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2017-02-27

3月4日(土)前後[固有時との会議]★週イチセッション発表


今週土曜日のLive Artは前後が担当した週イチセッションの発表です。


神村恵がダンス、高嶋晋一が美術をフィールドに、素材化してきた自らの身体と言葉をつかって、双方の形式のロジックを横断するアートユニット「前後」が主導して、2016年11月から10回にわたって「時間」という、捉えがたい概念をきっかけに様々なエクササイズを展開。


今回の発表を目標に3つの課題、「初めてすることとそうでないこと」、「練習と準備」、「事実確認的なパフォーマンスとは」に取り組んできました。課題の詳細は以下に記載しています。


セッションを始める前に、blanClass放送室で前後にお話を伺いっています。その時に、神村さんが「時間」を「沼」に例えていました。「沼」は「海」や「川」のように開いていたり、流れているのではなく、閉じた場所がそれぞれいろいろなところにあって、その中だけに動いている「水」のように、それぞれの個人の周りに漂っているのが「時間」なのでは? というのです。


「時間」を「沼」に例えていたのは、とても新鮮でしたが、確かに自分の経験の中で把握している場所の記憶というものは、それぞれの場所で完結して潜在しているようにも感じてしまうから、なるほどと思ってしまいました。


それはパフォーマンスを経験する個別の時間にも似ていますが、部屋とか、家とか、街とか、国とかに記憶や経験と結びついて納得しているものとも似ているような気がします。


きっかけはそんな定義しきれない「時間」という概念でしたが、セッションを通して、きっと大きく変化していると思います。どんなパフォーマンスになるのか、ぜひ確認をしに来てください。


その放送室はこちら↓


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2016/10/18/前後/blanClass放送室


今週木曜日には、発表に向けた放送室も予定しています。


こばやしはるお


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週イチセッション発表

パフォーマンス|前後[固有時との会議]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170304/

https://www.facebook.com/events/792286577589466/


2016年11月から神村恵、高嶋晋一によるアートユニット「前後」が主導して行っている週イチセッションの発表。現在、「固有時との会議」というタイトルをきっかけにさまざまなエクササイズを展開中。


出演:鈴木なつき/中村ゆい/神村 恵/高嶋晋一


日程:2017年3月4日(土)

開場:19:00 開演:19:30

入場料:1,600円(ワンドリンク付)


セッションがまだ完結しておらず、発表で何をやるのか決まっていない2017年1月17日時点での方向性をとりあえずここに記します。


【課題1:初めてすることとそうでないこと】

日常の行為において(たとえ些細なものであっても)一度もやったことがない行為を各自リストアップし、初めて行う、とする。たとえば、ある人は生まれてこのかたコンタクトレンズというものを一度も目に入れたことがなく、また別のある人は今までタバコというものを一度も吸ったことがない。こうした、他人がしているのを見たことがあるという意味では既知なものではあるが、実際に自分ではしたことがないことは無数にあるだろう。その経験的な偏差を、何か利用できないか。「初めて」は(半ば自動的に)一度きりのことだが、それは上演やライブなどで言われる「一回性」と何が異なるのか。やったことがないことは第三者観点において、やったことがないこととして立ち現れるか。


【課題2:練習と準備】

練習と準備はある意味対照的だ。練習で想定されている「本番」が反復可能なことが前提になっているのに対し、準備で想定されている「本番」は反復不可能なことが前提になっている。練習はまだできていない何かをできるようにすること。そのために、できないなりにそれを繰り返しやってみて、「できる」という地点まで到達することを目指す。その「できる」は、「偶々できてしまった」ではなくて、いつでも何度でもできるようにすることまで含んでいる。他方準備は、本番と同様のことを事前にしない(あるいは原理的にできない)が、本番で十全にそれが行えるように周辺を整えることだ。たとえば、旅行に行く準備はできても、旅行に行く練習はできない。練習のために旅行に行けば、それは練習ではなく本番になってしまう。この練習と準備の特徴をふまえて、具体的な行為を考案する。たとえば、自転車に乗れなくなるための練習など。


【課題3:事実確認的なパフォーマンスとは】

直接事実を検証できないという条件下での事実確認的な行為について検証する。a: 記事の確かさを確かめるために、同じ新聞を何部も買ってきて読み比べる。b: 記事の確かさを確かめるために、新聞を一部だけ買い、同じ記事を何度も繰り返し読む(今読んでいる記事とさっき読んだ記事とを比べる)。c: 記事の確かさを確かめるために、同じ記事の載っている複数の異なる新聞をいくつか買い、それらを読み比べる。

