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2016-06-29

魔笛、的、テキーラ!|渡辺美帆子

3年間、ミュージックパブで働いていました。ミュージックパブと呼べば良いのか、カラオケスナックと呼べば良いのか、よくわからない店でした。その店は常時赤字で、社長が趣味で経営しているのではないか疑ってしまうような場所で、世の中のお金の流れや、労働している昼間のことを忘れさせるような空間でした。働いていた3年間は夢のようでした。夢のように意味不明で、皆の欲望が剥き出しになり、謎のグルーヴ感に包まれていました。みんなでお酒を飲んで、歌をうたっていると、初対面のお客さん同士でも仲良くなります。丑三つ刻をすぎると幽霊が出る、と言いますが、午前2時を過ぎると達成感と疲労感をともなった謎の絆とどうでも良さが生まれます。水商売は流れゆき、とどめることはできません。blanClassという場所を通り抜けて、水が気化して水蒸気になったり、凝固して氷になったりするようなイベントができれば良いな、と思っています。


出演はスナック時代の同僚のさえちゃんとうーちゃん。演目はモーツァルト魔笛。DJは私の小学校時代からの友人でもあるいっちょさん。谷竜一さん(集団:歩行訓練)、吉田和貴さんが魔笛を題材に創作した新作ゲームも登場します!?


魔笛モーツァルトオペラで、とかく面白いです。少年漫画少女漫画吉本新喜劇が混ざったような面白さです。「この曲はみんなで歌ったら絶対おもしろいー!」とうずうずしています。一緒に歌いに来てもらえたらうれしいです!もちろん、見ているだけでも構いません。


オールナイトのイベントですが、途中出入りは自由です。


わたなべみほこ


blanClass放送室では、渡辺美帆子さんを中心に、河口さんやblanClassのスタッフたちと魔笛の作り方を実演しました。そちらもぜひご覧ください↓


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2016/6/27/Mihoko WATANABE/blanClass broadcasting

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カラオケスナック・TRPG・物語の上演渡辺美帆子[魔笛、的、テキーラ!]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20160702/

https://www.facebook.com/events/242430112806176/


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ぱぱぱっぱっぱ

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ぱぱぱぱぱぱぱげーな

ぱぱぱぱぱぱぱげーの


コーディネート:河口 遥


日程:2016年7月2日(土)

開場:19:00 開演:19:30

場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)

入場料:1,600円(ワンドリンク付)

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〈アクセス〉

京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階

http://blanclass.com/japanese/about/map/

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渡辺 美帆子 Mihoko WATANABE

  • 1987年生まれ。演劇作家。俳優・美術家の遠藤麻衣と「二十二会」とし ても活動。町の中でこっそりうたったりおどったりする「うたにならないうた おどりにならないおどり」活動を実施中。バンド「ファンテ ン」ではヴィオラを担当。

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河口 遥 Haruka KAWAGUCHI

http://2200gallery.com/20120609kawaguchiharuka.html

6月30日(木)CAMP[先月の話|2016.05]

最近のニュース。舛添都知事の辞任劇やら、イギリスEU離脱騒ぎなどで、今月の話に押されて、先月のことを思い出すのが大変です。


少しだけ落ち着いて、先月には何があったのかを考えてみましょう。


「先月の話」では、毎回、粟田さんが聞き知らないニュースを、いろいろなところからピックアップしてきてくれます。


今回の特別ゲストは以前にもスカイプで参加してくださった、山本浩貴さんがロンドンから一時帰国していますので、直接お話ししていただけます。


ぜひご来場ください !!



こばやしはるお

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月イチセッションCAMP[先月の話|2016.05]

http://ca-mp.blogspot.jp/2016/06/lastmonth-1605.html

https://www.facebook.com/events/186766325058723/


2016年5月に起こった出来事について考えます。


日時:2016年6月30日(木)20:00〜22:00 ※開場は19:30

場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)

定員:30人 参加費:1,000円(前日まで予約)/1,200円(当日)


<ゲスト>

粟田大輔(美術批評)

