火曜日 ハウルの動く城見ました

晴れ。


撲殺天使どろくれもんちゃん
ダ●ごめんなさい、未読です。わたしの数ある駄洒落の中でも、最も苦しい部類か。


劇場版「鋼の錬金術師」のタイトルが 「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」と知る。……しゃ、シャンバラ!? ……ハガレンってそういうアニメだったのか……。不勉強を恥じる。絶対に見なければいけない。


報道ステーション見る。秋篠宮異例の発言とか。……男兄弟で仲よしこよしのほうがむしろめずらしいんじゃないの? 天皇家のひとたちだってべつに聖人君子ってわけじゃないんだからさ(^^)。それよりもコメントしていたゲストのひとにはわたしすごくムっとしました。傲慢ですよ天皇家のひとのお気持ちを勝手に想像してあそこまで言うのは。何様なのだ。まあこういうふうに嫌われてナンボのお仕事をなさってるかただとは思いますが。「テレビは死んだ」(大暮維人天上天下』の後書き)、と、わたしも少し思いはじめています。

ハウルの動く城見ました

先週の土曜日、トークライブを楽しんだあとに新宿で「ハウルの動く城」見ました。……映画は同じ料金ならば、できるだけ六本木ヴァージンシネマズみたいなところで見たいですやはり。新宿某所の映画館の接客は21世紀になってもあいかわらず。おれが雇い主だったら洗面器で頭をカーンと叩くよ。←犯罪か たとい高給でないとしてもプロなんだから就業時間の間だけでもちゃんとやって欲しいです。マーたまたまこの日は疲労困憊&体調不良で、じぶんの手のツメにしか眼がいかなかったんでしょう。
わたしは凡庸なアニメファンなので、どうしても「雲のむこう、約束の場所」と11・20決戦、新旧世代対決のように見てしまうのですが、ちょっと意外な感じでした。なぜなら、「雲のむこう、約束の場所」がコっぱずかしいほどのリリシズムに貫かれ、多くのひとに楽しめる、古典的な大衆芸能に徹しているのに対して、旧世代の監督によるハウルは観客の理解レベルを非常に高いところに設定しており、先鋭的かつ実験的で(さすがに『ギブリーズ2』みたいな実験作品じゃないけど)オタクっぽい作品になっているのが興味深いです。先行して多くの固定ファンをつかんでいる強みというか余裕というか。まあ単に監督の演算能力や構成力がアレしているだけかもしれませんが、深読みするのは観客の自由ですので。
背景画の表現が気になってしまいました。どうしても「雲のむこう、約束の場所」見たあとだと、「うーん……」という感じになってしまう。まあこれは単なるゼイタクですかね(^^)。
あと、木村拓哉は良い声だな、と思いました。名優かどうかはさておき、ハウルにはやはりぴったり合ってる、と思いました。ねえみんな! タクちゃんの声の演技に不安を抱いていたひとたち! SMAPをナメたらあかんよ! 大衆の、名も無きものたちの、地の塩たちの心をつかんでいるものをナメたらあかんよ! 声優のみなさんにも、タクちゃんの放つ魅力に負けないよう、次のミヤザキアニメではすべてが専業声優に独占されるよう、がんばってほしいです。
ただ「雲のむこう、約束の場所」もハウルも、語っていることは同じかな、とも思います。どちらもわれわれの暮らす現実世界とは無縁ではない。完成度はともかく、どちらが面白いか、と問われればもちろん答えはひとつですが。
ハウルの動く城FAQ集
http://ahoeiga01.hp.infoseek.co.jp/hawl/