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鈴木 なつき Netsuki SUZUKI

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中村 ゆい Yui NAKAMURA

  • 一橋大学社会学研究科博士課程在籍。自身の経験を素材とし「着ること」を記号としてではなく行為として捉え直す試みを行っている。研究と並行して、主に喉、マイクを使ったライブ・パフォーマンス活動も行う。

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前後 Zen-go

  • 2011年ダンサー・振付家の神村恵と美術家の高嶋晋一により結成されたパフォーマンス・ユニット。身体の物質性とそれを把握する際の観念性との関係を問題の主軸にすえ、ダンスと美術双方にまたがる作品を制作・発表している。これまでの上演作品は、《ポジション・ダウトフル》(2011、blanClass、横浜)、《把っ手》(2012、Art Center Ongoing、東京)、《脱脱出、反反応》(2012、blanClass、横浜)、《ムゲ》(2013、GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE、東京)、《exonym/endonym》(2013、Brooklyn International Performance Art Festival、ニューヨーク)、《質す[ただ-す]》(2013、Whenever Wherever Festival、東京)、《ビフォア・オア・アフター》(2015、blanClass、横浜)。

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神村 恵 Megumi KAMIMURA

  • 振付家/ダンサー。04年よりソロ作品を発表し始め、06年、神村恵カンパニーとしても活動を開始。これまで、国内外の様々な場所でパフォーマンスを行う。トヨタコレオグラフィーアワード2010ファイナリスト。主な活動に、14年4月 「腹悶」(STスポット)、15年9月、「ワークショップ」(ミルク倉庫との共作)、16年3月 「知らせ」(津田道子との共作)、など。物質としての体、感覚する主体としての体、何かを指し示す体、が交差する場としてダンスを立ち上げる方法論を探っている。

http://kamimuramegumi.info/

twitter @nattonatto

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高嶋晋一 Shinichi TAKASHIMA

  • 美術家。1978年生まれ。パフォーマンスやビデオ作品を制作。主な公演に「14の夕べ」(東京国立近代美術館, 2012)、「わける手順 わすれる技術 ver.2.0」(神村恵・兼盛雅幸・高橋永二郎との共作, SNAC, 2015)など。主なグループ展に、『複々線』(現代ハイツ, 2014)、『無条件修復 UNCONDITIONAL RESTORATION』(中川周との共作, milkyeast, 2015)『Self-Reference Reflexology』(中川周との共作, milkyeast, 2016)など。

http://studium.xsrv.jp/studium/artistsfile/takashima.php#photo0

twitter @takashimashin

2017-02-21

2月23日(木)comos-tv[ニュースとインタビューズ]公開収録!!

今週木曜日の月イチセッションは、CAMPの「先月の話」に代わってcoms-tvの「ニュースとインタビューズ」シリーズが始まります。今後はcoms-tv「ニュースとインタビューズ」を月一ペースでblanClassを会場に公開収録します。ぜひお運びください。

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月イチセッションcomos-tv[ニュースとインタビューズ(2017.02.23)]公開収録!!

http://comos-tv.com/archives/939


「Korea Artist Prize 2016」の審査員を務めた蔵屋美香さんをゲストに迎え、審査の舞台裏など具体的な話をうかがいます。またこの賞を参考に、日本のアーティストにとってどのような賞制度やキャリアサポートシステムが理想的なのか考えます。


ゲスト:蔵屋美香東京国立近代美術館 企画課長)

聞き手:粟田大輔(comos-tv)、井上文雄(comos-tv)


日時:2017年2月23日(木)20:00〜22:00 ※開場は19:30

会場:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)

参加費:1,000円(前日まで予約)、1,200円(当日/予約不要)

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〈スケジュール〉

20:00-20:20|ニュース

最近のアート関連のニュースを中心に話し合います。

20:30-22:00|インタビューズ

「Korea Artist Prize」から考える、アーティストのキャリア・メイキングについて

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〈前日まで予約〉

https://goo.gl/forms/5iMyFv3s2Qp0FkvO2

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comos-tv

http://comos-tv.com/

2月25日(土)藤井 龍 [皮算用&新しい狸]