山本浩貴(ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究所(TrAIN)博士研究員


<アクセス>

京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階

http://blanclass.com/japanese/about/map/


<予約方法>

http://goo.gl/forms/SNvcllscqB

7月2日(土)渡辺美帆子[魔笛、的、テキーラ!]|河口 遥

今週の土曜日、blanClassにて開催される、演劇作家 渡辺美帆子のオールナイトイベントをコーディネートしています河口遥です。


オールナイトですが、開演は19:30から。終電まで過ごしてもよし、朝まで遊んでもよし、終電からいらっしゃってもよし、なイベントです。今回は、モーツァルト作曲のオペラ魔笛』を渡辺さんがひと夜のイベントとして演出しました。イベントのタイトルは、「魔笛、的、テキーラ!」。作品ジャンルは、「カラオケスナック・TRPG・物語の上演」です。


彼女がカラオケスナックでアルバイトしていた頃に、1度だけ遊びに行ったことがあります。華やかで煌びやか、現実とは別世界の、、、というより、なんだかわたしの記憶の中では、昭和に建てられた田舎の小さなホテルの、土産物のわさび漬けや木彫りの熊や、機械音のうるさいアイスの冷凍庫が並ぶロビーに併設された、カラオケのある宴会場みたいな印象でした。


もちろん、スナックらしく照明は暗く、じっさい藁でできた雨合羽(蓑、、、?)や、天狗のお面なんかが飾ってあったんじゃないかなぁ、とにかく、独得の雰囲気のスナックでした。


お客さん達が、次々と曲を入れて歌っていました。ちょっと古い流行歌J-POPのほかに私が聞いたことのない曲、軍歌とか演歌とか、なんかも入っていました。どんなマイナーな曲でも、お客さん同士その日初めて知り合った仲なのに、なんだか同窓会みたいな雰囲気で、一緒に歌ったり、手を叩いたりしていて、そこで過ごした2時間くらい、、、すごく楽しかったです。


友人である渡辺さんは、いつも伸びやかで、いつだって、着崩さずにはいられない人です。

なにか堅牢でないもので永遠なもの、‘すべて’のようなものっていうか、人がおもってる‘すべて’のようなものから、滑り落ちてしまったものを作ろうとしている人。

とても尊敬しています。


7月2日(土)は、渡辺さんがカラオケスナックの元同僚の女性たちと『魔笛』を寸劇にし、演じたり(!)、モーツァルト作曲の劇中歌を会場の皆さんで練習したり(!)、DJが『魔笛』をミックスして流す中、踊ったりも(!)できる夜になるみたいです。あと、ゲームもできるのかなぁ。


どなた様も、ぜひ遊びにいらしてください!



かわぐちはるか


blanClass放送室では、渡辺美帆子さんを中心に、河口さんやblanClassのスタッフたちと魔笛の作り方を実演しました。そちらもぜひご覧ください↓


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2016/6/27/Mihoko WATANABE/blanClass broadcasting

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カラオケスナック・TRPG・物語の上演渡辺美帆子[魔笛、的、テキーラ!]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20160702/

https://www.facebook.com/events/242430112806176/


ぱぱぱ

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ぱぱぱぱぱぱぱげーな

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コーディネート:河口 遥


日程:2016年7月2日(土)

開場:19:00 開演:19:30

場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)

入場料:1,600円(ワンドリンク付)

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〈アクセス〉

京浜急行「井土ヶ谷」駅の改札出て正面の信号わたりすぐを左折、一つ目の交差点を右折、二つ目の角を左折、三井のリパーク後ろ、blanClass看板がある細い段々を上がって右の建物2階

http://blanclass.com/japanese/about/map/

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渡辺 美帆子 Mihoko WATANABE

  • 1987年生まれ。演劇作家。俳優・美術家の遠藤麻衣と「二十二会」とし ても活動。町の中でこっそりうたったりおどったりする「うたにならないうた おどりにならないおどり」活動を実施中。バンド「ファンテ ン」ではヴィオラを担当。

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河口 遥 Haruka KAWAGUCHI

http://2200gallery.com/20120609kawaguchiharuka.html

2016-06-22

6月25日(土)高橋耕平[水と油と人と物。相容れないモノたちのオピニオン。]

今週土曜のLive Artは高橋耕平2度目の登場です!!


