JavaOne Tokyo Day-1

aufheben2005-11-09


http://jp.sun.com/company/events/javaone/2005/

今日も15:00までの参加。でも、Night for Java Technology 見たかったので、仕事を早めに切り上げて再度来場してきました。

JGKN100: 基調講演

たくさんの方々が登壇。
今日は具体的なプロダクトの紹介や、事例の紹介がメインだったかな?
会場が暗かったのであまりメモがとれなかった。

昨日も言われていたと思うが、
「Infomation Age から Participation Age (参加の時代) へ」
ということが盛んに言われていた。

Java Studio Enterprise 8 は UML に対応している。
リバース機能でシーケンス図まで作ってくれたのにはちょっと驚き。

ネットワーク上で Java の開発環境が手に入るようになるらしい(時期は未定)。

リコーのプリンタで Java が動いているらしい。
Blu-Lay でも Java が使われている。
GoogleAdWordsGmailJava でできているらしい。
などなど。

JBSJ102-01: SOA 開発の現実
- ビジネスと IT の本質的融合のために

by 最首英裕氏 (株式会社イーシー・ワン)

実際のプロジェクトの経験をベースにしたわかりやすい講演でした。
プロバイダとコンシューマのデータのミスマッチは、当初プロバイダ側で解決していたが、サービスの汎用化を考えると ESB のメディエーション機能を使うのが良い。
カスタマイズポイントがどこにあるか。
従来 MVC を意識した開発をしていれば、SOA 化は難しくない。
エンジニアの殻を破って、ビジネスの視点へ踏み込もう。

JBSJ102-02: システム統合基盤「ESB」の機能と統合パターン
- なぜ ESB が SOA 構築の現実解と呼ばれるのか

by 武末徹也氏 (ソニックソフトウェア株式会社)

Sonic ESB を通して、ESB というものの紹介。
ESB は SOA を実現するためのインフラ技術。
ESB は粒度の大きなサービスをつなぐ、EAI は比較的粒度が小さい(?)。
ESB はバス型、EAI はハブ&スポーク型。
上述のメディエーション機能も ESB が提供するサービス。
サービス化のパターン、アプリケーションが標準I/Fを持っていれば簡単、それ以外はアダプタを使用する。
「JBI は軽量コンテナのための仕様」って本当?

Night for Java Technology

今回初めて参加。
エキシビジョンで本当に格闘が始まってちょっと唖然。
その後は対戦形式のプログラミングコンテストとなりました。
他のみなさんも書いているように Looking Glass を使った UI が目立っていた。3D のデスクトップを Duke が動き回ったり、窓を端に縦に置いたりと、ちょっと感動した。
山浦さんの VisualClip for Java は負けちゃったけど、プレゼントかで結構実用的に使えると思う、って実は以前 S2.NET 飲み会のときに紹介してもらったものですが。
草薙さんの Duke Lottey - powered by RTSJ は JSP の記念すべき第1号 Real-Time Specification for Java を使って、JAVA の的を射抜くというもの。今朝までハードウェアとプログラムを作っていたらしい。練習では一度も成功しなかったそうだが、本番では見事射抜くことができた。おめでとうございます。
全体を見て思ったが、プログラムの完成度、おもしろさと同時に、エンターテイメントの要素が重要。