ

7ヶ月ぶり相対性理論。ブリッツぎちぎちで前段最後方にいたらステージ殆ど見えなかった。けどライブは満足。というか対バンも発表されずじまいだったからどういう構成になるのかと思ったら、ほぼ理論フルでスペシャルゲストが鈴木慶一という充実の内容だった。
セットリスト的にも1st、2nd、3rdから万遍なく沢山やってくれて良かった。相変わらずMCはたまにぼそっと意味不明なコト呟くだけ、鈴木慶一もあまり目立たず、やくしまるえつこボーカルのMOTHER曲とあとは理論曲に参加する形で【おはようオーパーツ】でコーラス担当するとか、完全に相対性理論ワールドだった。それでいて(?)会場規模も大きいしライティング派手だったり【LOVEずっきゅん】でミラーボール回ったり大仰だなあと思った。
6月のビルボードライブ東京ってのはどんなんなんのかなー。