横浜にあるblanClassで行なっているシリーズ企画、「〇〇のかたちを探す」の5回目が今週の土曜日、2月25日に開催されます。


今回のゲストはアーティストの藤井龍さん、〇〇に入れるテーマは「あきらめ」。


藤井さんとは2年前に行われたトークイベントに参加したときに出会って以来、そういえば一度も直接お会いするタイミングがない。

藤井さんの活動についても、主にホームページに上がっている記録を追いかけるだけで、直接拝見したことがない。今回の打ち合わせもメールかスカイプだったので、直接会うのがトークのとき以来2年ぶりの2回目で、イベント当日になる。何か変な緊張感がある。


去年、藤井さんが企画・発表した[Only dead space is still alive.]という展覧会について考えたことを少しだけ。

この展覧会は、藤井さんを含めた4人が参加したグループ展で、藤井さんは他の3人の作品設置後に、展示会場内でのそれぞれの作品について、ベストな鑑賞位置や他作品との距離、会場が持つ構造的な特徴との関係などから考えられる、「作品が孕んでいるサイズ」を検証し、床や天井にその範囲を示すためのテープを貼っていくことで、展示会場の中にもう一つあるかもしれない別の空間を探し出す、というようなことをしていた。

藤井さんを含めた4人の身振り手振りは、目に見えないけれどもあるかもしれない別空間の中での振る舞いとなり、お互いのサイズ感を引きずり合う。そうしてそれぞれの「作品が孕んでいるサイズ」を変動させ、会場全体がゆらゆらと運動し続けているようだった。

このときは、人間の持つ抽象的な感覚を、そのまま作品の素材として扱えないだろうかということを考えていたそう。


今回のテーマであるあきらめは、藤井さんの作品制作のうちのひとつの大きな要素だということで、[Only dead space is still alive.]で作っていた仕掛けにも、今回のテーマに通ずるところがあるんじゃないかと個人的には思っている。

何か、そもそも目の前にある状態をあっけなくあきらめた結果として、空間全体が活き活きして来るような印象を受けたからだ。


イベント当日は、そんな藤井さんのあきらめに対する最近の悩み?にまつわる何かが展開される予定。

いろいろな物事をあきらめきれなかったり、逆にあきらめ癖がついていたり、あるいは誰かからあきらめられたりとかも、、、ひとりでいろいろ思い浮かべてもあまりロクなことがなさそうなので、誰かと一緒に、あきらめについて考えてみましょう!



[Only dead space is still alive.]

https://vimeo.com/181447946



先日収録した放送室で、藤井さんと、打ち合わせも兼ねて、あきらめについて少しだけお話ししてみました。ぜひチェックしてみてください↓


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2017/2/14/藤井 龍/blanClass放送室


のもとなおき

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シリーズ 〇〇のかたちを探す #5テーマ:あきらめ

プラクティス藤井 龍[皮算用&新しい狸]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170225/

https://www.facebook.com/events/263390690758154/


「あきらめる」という方法は、時に予定調和からの回避を可能にする。

でも、それに期待と信頼を寄せすぎるのは、いかがなものか。


出演:藤井 龍/企画:野本直輝


日程:2017年2月25日(土)

開場:18:30 開演:19:30

ディスカッション:20:30〜「あきらめについて」

入場料:1.500円(ワンドリンク付)

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藤井 龍 Ryo Fujii

http://ryofujii.com/

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シリーズ 〇〇のかたちを探す(隔月で2年間を予定)

  • たとえば「ゆたかな生活」「しあわせな家族」「安定した職業」「充実した休日」のような、いつの間にか理想像になっている言葉やイメージに、私たち一人ひとりが本当に必要とするかたちは見つけられるでしょうか? 実際の経験では、それぞれがバラバラで、一言でまとめられたり、ひとつのイメージに回収されてしまうものではないはずです。このシリーズでは、毎回ゲストをお呼びし、「遊び」「家族」「労働」「健康」など、各回ごとに違ったテーマを設定して、作品発表とトークを行います。そのなかで、さまざまな概念に対する頑ななイメージについて問い直し、本当に必要なかたちがどの様なものなのか、参加者たちと共に探していきたいと思います。(野本直輝)

2017-02-14

2月18日(土)関 真奈美[乗り物]


今週土曜日のLive Artは関真奈美2度目の登場。


と、その前に、amazonの倉庫管理の自動化が急速に進んでいるというニュースが話題になっている。そのニュースの肝はamazon自動化技術が、複雑なロボット技術ではなく、デジタルカメラの認証システムによるものだというところ。


オックスフォード大などの研究に基づいて、日本でも10年から15年後にはおよそ49%の労働人口ロボット代替可能という試算が発表されているが、誰でもがスマホで持ち歩いているような、今では身近な技術によって、想定されていたロボティックスよりも簡単に、そして早期に労働のロボティクス化が進んでしまうかもしれない。


といった端境期に、関真奈美は人間のロボット化といったら良いのか? ロボットへの感情移入のような視線を逆に展開したような「乗り物」の操縦を試みる?


