Hatena::ブログ(Diary)

blanClass+column RSSフィード

2016-12-05

12月9日(金)杉田 敦 ナノスクール第4期 [ブッダに会ったらブッダを殺せ #8]

11月のナノスクールは、先日始まった第4回イドガヤ・ビエンナーレの関連イベントを考えるというものでした。


話し合った結果、12月のナノスクールでは鶏鍋食べながら天照大御神の登場を待つというイベントを行うことになりました。


日本神話に登場する天岩戸神話という話があり、それは簡単に言うと洞窟の中に隠れこんでしまった、天照大御神を外に導くために、洞窟の外で宴会をして大騒ぎをしながらその登場を待つというものです。それをナノスクールで再現してみようということになりました。


今期のナノスクールは「ブッダに会ったらブッダを殺せ」というテーマで自分の中で信じてしまっているもの、当たり前になってしまっていることについて思考してきました。今回のイベントでは、このテーマとどのような関わりがあるのかということも含めて考えていけたらいいなと思っています。


ナノスクールも次が年内最後です。少々突飛ではありますが、今年を振り返りながら、そして天照を待ちながら、鶏鍋を囲みましょう。


みやざわひびき

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★月イチセッション|杉田 敦 ナノスクール《nano school》#45[ブッダに会ったらブッダを殺せ #8]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20161209/

https://www.facebook.com/events/1733255146995486/


極小の学校、ナノスクール第4期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。

井土ケ谷事件の当事者になってみるというスタートから、「協調/反駁/誤解」、「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」、「裸になること、左になること」とテーマを替えて開催してきたナノ・スクール第4期は、「ブッダに会ったらブッダを殺せ」のタイトルのもと、権威から自由になり、自律性を保つための精神そのものについて考えます。五日市憲法文化学院ホモソーシャル連続体、イスラ・クラブ、グルジェフゾロアスター教シュタイナー大逆事件人間原理、安藤昌益、ブランショセリーヌなどがテーマとなります。指摘しやすい権威のみならず、ときにそれを糾弾するものの中にさえはびこっているはずの権威の本質を凝視め、考え、試み、挑みます。

また、現在開催中の《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》(2017年12月12日まで開催中)は随時振り返りながら、今後のあり方について考察していけたらと考えています。



※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。



日程:2016年12月9日(金)18:30〜

参加費:1,200円/学生 \1,000円(要予約)


---------------

〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com

---------------


杉田 敦 Atsushi SUGITA

2016-11-29

12月4日(日)・11日(日)笠原恵実子[アメリカ先住民、大陸横断鉄道、そしてアメリカ現代美術 #2, #3] 

12月4日と11日の2週にわたって、日曜日の夕方から特別セッションをします。予約制ではありますが、是非お気軽にご参加ください。


10月に笠原恵実子さんに40日間に渡って行われたアメリカ先住民を訪ねるリサーチ旅行の報告会をしていただきましたが、その時は、お食事会も兼ねて、お客さんたちと共に、彼女が経験してきたことを直接話しながら共有するための夕べになりました。

http://blanclass.com/japanese/archives/20161007/


同じテーマの報告会を前回を#1として、さらに2回、今度は中村寛(文化人類学者)をお招きし、小林晴夫(blanClass)も加わって、鼎談の形式で継続することになりました。


前回のお食事会では、大きく3つの流れがあったように思います。


1つ目は、まずは先住の民族を排除してまで、アメリカが得ようとしたものを確認するために、ナバホ、ホピなどの居留地虐殺があったウンデッド・ニーや大陸横断鉄道ゆかりの地などを訪れて、文化的な視点でひとつひとつ確認していくこと。


2つ目は、アメリカでのネイティブアメリカンの扱い方自体が、他の有色人種などに対する人種差別とは違い、慈善的価値や博物学的価値までが絡み、先住民の意識までも巻き込んだ、歪んだ形が読んで取れるということ。このことから、ネイティブアメリカンの問題を、一国の内政問題として片付けるのではなく、もっと広い歴史的な視野で、近代的な価値観が暴力的に侵攻した、ひとつの結果としてみることができるのではないかということ。