前回は「発話する主体転移をめぐって」というタイトルで、ディスカッションをするパネラーの後ろに常にサポーターが見守る形を提案し、個人と集団の微妙な政治の変化を顕在化させる仕掛けを実験した。あらかじめパネラーとして準備していた人たちの会話に入りみだれるようにサポーターたちも参戦して、結果、収拾がつかないような盛り上がりを見せたイベントになった。

2014年12月13日(土)[発話する主体転移をめぐって]↓

http://blanclass.com/japanese/archives/20141213/


今回もディベートの形をとったイベントになる。今回のキーワードは「水と油」、相容れないものの比喩によく使われる文言だが、実は、リテラルに「水」と「油」そのものが対立するイベントになっている。

というのも、参加者は自分にとって重要とされる水と油の両方を持参し、そのどちらかを手に取りイベントに参加してもらうというのが、導入になっているのだ。どちらかの具体的な水か油を擬人化するように感情移入して、それになりきって議論を進めていく。


明日にはイギリスで、EU残留するべきか、EUから離脱するべきかという、ヨーロッパ社会を揺るがすような国民投票が行われる。それに先立って、白熱した議論が繰り広げられているようだ。ニュースを辿っていくと、発端はEU加盟国各地から止まることのない移民の流入問題があって、同じ地域内にあってはならないような大きな賃金格差が生まれてしまったことで起こってしまった、簡単には結論が出ないような深刻な社会問題が横たわっていることがわかる。残留支持派は都会のリベラルが多く、離脱支持派は地方の保守派が多いという図式だけで、このことを図るのは難しい。どちらに転んだら正解なのかはよく分からないし、投票結果も予測不能な状態だ。


水と油」は、近代以降の国家がどうしても死守したい資源であり、その争奪戦で戦いが生まれるぐらいの要な物質。それらものの立場になって、(きっと脱線しながら)突き詰めて、その価値や有用性を宣っていったら、もしかすると、消費社会が目標と定めていた「欲望」の意味が、リアリティーを持って浮かび上がるかもしれない。


高橋耕平のディベートの形は、形の上でもいくつかのトライがあって、それはディベートの定式的に成ってしまったルールを疑っていること。紋切りのゲームになってしまうことを避けたいのだ。だから、そう深刻になることはない。話の内容があさっての方向に行ってしまっても、一向に構わないだろうし、相当な結論に至る必要もないのだ。その代わりに、実際に起こるであろうやり取りの中に、これまでになかった視点や道筋が実感されれば良いのだろう。


そもそも、その定番のディーベート自体が日本人は不得意なものとされてきたので、なにが正解なのか、実のところよくわからない。みんながディベートのルールをわきまえているような素敵な場面に出くわしたことがないからだ。イギリスの現在の議論はくっきりと対立を表しているように見えるが、最近の、たとえば都議会で起こっているような議論を見ると、対立項は不鮮明で、結論は限りなくグレーというお国柄なので、願わくば土曜日のイベントでは水でもあり油でもあるなんて答えにだけはならないで欲しい。


blanClass放送室では、blanClassのスタッフ達と高橋耕平さんとハングアウトでつないで、イベントの肝になる「水と油」についての話をしました。それぞれの大切な「水と油」について。とても盛り上がりました。こちらもご覧ください↓


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2016/6/13/Kohei TAKAHASHI/blanClass broadcasting

2016/6/13/郄橋耕平/blanClass放送室


こばやしはるお

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参加型パフォーマンス高橋耕平[水と油と人と物。相容れないモノたちのオピニオン。]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20160625/

https://www.facebook.com/events/197194650676099/


水と油」、相容れない状態を表す際に用いる言葉。水と油、どちらが人間社会の中で重要なポジションを築いているのかを互いが主張し対決する。相容れないものが接する際に引き起こされるエネルギーと、非人間的な物から人間へと向けられる主張を記録する。

 参加者は自分にとって重要とされる水と油の両方を持参し、そのどちらかを手に取りイベントに参加。手にする物の人格となりテーマに沿ったディベートを行う。参加者全てが声を上げディベートしないといけない訳ではない。水、油を持ったままそこに居るだけでも参加は成立する。参加の途中、水から油へ、油から水へ、立場を変えることもよしとする。


日程:2016年6月25日(土)

開場:18:00 開演:19:00(1時間半〜2時間程)

入場料:1,500円(ワンドリンクつき)