前回の関真奈美のblanClassでの発表は、「ヤフオク」の通常の機能を利用しつつ、それ以外の楽しみ方、ものたちが置かれた「眺望」を強化するような試みをした。


未だ究極化していないかに見えるテクノロジーの現状で、それらのテクノロージーと相反するように見える温度のようなものを関係付けたり、比較できるような仕掛けやアイデアを持ち込みながら、独特なデザインを試みているのだろうか?


言葉遊びだけの「デジタル」VS「アナログ」戦みたいなものとは、ちょっと違った遊びが展開される。単純だけれど考えさせるコーディング体験をお楽しみください。


こばやしはるお

〈blanClass放送室〉by 関真奈美

2月18日(土)Live Artのゲスト、関真奈美さんから届いたビデオとコメントです。


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2017/2/6/関 真奈美/blanClass放送室


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乗り物の試運転の様子なんですが、

画面の中へ没入できるような話のリアリティ(があるにしろ距離があるにしろ)について、

毎回参考にゲームを教えてもらうことがあり、

(ルールが設定された)現実世界に対してどうやってリアリティを持てばいいのか、

なんて病気がかっていますけど、

ぜひ乗り物を試してみてほしいです。


せきまなみ

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パフォーマンス関 真奈美[乗り物]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170218/

https://www.facebook.com/events/1900029163617592/


会場に乗り物を用意しています。

乗り物は人・情報を伝達する人・操作する人によって構成されます。

乗り物は一人、または分担して複数人で動作を与えることができます。

どうぞお気軽にお越しください。


日程:2017年2月18日(土)

開場:18:30 開演:19:30

チューニング・デモスト:40分

稼働・乗り物外出:30〜40分

入場料:1,500円(ワンドリンク付)

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関 真奈美 Manami SEKI 

http://manamiseki.flavors.me/

2月17日(金)杉田 敦 ナノスクール第4期 [ブッダに会ったらブッダを殺せ #10]

2012年11月に始まったナノスクールだが、通常の月イチセッションで行われるのは残すところあと2回。もうすでに発表されているように、3月11日に行われるイベント[出国手続き](http://blanclass.com/japanese/schedule/20170311/)で月イチセッションのナノスクールは一度幕を降ろす。なので、ナノスクールに参加されたことのある方はもちろん、ナノスクールに行こうか行くまいか迷っていた方も、ぜひともご参加いただきたい。


前回の課題である。それは「私は○○○の職務を忠実に遂行し全力を尽くして×××を維持、保護、擁護することを厳粛に誓います。」という文章の○○○と×××という部分に参加者それぞれの立場を当てはめて、皆の前で言うというもの。


全員言い終わったところで、この文章とは何かがネタバラシ的に告げられた。これは、アメリカ合衆国大統領就任式で新大統領が行う宣言文なのだという。


“私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(もしくは確約する)。”


1月20日に大統領に就任式を行ったドナルド・トランプも観衆の前で、また、全米で数百万人が反トランプデモを行っている状況の中で、この宣言をした。


大統領就任式の宣言を自らの立場に当てはめて、宣言するというのには違和感や、抵抗感を感じる方もいるかもしれない。僕は少なくとも感じてしまう。


一番困っているのは僕自身この課題に対して、どうコメントしたらいいのかわからないということだ。もしかしたらコメントする必要はないのかもしれない。やってみて、違和感を手掛かりにそれに反応するということがナノスクールのエクササイズなのだと思う。


繰り返しになりますが出国まであと2回です。ぜひお越しください。



みやざわひびき

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★月イチセッション|杉田 敦 ナノスクール《nano school》#47[ブッダに会ったらブッダを殺せ #10]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170217/