3つ目はこうした実感を踏まえて、1950年代以降に起こったアメリカ現代美術アメリカ中西部に埋もれた文化との深い関係を、アグネス・マーティン、ロバート・スミッソン、ブルース・ナウマンなどの仕事から読み取ろうとする試み。


という3つが、笠原さんがあげた問題提起だと思うのですが、中村寛氏が研究対象にしている、差別や暴力のことなどとも照らし合わせて、現在起こっている問題などとも重ね合わせながらカジュアルにお話ができたらと思っています。



こばやしはるお

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

特別日曜セッション|リサーチ・フィールドワーク・検証

笠原恵実子[アメリカ先住民、大陸横断鉄道、そしてアメリカ現代美術 #2, #3

http://blanclass.com/japanese/schedule/20161204/

http://blanclass.com/japanese/schedule/20161211/

https://www.facebook.com/events/673185826176331/


ゲスト:中村 寛(文化人類学者)/小林晴夫(blanClass)


日程:2016年12月4日(日)/11日(日)18:00〜

入場料:1,600円(要予約・ドリンク別)

---------------

〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。当日でも受け付けますが、準備のため一応メールでご予約ください。

〈タイトル〉イベント名〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com

---------------------------

笠原 恵実子 Emiko KASAHARA

  • 初期は身体を通じて女性と社会との関係性を考察する彫刻作品を制作。近年は、性別や宗教国籍や言語など社会を規定する制度とその状況についてフィールドリサーチを行い、その記録を元に制度の曖昧性を示唆する作品を制作している。その手法は彫刻に留まらず、写真、ビデオやパフォーマンス、ドローイングなど多岐に渡る。国内外での個展の他にPARASOFIA(2015),横浜トリエンナーレ(2014),シドニービエンナーレ(2004),光州ビエンナーレ(2001)などで発表。

www.emikokasahara.com

---------------------------

中村 寛 Yutaka NAKAMURA

http://www.ningengakukobo.com/

y-nakamura@tamabi.ac.jp

---------------------------

小林晴夫 Haruo KOBAYASHI

  • 2009年blanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。以来、毎週土曜日の夜に行っているLive ARTのほかに、月イチセッション、週イチセッションなどを企画運営している。編著に『market by market 12 – スカイホーク特集』(1997・マーケット発行)、『Bゼミ「新しい表現の学習」の歴史』(2005・BankART1929発行)がある。2009年「原口典之 社会と物質」(芸術批評誌 REAR no.22)を執筆。

2016年12月3日(土) 荒木美由 [一瞬のごちそうさまのあとに、100年後の石の話]

こんにちは、野本です。

「〇〇のかたちを探す」4回目のゲストは荒木美由さん!そして今回のテーマは なくなる です。

イベントのおおまかな内容は、近年、荒木さんが自身のプロジェクトの一環で行なっている、一緒に暮らす祖母の料理のレシピを再現し、お客さんに振る舞うというものです。

当日は17:00から食事をしながら、お客さんとある一定の時間を共有し、その中で今回のテーマである「なくなる」ことについて考えていくものになりそうです。

今回のテーマである「なくなる」は、これまで荒木さんが継続して行ってきた、ものに穴をあけ続ける作品と、祖母との暮らし、その祖母の料理を再現他者に振る舞い食べてもらう行為、それぞれの体験をすり合わせながら一緒に考えるためのキーワードとして荒木さんが用意してくれた。

荒木さんは、痴呆症の祖母との暮らしで、到底理解できない祖母の振る舞いについて笑いながら話していたかと思うと、少しだけ遠くを見ながらじっと考え込んでいるようで、そうかと思うとまた少しだけ陽気にしゃべり出す。そして、祖母が亡くなるのを待っていると言う。