軽食(無料)もご用意しております。

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高橋耕平 Kohei TAKAHASHI

  • 1977年京都府生まれ。美術家。物事の物質的・精神的継承と、記憶・記録の重ね書きをめぐる行為、個人史と歴史の交差、個人と集団の力学に着目した活動を行う。近年の展覧会に「社会の芸術フォーラム展『躊躇』」(HIGURE 17-15 cas、東京2015年)、「ほんとの うえの ツクリゴト」(旧本多忠次邸、愛知2015年)、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 特別連携プログラム『still moving』」(元崇仁小学校、京都2015年)、個展「史と詩と私と」(京都芸術センター、京都2014年)、等。

http://www.takahashi-kohei.jp/

2016-06-07

6月10日(金)ナノスクール #40[ブッダに会ったらブッダを殺せ #3]

ナノスクール第4期のタイトルである「ブッダに会ったらブッダを殺せ」とは、臨済宗の言葉だという。このテーマになってからというもの、ブッタを殺すために何かを考えるというよりも、その手前で、自分は何を信じているのだろうかということを参加者のそれぞれが探っているように見える。いざ、「あなたの信じているものは何ですか」と聞かれると、口籠り、はっきりと具体的なもの言えないというのが僕自身の正直なところでもある。

前回のナノスクールでは、やはり多くの時間をそれぞれが「何を信じているのか」ということを考え、言葉にしていくことに割いていたように思う。


信じるということで言えば、宗教における信仰が僕にとっては大きなものに見えるのだが、もともとある宗教観を持っている人たちにとっては、そこまで大きなものではないみたいだ。ただ、隣にあるもの。隣か、前か後ろか上かわからないが、そんな感覚なのかもしれないとなんとなく感じた。

そういう思考の中で、自分の生活を考えてみる。経済や、産業、科学技術、政治、そして、自分の身体。そのどれもを、当たり前のように飲み込んで、当たり前のように生活をしている。まずはそういう当たり前を疑ってみるということも必要なのかもしれない。


まだまだ始まったばかりの今期のナノスクール。大きく見えてしまう世界をナノにしながら、そこを手掛かりに自分にとってのブッタについて考え、それを殺す方法を考えてみたいと思います。



みやざわひびき

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★月イチセッション

杉田 敦 ナノスクール《nano school》#40[ブッダに会ったらブッダを殺せ #3]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20160610/

https://www.facebook.com/events/148550038893142/


日程:2016年6月10日(金)18:30〜

参加費:1,200円/学生 \1,000円(要予約)


極小の学校、ナノスクール第4期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。

井土ケ谷事件の当事者になってみるというスタートから、「協調/反駁/誤解」、「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」、「裸になること、左になること」とテーマを替えて開催してきたナノ・スクール第4期は、「ブッダに会ったらブッダを殺せ」のタイトルのもと、権威から自由になり、自律性を保つための精神そのものについて考えます。五日市憲法文化学院ホモソーシャル連続体、イスラ・クラブ、グルジェフゾロアスター教シュタイナー大逆事件人間原理、安藤昌益、ブランショセリーヌなどがテーマとなります。指摘しやすい権威のみならず、ときにそれを糾弾するものの中にさえはびこっているはずの権威の本質を凝視め、考え、試み、挑みます。

また、現在開催中の《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》(2017年12月12日まで開催中)は随時振り返りながら、今後のあり方について考察していけたらと考えています。

※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。

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〈予約方法〉info@blanclass.comに以下の内容でイベント前日までに送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

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杉田 敦 Atsushi SUGITA

6月11日(土)藤井 光[ロケーション・ハンティング]

今週6月11日土曜日のLive Artは、blanClassを離れて、藤井光さんとローケーションハンティングをします。

ミッションは記録を前提に特定の場所を観測すること。

それは藤井さんが作品にいたるまでに、きっと身一つからはじめて、徐々に踏んでいく過程の中で、大事なプロセスなのだろう。

目的を仮設することで、あるいは、目的を変えることで、受け取る情報のあり方は変化してしまう。ものごとを知ると、簡単に言うけれど、情報を精査するにも、経験を重ねるにも、最大限の想像力とセンスが必要なのだ。

頭と体に抱えているセンサーをフル稼働させるために、観測を目的に、参加者の皆さんとじっくりと対話をしながら、藤井さんが用意したポイントを移動していきます。

最初のポイントは東京大空襲・資料センターです。当日、14時までにセンターの前に集合します。センター見学後、途中、ディスカッションをしながら大空襲ゆかりの地を歩いてまわります。