極小の学校、ナノスクール第4期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。

井土ケ谷事件の当事者になってみるというスタートから、「協調/反駁/誤解」、「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」、「裸になること、左になること」とテーマを替えて開催してきたナノ・スクール第4期は、「ブッダに会ったらブッダを殺せ」のタイトルのもと、権威から自由になり、自律性を保つための精神そのものについて考えます。五日市憲法文化学院ホモソーシャル連続体、イスラ・クラブ、グルジェフゾロアスター教シュタイナー大逆事件人間原理、安藤昌益、ブランショセリーヌなどがテーマとなります。指摘しやすい権威のみならず、ときにそれを糾弾するものの中にさえはびこっているはずの権威の本質を凝視め、考え、試み、挑みます。

また、現在開催中の《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》(2017年12月12日まで開催中)は随時振り返りながら、今後のあり方について考察していけたらと考えています。

※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。


日程:2017年2月17日(金)18:30〜

参加費:1,200円/学生 \1,000円(要予約)



〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com


美術批評。オルタナティヴ・スペース art & river bankディレクタ。女子美術大学教授。最近の著書に、『静穏の書』、『ナノ・ソート』(共に彩流社)、『アートで生きる』(美術出版社)、『リヒター、グールドベルンハルト』(みすず書房)、『inter-views』(美学出版)がある。作品に”critics coast”(越後妻有アートトリエンナーレ, 2009)など、キュレーションポルトガル現代美術展『極小航海時代』(JAM)などがある。また、批評タブロイド紙 “+journal” の編集、アーティストの増本泰斗と、ディスカッション・プロジェクト”Picnic”も行っている。

2017-02-07

2月10日(金)岸井戯曲を上演する。番外編 『演劇学へのいざないー研究の基礎』読書会

今週のLive Artは金曜日。「岸井戯曲を上演する。番外編」です。


昨年の9月から月一ペースで行っているシリーズ「岸井戯曲を上演する。」も6回目。全12回の予定だから、ちょうど折り返し地点。


ということで、ここで小休止。そもそも「戯曲ってなに?」ということを 『演劇学へのいざないー研究の基礎』(エリカ・フィッシャー=リヒテ 著)という本をきっかけに、聞き手に眞島竜男を迎え、話し合うというトークイベントを開催します。

http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336056399/


毎回「岸井戯曲を上演する。」の本番の前に宣伝も兼ねて、blanClass放送室で、前回と次回の出演者たちと座談会形式の放送をお送りしていますが、その番組進行しているblanClassのスタッフ、宮澤響も今回の読書会では聞き手として参加します。いつもの放送室でも、素朴な質問を投げかけている宮澤なので、今回の「番外編」は、その放送室の延長線上にある企画でもあるようです。


ですから今回は事前の放送室はお休み。本番で放送室のエッセンスもお楽しみください。


知っているつもりで、なかなか聞けない、基礎的な上演についてのお話が聞ける…、聞きたくて、なかなか聞けなかったことを、思い切って質問出来る良い機会になるかもしれません。


こばやしはるお

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Live Art 月イチシリーズ

岸井戯曲を上演する。#番外編 『演劇学へのいざないー研究の基礎』読書会

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170210/

https://www.facebook.com/events/226264857820090/


出演:岸井大輔/眞島竜男/佐藤朋子/宮澤 響


2016年9月から1年間毎月、blanClassで、岸井大輔作の戯曲を、さまざまなジャンルのアーティストにより上演しています。その中で、そもそも戯曲とは上演とは演出とは何かなどさまざまな議論がつみあがってきました。

11ヶ月続くシリーズの折り返しである2月は、これらの疑問を考えてみたいと思います。ゲストに上演作品もあるアーティストの眞島竜男さんをお招きし、もっともポピュラーな演劇学の教科書である「演劇学へのいざないー研究の基礎ー」を読み、毎月上演に参加したスタッフと、疑問を率直に語り合うトークイベントを開催したいと思います。(観客のみなさんは、もちろん読まずにきていただいて大丈夫です!)