料理も食べると目の前から消えて無くなって、美味しかったとか、不思議な色だったとか、もう一度食べたいとか、いろいろ思いをはせることができる。物としての実体は見えなくなるけれど、誰かの身体の中に確かに刻まれるその舌触りのような、近いような遠いような抽象的な感触が、料理の本体だったと考えることもできる。

そんなふうにして、ネガティブな意味に縛られがちな「なくなる」ことについて、もっと視野を広げて、率直に話せる機会を設けたいというのが今回やりたいことの一つでもあるそう。

当日どんな料理が目の前に並ぶのか、穴を開ける行為と料理を再現し食べる行為とがどう絡まるのか、「なくなる」とはどんな状態なのか、僕自身もまだつかみきれていませんが、今まで荒木さんが行ってきたこのプロジェクトとはまた一味違った時間を体験することが出来るのではないかと思っています。

そして何と、当日来ていただいた方には荒木さんの祖母が今回のために用意してくれたスペシャルレシピがもらえるそうです!どんなレシピなんだろう。

ご多忙とは思いますが、是非この機会に荒木さんの新しいチャレンジを味わいに来てください!

先日、荒木さんと放送室をしました。

荒木さんが用意してくれた漬物を食べながら、いろいろお話しいただきました、施肥ご覧ください!


◎このイベントは予約制になっております、下のイベント詳細にある〈予約方法〉を参考にご予約ください◎

イベント詳細

★シリーズ 〇〇のかたちを探す #4|テーマ:なくなる

家族 、介護、おもてなし、料理、レシピ|荒木美由[一瞬のごちそうさまのあとに、100年後の石の話]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20161203/

痴呆症の祖母と暮らして3年が経った。

あっという間に時間は過ぎていく。

ごちそうさま までの距離は長いのに、

食べてしまうのは一瞬。

“なくなる”ことについて、祖母のレシピからいくつかの料理を食べながら、話してみたい。

出演:荒木美由/企画:野本直輝

日程:2016年12月3日(土)

開場:16:30 開演:17:00

ディスカッション:「なくなることについて」

入場料:2,000円(要予約)

---------------

〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉〇〇のかたちを探す#4 予約

〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数 6)食品アレルギーの有無

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com

---------------

荒木 美由 Miyu ARAKI

1988年 東京生まれ 。2013年 女子美術大学修士課程 修了。様々なもの・ことに穴をあけるためにさまよっている。フットワークはわりと軽い。

https://araki3u.net/

---------------

シリーズ 〇〇のかたちを探す(隔月で2年間を予定)

たとえば「ゆたかな生活」「しあわせな家族」「安定した職業」「充実した休日」のような、いつの間にか理想像になっている言葉やイメージに、私たち一人ひとりが本当に必要とするかたちは見つけられるでしょうか? 実際の経験では、それぞれがバラバラで、一言でまとめられたり、ひとつのイメージに回収されてしまうものではないはずです。このシリーズでは、毎回ゲストをお呼びし、「遊び」「家族」「労働」「健康」など、各回ごとに違ったテーマを設定して、作品発表とトークを行います。そのなかで、さまざまな概念に対する頑ななイメージについて問い直し、本当に必要なかたちがどの様なものなのか、参加者たちと共に探していきたいと思います。(野本直輝)

2016-11-23

11月26日(土)ステューデントアートマラソン vol.12

blanClass定番企画、ステューデントアートマラソンは学科や専攻を違えた現役学生が、一時だけ学校を離れ、それぞれの表現をやってみる異種格闘技戦


ステューデントアートマラソンは、いつもそうなのですが、世の中にはたくさん存在するはずのどのジャンルからもズレているような作品行為が見られる稀有な機会になるはずです。


彼ら、彼女らが、どんなタイミングでアートに関心を持ったのかは、それぞれ違うのでしょうが、それぞれに共有する文化があったり、全くの個別な経験に根ざしていたり、学校で学んだことも無関係ではないでしょうし、いろいろなメディアから吸収した知識や感覚もあるのでしょう。もっとも若いアーティストたちが一生懸命に、あるいは無造作に投げ出す、問題や表現というものは、きっと何年後かの社会が抱えるさまざまな問題をいち早く予兆しているものです。


募集を始めて2回目の開催、今回は14組が参加、内容はドローイングについてのワークショップ、道具の読み替え作業、アンケート、参加型スライド上映、言語によるコミュニケーションの実験、料理、演じること、参加型パフォーマンス、翻訳アプリによる演劇、粘土の壺に入るなどなど、どんな作品行為が展開されるのでしょうか?


