図書館戦争とか。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: 単行本
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- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2005/12/10
- メディア: 単行本
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っていうかね、超能力や不思議設定に理由付けはいらないんだよ。そこにあるがままある、っていうのがこの本のいいところ。(だって、理由付けしちゃうと設定の説明でページ割かれちゃって大変なんだよ!と、個人的な愚/痴はともかく)
茨城GG
- 作者: 中村仁
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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たとえばオリンピックを見て、
足を痛めた谷選手をトレーナーがかついだのでは、ぼくは泣けない。
(中略)中村紀洋や松坂大輔が谷を担ぐ「絵」を見たかったのだ。
または、ボールをスタンドに投げ入れるファンサービスについて
「大リーグでも、あのボールは、おそらく次の日にはゴミ箱行きだと思うの。アメリカの家庭をテレビで映すことがあるけど、棚にボールが飾ってあるって絵をぼく、一度も見たことないもん。」
(中略)
「床に転がってるのをおかあさんが見つけて、おかあさん野球知らないから、なんだろこれって、ゴミ箱にポイ」
こういう発想が出るところが非凡。テレビの世界で長年トップはってた人って、やっぱり尋常じゃないセンスの持ち主なんだなあ。呆れる人もいるかもしれないけど、私は純粋に驚嘆しました。
同時に、監督を続けるうちに、そんな萩本氏にも「勝ちたい」と思わせる「野球の力」ってものも感じました。