梅雨の季節ですので、雨天でも決行です。傘をさしながら歩きましょう。お店に立ち寄ることもあるかと思います。その場合は実費でお願いします。

なお、FBの参加ではなく、メールにて予約をお願いします。そろそろ定員に達してしまいますが、まだ余裕があります。基本的には定員に達した場合は締め切りますが、予約者数によっては、多少の人数であれば、定員を超えても受け入れようかとは思いますが、当日の飛び入り参加には応じ兼ねますので、必ず予約をお願いします。あまりにも多くなった場合はメールの返信にてお断りすることもありますので、あらかじめご了承ください。


こばやしはるお

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移動と観測藤井 光[ロケーション・ハンティング]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20160611/

https://www.facebook.com/events/1171969582847223/


小学校を卒業した翌日、小さなテントを自転車に乗せ旅に出た。国道16号線を進み日本橋に向かった。想像していた大きな橋はなかった。その後、国道1号線を進み、雪が残る箱根の山の中で寝た。怖かった。結局、国道1号線国道2号線国道3号線へと進み、福岡の祖父母の家まで行った。到着後、筋肉で膨れあがった足を風呂場の鏡で見た時、子供の身体ではない気がしたのを覚えている。旅の途中に、大人たちとの約束で広島平和記念資料館に立ち寄ることになっていた。アリバイとして展示室を早々と通り抜けた。25年以上が経過して再び資料館を訪れた時、戦災資料のディテールが自分に記憶化されていることに気付きぞっとした。戦災資料とそれを見つめていた自分との物理的な距離すら甦ってくる。

情報化のための映像は次の瞬間にゴミとなり忘却される。

記憶化しえる物的対象を捜すためにロケハンします。

場所は常に未定です。記録の意思を持ってある特定の場所を観測に行きます。

その起点を東京大空襲・戦災資料センターとします。


日程:2016年6月11日(土)

集合場所:東京大空襲・戦災資料センター前

http://www.tokyo-sensai.net/for_visitors/index.html

集合時間:14:00 参加費:1,800円(資料センター入場料込)

定員:15名(要予約)

マップ↓

https://goo.gl/maps/UDCBHQZhRay

※集合してから、東京大空襲・戦災資料センターを見学した後に東京大空襲所縁の地を歩いて回ります。途中、お店などに入る場合もあります。その場合は実費でお願いします。なお雨天でも決行したします。

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予約方法:以下の内容をイベント前日までにメールにて送信してください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。当日の場合でも準備がありますのでご予約をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

メールアドレス〉info@blanclass.com

〈件名〉藤井光[ロケーション・ハンティング]予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

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藤井 光 Hikaru FUJII

  • 1976年東京都生まれ。2004年パリ第8大学美学・芸術第三期博士課程DEA卒業。芸術は社会と歴史と密接に関わりを持って生成されていることに基づき、既存の制度や枠組みに対する問いを実証的に検証する作品を主に映像を使って制作している。

www.hikarufujii.com

2016-06-04

日々の断片 #3|奥 誠之

おはようございます。

日々の断片、3回目は最近聴いている音楽の紹介にしようと考えていたんですが、今日の開場から開演までの間に実際の曲を流すことにしました。

なので今回はちょっと趣きを変えて、4年ほど前にたまたま本屋で立ち読みした甲本ヒロトさんの文章で、ぼくの頭に未だに残っている言葉を紹介します。

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えっと、

月や星は輝いてないよね?星って輝いてないよね?

