夏休民話 このページをアンテナに追加

2013-10-09 このエントリーを含むブックマーク

■とてもひさしぶりの更新をしようとしているが、なにを書けばいいのだろう。

■そしてこれを書く前、ひさしぶりに、主に震災後の記事を読み返していたのだけれど、当時の心境がよみがえってきて、とても神妙な心持だ。


■私にとっての震災後とは、こどもという存在があらわれるとても特別な日々のことだ。

震災直後に妻の妊娠がわかり、その年の11月に娘が生まれ、翌年2月、それまで5ヶ月ほどの一人暮らしののちに、実家で過ごしていた妻と娘が戻ってきて3人の暮しが始まる。

■そして今、来月2歳になる娘がやっと寝て、静かな時間。となりの部屋からは妻の足もみの音、テレビの小さな音。ビールを飲みながら。

■今日からまた定期的に書こうかなという心境。どうなることやら。

nonbirinonbiri 2013/11/06 18:23 数年前にこのブログをお気に入りに入れて、久しぶりに見に来ました。
文章から伝わってくる雰囲気がなんだかお気に入りです。
わたしも震災時に妊娠がわかった次男が今、2才になったばかりです。
わたしはブログをやめてしまいましたが、こちらはまだ続いていてうれしいです。
また、暇なときに拝見させていただきます。

awayamaawayama 2013/11/09 17:17 気づくの遅くなってしまいました。
コメントありがとうございます。
思いがけず、うれしいです。
おなじ境遇なのですね。
どんどん成長していく娘に、うれしくもとまどってしまいます。あっという間ですね。

これを書いてから、もう一ヶ月経ってしまいました。
またなにか書きます。

2012-09-23 このエントリーを含むブックマーク

■雨が降っている。よく降っている。


■休日でゆっくりと過ごしている。妻は美容院に行って、私と娘で留守番をしている。テリーライリーの「inC」を小さな音で聴きながら娘を抱えゆらゆらしていたら寝てしまった。そっと布団の上におく。いつもならこのタイミングで目を覚ましてしまうことが多いのだがすやすや眠っている。この雨が眠りを誘っているのか。


■キッチンのテーブルでパソコンをいじりながら、妻からの連絡を待っている。小さく開けたふすまの隙間からとなりの部屋で眠る娘が見える雨の日曜日の午前中。

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2012-05-25 このエントリーを含むブックマーク

■もうひと月更新が滞ってしまいました。

■今、こんなことをやっています。

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■匙屋というおみせをお借りして、古本を販売しています。とてもいい空間。今日も店番してきたところです。明日も夕方から開けます。あさって27日は最終日午前10時から。

古本泡山の店番日誌 http://d.hatena.ne.jp/furuhonawayama/

匙屋 http://www.sajiya.jp/home.html


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2012-04-24 このエントリーを含むブックマーク

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■ひさしぶりに連休でとくに予定がないこともあって、遠出はせずにのんびりと過ごした。

■庭がにぎやかになってきていてうれしい。いつのまにかつつじが咲いていて、まじまじと見つめる。娘を抱いて庭に出てなにをするでなく佇んでいるだけで気持ちのよい今日、コートを羽織ることなくかるい装いで近所を散歩したり、窓を開け放して昼寝などしたり、もう寒さとはおさらばだという気持ち。春、春、春!


■私と妻が蒸し鶏やがんもどき(ひさしぶりに食べたら美味い!)を食べる横で娘に粥を初めて食べさせてやった。なんだこれはという微妙な表情がしぶかわいかった。

2012-04-17 このエントリーを含むブックマーク

■桜が散って、なんとなく落ち着いた気持ちになるのはなんだろう。桜が嫌いなわけではない。ただ、満開の桜を見るとこころがざわつくのだった。

■庭には植物が伸びてきており、ながめるのがたのしい。あれはなんという花だ、と妻にひとしきり聞く。

■ぐんぐん成長していく娘と接して、映画「PINA」を観て、からだを動かす現場仕事の毎日にあって、身体について考える。娘を風呂に入れると湯をパシャパシャと一心不乱に叩く動きはどちらかといえばぎこちない。それは、自分の腕を動かすということに意識しているように見え、身体の発見があるようだ。「PINA」ではピナ・バウシュのもとで踊っていたダンサーたちのダンスが堪能できるのだが、最後のほんのわずかなピナバウシュ自身のダンスのその力の抜け具合に、他のダンサーたちと一線を画していることがありありとわかり唸ってしまった。そして現場仕事では足場を上り下りするときに、作業をするときに、無理な体勢になって、どこに力を入れ、どこの力を抜くかによって身体の疲労がまったく違うことに気づく。

■それにしても最近はとにかく眠い。午後10時ころにはうとうとし始める。そして早くに床につくのだが、ぐっすり朝までというわけには行かない。眠れないということはないのだが、2度3度、目を覚まし、娘の寝顔を見つめまた眠るのだった。妻はいびきがうるさいと言う。そういえば朝起きるとのどが痛い。呼吸を整えていきたい、とこれもまた身体の話だろう。


小沢健二のコンサートに行った。自分ではチケットをとることができずあきらめていたのだが、友人が誘ってくれた。二年前には浜松の公演に行ったのだった。そのときは、公演の日が近づくにつれてドキドキして何がなんだかわからなくなったものだが、今回はちょっと冷静に観ることができ、どちらの体験も忘れえぬ大切な体験であることには変わりないのだが、とても良かった。ギターを弾き歌うKOのほかには、コーラス、4人のストリングス、ベース、というシンプルな編成で楽曲そのものを存分に味わうことができた。「ある光」、「夜と日時計」がとてもよかった。そしてなによりも前回と違い良かったのは東京で観ることができたことだろう。「東京の街が奏でる」と謳い全公演初台のオペラシティでやるということについて考えている。公演前に新宿で友人と待ち合わせ、オペラシティまで歩き、PUBでビールをたくさん飲んで会場に入ったこと、公演後、新宿駅まで歩きながらコンサートについてため息まじりにことばを交し合ったこと。東京の、街が、奏でる。

■友人は公演の次の日、オーストラリアに旅立った。東京にコンサートの余韻を封じ込めたままにしておけるなんて、心底うらやましいと思った。


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