ブランクラスでの上演はお休みですが、他会場で「会議体」の上演はあります。詳しくは↓

http://ttu.main.jp/会議体%E3%80%80特設ページ


日程:2017年2月10日(金)

時間:19:30〜22:00(開場:19:00)

予約:1,000円/当日:1,500円

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〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。

〈タイトル〉[岸井戯曲を上演する。#番外編]予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

メールアドレス

info@blanclass.com

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眞島 竜男 Tatsuo MAJIMA

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宮澤 響 Hibiki MIYAZAWA 

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佐藤 朋子 Tomoko SATO

  • 1990年長野県生まれ。2012年より振付家の小山柚香と共にComp.というカンパニーで主に「サンカ」というかつて日本にいたといわれる集団をテーマに作品発表をする(現在カンパニーとしての活動は休止中)。最近は自身の祖母の生い立ち話を「今ここに再生する」方法としてのパフォーマンスを制作したり、長野県飯山市北原地方に伝わる「狐にだまされた話」の調査をしている。

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岸井 大輔 Daisuke KISHII

  • 1970年生まれ。劇作家。他ジャンルで遂行された創作方法による形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。代表作「potalive」「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」。「始末をかく」プロジェクトを2013年から2018年にかけ開催中。

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blanClass月1シリーズ 岸井戯曲を上演する

第1回 『文(かきことば)』

https://www.facebook.com/events/304209653257545/

第2回 『桜木氷取 祭礼』

https://www.facebook.com/events/268749386836356/

第3回 『クロージングパーティー』

https://www.facebook.com/events/1354007484687130/

第4回 『六本木ヒルズを守る一族』

https://www.facebook.com/events/409000589224192/

第5回 『メイド喫茶の条件』

https://www.facebook.com/events/1413162008697187/

第6回『会議体』

http://ttu.main.jp/会議体%E3%80%80特設ページ

2017-02-01

2月4日(土)岩田 浩[アクティングエリア]


今週土曜日のLive Artは岩田浩がソロで初登場!!


確か、岩田浩に初めて会ったのは、馬喰町で行われていた佐々瞬個展会場に出張したイベント、CAMP[代理トーク](2015年2月7日)で、百瀬文、泉太郎らとともに佐々瞬としてトークに参加した時のこと。大した打ち合わせもできず、初対面ながら、最後まで、佐々瞬として相対したものだから、ご本人の人となりに触れるにはいかなかったが、終始不機嫌な態度だった(キャラだったのか?)ので、恐々と接したのを覚えている。


そのすぐ後の3月には、佐々瞬の企画によるblanClassのイベントに共同制作者として登場した。

佐々 瞬/岩田 浩/趙 純恵 [それら について話すこと]

http://blanclass.com/japanese/archives/20150314/


この時も不機嫌な雰囲気は変わらないものの、岩田が、時折見せるエキセントリックな言動が、2日間のパフォーマンスが全体的に観客を放置しているような出来栄えだったこともあり、ガチに切れているようにも見えて、不意に観客を宙ぶらりんな気分に引き込んだ。


自身に引き寄せた祖父について考えるために田舎に帰ったというが、彼のバックグラウンドは演劇畑のようなので、その基礎にはテキストなどによって組み立てられていく要素もあるのだろう。


ただし、今回の発表は演劇というよりも「演劇のようなこと」を実験してみる機会だというから、もう少し、こちら側に開いて試されるものだろうと期待する。


また不意に現れるエキセントリックな雰囲気を味わえるかもしれない。




〈blanClass放送室〉では、スタッフの宮澤くんとコーヒーを飲みながら何気なく話を始めたと思いきや…。ここでも不思議な雰囲気を味わえますので、こちらもぜひご覧ください↓

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2017/1/26/岩田浩/blanClass放送室


こばやしはるお

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パフォーマンス岩田 浩[アクティングエリア]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20170204/

https://www.facebook.com/events/1748288595489657/


ずいぶんと長い間、ヒトは演劇に何を求めてきたのだろうか。

ところで自由奔放な祖父にまた会えたらと思うが、演劇はそれに応えてくれるのだろうか。

「演劇」や「演技」などについて書かれたテキストを使って探ります。


日程:2017年2月4日(土)

開場:19:00 開演:19:30

入場料:1,500円(ワンドリンク付)

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岩田 浩 Hiroshi IWATA

  • 1982年兵庫県生まれ。早稲田大学卒業。在学中より演劇活動を始め、小劇場演劇の活動、「急な坂スタジオ」勤務を経て、演劇/パフォーマンスなどについて構想、実践。最近の参加企画・作品に「代理トーク」(CAMP、2015)、「それら について話すこと」(blanClass、2015)、「1923年9月2日、3日に起きたこと」(blanClass、2016)など。