反射してるだけだよね。

ロックンロールの星たちも輝いているんじゃなくて反射しているんだ。

光っているのは太陽じゃないか。星が光っているんじゃなくて太陽が光ってる。

月が光っているんじゃなくて太陽が光っている。

ローリングストーンズが光っているんじゃなくてブルースが光ってる。

マディ・ウォーターズハウリン・ウルフが光ってるから

その光を受けたローリング・ストーンズが反射しているだけじゃないか。

それがわかるとき「ストーンズを光らせてるものはなんだ?」つて、それが聴きたくなる。

そしてルーツをどんどん追いかけていく。この聴き方ってまっとうだと思うんだよ。

だから、もし、これを読んでいるみんなが

今流行りの音楽でもいい、ヒップホップでもいいよ。

なんでもいいから「かっちょいい!」と思ったら

そいつらをカッコ良く見せているものは

そいつら自身が「カッコいい」って思った奴らだから

それを追っかけてみて欲しい

そう思う。

そんで、その輝きをあなたも受けています。

今誰かを「カッコいいな」と思っている人たちも

その輝きを今受けています。

だから反射させてみてください。

あなたはきっと輝く

自分が感動したっていうことは人を感動させる力を持ったという証拠だから。

勇気を持って楽しく生きて欲しい。

だから「楽しいな」と思ったらもう勝ちだよ。

だからどんどん反射させようぜ、輝きを。

(『ロックンロールが降りてきた日』より)

ロックンローラーの言葉を引用するのはずるいですよね…。本番はちゃんと自分の言葉で喋ります!

  • -

最後に、今年の4月にアメリカミネソタ州から世界中に反射していった「光」の画像を載せて終わりにします。

それでは今晩が本番、よろしくお願い致します。


おくまさゆき(2016.6.4.facebookイベントページより)

https://www.facebook.com/events/1539733729663218/

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シリーズ 〇〇のかたちを探す #2

トーク / ディスカッション / チャット奥 誠之[ものがたりのために、生活したいな。]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20160604/


作品の話をすることも、アート談義に花を咲かすことも、なんかしっくりこないここ最近。ほんの1、2年前までは友達と互いの作品の話をしたくてうずうずしてたような自分がなんでこうなったんだろう。このイベントでは「ものがたり」をテーマにその理由を探ろうと思います。

出演:奥 誠之/企画:野本直輝


日程:2016年6月4日(土) 

開場:18:30 開演:19:30

ディスカッション「ものがたりについて」:20:30〜

入場料:1,500円(ワンドリンク付き)

軽食(無料)もご用意しております。

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奥 誠之 Masayuki OKU

http://www.okuart.com/

2016-06-03

日々の断片 #2|奥 誠之

日々の断片、2回目は最近読んでいる本についてです。


あいかわらずテレビドラマにこだわっているので、ユリイカのテレビドラマ特集木皿泉さんの著作を読み漁っているのですが、それとは別に、旅とか風景に関連する本を読むことが多くなっています。


1年半ほど続けていたバイトを辞めて、GWに東北に行くことを決めていた4月頃から、いや、今年1月の武蔵野美術大学の修了制作にあった、震災で変わり果ててしまった場所が舞台の映像作品や、作者の故郷(秋田)を描いた絵画作品を観たころからかな。「まだ見ぬ場所」や、「失われた場所」について僕はどう思いを馳せることができるのか?ということを考えるようになりました。


こうした思考のなかで本を読んだり旅をしたりしたおかげで、自分が日頃いる場所から遠いところの、なにやら息づかいのようなもの。そういうものを感じることができているような気がします。


そんな気がしてくると(たとえそれが勘違いだとしても)、心は軽やかになったり、逆に慎ましい気持ちになったりします。これは自分の心を良い場所に持っていけてる証だと思います。


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ドラクロワゴーギャンまでの時代の画家たちをとりあげた岡谷公二さんの著書『絵画のなかの熱帯』は、当時のサロンやアカデミズムに違和感を感じた画家たちが、まだ見ぬ「南方」(それはゴッホにとっては日本だし、ゴーギャンにとってはマルティニーク島だった)に憧れを抱く姿を書いています。画家たちが書いた手紙が多く引用されているので、読んでいるとまだ美術界の周縁にいた若い画家たちの熱が伝わってきます。


彼らはその熱を保ったまま、本当に南方を訪れ、「まだ見ぬ地」「まだ見ぬ光」をキャンバスにぶつけていきました。それらの絵画がやがて既存の美術を揺るがすものにまでなりました。


しかし、ゴッホの「ひまわり」が58億円で落札されてから30年が経とうとしているここ日本では、相変わらず印象派の展覧会が人気を博しており、当時のメインストリームだったアカデミズムの画家の名前はほとんど聞く機会がありません。むしろそれは印象派の活躍を引き立たせるためのサイドストーリーのような扱いを受ければまだマシだという具合です。


