09, 11. 2013 雨の合間に


此の時期としては暖かな日が続いていたが、昨日は最高気温が一気に9度も下がった。此の気温が時期としては相応かも知れないが、身体が馴染まない。切り詰めた植物を詰めたゴミ袋を集荷場所に運び、震え上がった。厳しい季節が迫っていることは承知しているが、気温の低下も徐々に願いたい。天気予報では、道内各地に雪達磨のマークが登場していた。

正午前に少し空が明るくなり、雨が上がった。日用品が切れたので、雨が降らぬ内にと、昼食後買いに出かける。3年前に縫い上げた厚手の皮ジャンパーに着替え、マフラーも冬物にした。向いのお宅の車庫の壁を埋めている蔦が、佳い色になって来ていた。ナナカマド公園を南へ通り抜ける。白樺は殆ど葉を落とし、枝に残っている葉も枯れていた。南の住宅街を東へ向う。住宅街の中の畑では、長葱、白菜と、僅かな大根が残され、収束作業が済んでいた。東の沢へ向う積りでいたが、雨粒が落ちて来たので、風をひいては敵わないと北へ向う。三番通り近くの窪地の落葉松は、大分葉が落ちて寂しくなっていた。





買い物を済ませて、三番通りを西へ戻る。ツリフネソウが未だ花を付けていた。優しい姿の割合には、強かな植物。ポツポツ落ちていた雨が止んで、南西が明るくなって来た。正午のニュースで、札幌は雪だったと報じられていたのを思い出し、山並みの白い姿が見たいと、西のスーパーの裏手に廻る。上空は晴れているのに、北西の空は真黒だった。三番通りへ戻る。中央分離帯の樹々は、葉が殆ど落ちてしまった。度々見上げて来たシナノキは、僅かに宅葉を残すのみ。住宅街を南西に戻る。雪の予報が出ているのに、大分色付いた柿の実は残されていた。南の住宅街で見かけた様に、干し柿にはならないのだろうか。





昨夕日暮て、南の低い位置に三日月が見えていた。今朝は雲なく良く晴れている。明日はまた大荒れで、週明けには雪達磨のマークが並んでいる。苦手な季節が始まった。