当時のメインストリームが、今では誰からも語られないこと。ぼくはここにも「失われた場所」の気配を感じ取ってしまいます。


「ここ」も「そこ」も時間と記憶が重なり合って物語が生まれて、また時間と記憶を重ね合わせて添削、編集、更新がなされていって、またまたそれが...。


文章が長くなりすぎたので、本の紹介と感想はこの辺までにしておきます。


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最後に、

ぼくは本を買うとき店員さんに「ブックカバーをおつけしますか?」と聞かれたら必ず「いいえ、そのままで。」と応えます。

電車の中でも街の中でも、ぼくの息づかいを誰かが拾ってくれる、そういう可能性は残したままにしたいです。


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画像

『物語のかたち』

『風景と記憶』

絵画のなかの熱帯』

ユリイカ ー テレビドラマの脚本家たち』

それでも町は廻っている


おくまさゆき(2016.6.3.facebookイベントページより)

https://www.facebook.com/events/1539733729663218/

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シリーズ 〇〇のかたちを探す #2

トーク / ディスカッション / チャット奥 誠之[ものがたりのために、生活したいな。]


作品の話をすることも、アート談義に花を咲かすことも、なんかしっくりこないここ最近。ほんの1、2年前までは友達と互いの作品の話をしたくてうずうずしてたような自分がなんでこうなったんだろう。このイベントでは「ものがたり」をテーマにその理由を探ろうと思います。


出演:奥 誠之/企画:野本直輝


日程:2016年6月4日(土) 

開場:18:30 開演:19:30

ディスカッション「ものがたりについて」:20:30〜

入場料:1,500円(ワンドリンク付き)

軽食(無料)もご用意しております。

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奥 誠之 Masayuki OKU

http://www.okuart.com/

日々の断片 #1|奥 誠之

こんばんは。


日々の断片、1回目はテレビ番組の紹介をしたいと思います。


ここ数年はテレビドラマにはまっているので、紹介している番組の8/9はドラマです。


ちゅらさん」の脚本家で知られる岡田惠和さんのここ数年の作品は「2つの世界の出会いと共生」がテーマになっていて、彼の作品群が最近のぼくの思考に大きく影響を与えています。


たとえば2013年放送の「泣くな、はらちゃん」の、マンガを描いているヒロインと、ひょんなことからそのマンガから現実世界に飛び出してきたキャラクターが出会って恋をする、という設定です。


また、NHKBSで現在放送中の「奇跡の人」はヘレン・ケラーの実話を現代日本を舞台に大胆にアレンジした作品で、1話で主人公のアラフォーのダメ男が、目と耳に障害を持つ女の子と出会って、その子にこの世界を教えたいと言い出します。


このように、二つの世界(現実の世界/マンガの世界、健常者の世界/視覚と聴覚のない世界)はどう共に生きていくのか?が作品の大きなテーマになっています。


この地球のどこかに線を引いて、"こちらの世界"と"あちらの世界"に分けてしまうのは、暴力的なことかもしれません。


それでもやっぱり、"わたし"と"あなた"の間には常に境界がある気がするから、それを認めた上で、分かりあいたいなと思うんです。


ぼくは毎週お茶の間で観ることのできるテレビドラマから日常的にヒントをもらっている気がします。



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画像左上から

Q10

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」

重版出来」

トットてれび

世界ウルルン滞在記

泣くな、はらちゃん

奇跡の人

「ゆとりですがなにか」

あまちゃん


おくまさゆき(2016.6.1.facebookイベントページより)

https://www.facebook.com/events/1539733729663218/

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シリーズ 〇〇のかたちを探す #2

トーク / ディスカッション / チャット奥 誠之[ものがたりのために、生活したいな。]


作品の話をすることも、アート談義に花を咲かすことも、なんかしっくりこないここ最近。ほんの1、2年前までは友達と互いの作品の話をしたくてうずうずしてたような自分がなんでこうなったんだろう。このイベントでは「ものがたり」をテーマにその理由を探ろうと思います。


出演:奥 誠之/企画:野本直輝


日程:2016年6月4日(土) 

開場:18:30 開演:19:30

ディスカッション「ものがたりについて」:20:30〜

入場料:1,500円(ワンドリンク付き)

軽食(無料)もご用意しております。

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奥 誠之 Masayuki OKU

http://www.okuart.com/