学生以外の方々もぜひ足を運んでください。よろしくお願いします。



先日、全員ではないのですが、藪奥晴奈さん、西尾佳那さん、橋場佑太郎さん、奥村友規さん、黒坂祐さん、西本健吾さん、大橋藍さん、土屋友美さん、team☆HENTAIの秋山果凜さんと稲葉孝文さんの9組の皆さんとスタッフの宮澤響がステューデンたちにインタビューしました。そちらもご覧ください。


D

2016/11/7/ステューデントアートマラソンvol.12/blanClass 放送室


こばやしはるお

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

アートマラソン|ステューデントアートマラソン vol.12

http://blanclass.com/japanese/schedule/20161126/

https://www.facebook.com/events/213705265726788/


日程:2016年11月26日(土)

時間:13:00〜20:00(予定)

入場料:700円(ドリンク別)


大橋 藍[これまでも、これからも、もち続けるであろう不在と、これからもつことになるかもしれない不在について/それらの為に私たちができること](女子美術大学美術学科洋画専攻3年)

  • パフォーマー達と、パフォーマー達の亡くなってしまった友人や、家族などで『はないちもんめ』という子どもの遊びを行います。私たちは、生きている限り、友人、家族などの身近な人の死を経験していくと思います。それらをみつめたとき、死が私たちにもたらす不在や、不在によって伴う孤独を心からみとめたうえで、それでも、それらに対して、私たちのしたいようにふるまい、感じたままのきもちをあらわにすることだってできると思います。

奥村友規[enquête](多摩美術大学大学院博士課程前期1年)

  • 睡眠時間についてのアンケートを行います。用紙が配布されますので可能な限り回答をお願いします。本イベント中に自作のアンケートを配布し回収します。

黒坂 祐[だれでもない風景](東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻)

  • わたしポジフィルムで撮ってマウントした写真を何人かに選んでもらい、スライドプロジェクターでそれを投影していく。選んだ人はその写真のどこが気になって選んだのか語ってもらう。それを順番に行なう。わたしが選んだ風景に再び選ぶという行為を重ねてみる。

しばたみづき[“見入ること”への実験](東京藝術大学後期博士課程油画2年)

  • ”見入ること”で、過去・現在・未来を同時にみることは可能だろうか。自らつぼの中に入ることで、正しく文字通り、見入ることが出来るだろうか。見入ることで、空(カラ)の中身をみれるのだろうか。

土屋友美[untitled](武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻4年)

team☆HENTAI(秋山果凜/稲葉孝文/入澤千咲)[team☆HENTAI〇〇改ざん事件](東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域2年)

  • 携帯などの端末によく見られる翻訳機能は意味を持たなくなることがほとんどである。この翻訳機能を使って私たちは最も身近な文章を二重に翻訳し演劇形式にして発表したい。そこから生じる意味の差異について考えていきたい。

長屋涼香[地元について](多摩美術大学絵画学科油画専攻3年)

  • 地元が高齢化など様々な問題によってゴーストタウン化している現状を語り、記憶する人がいなくなれば消滅する存在の町の寿命を延ばす。語り部は鑑賞者もなることが可能で、それぞれ思いえがくのは別の場所だが、不確かで懐かしいという共通の「地元」を思い起こす、会話型のワークショップ

西尾佳那[in order for to do(仮)](東京藝術大学大学院美術研究科修士1年)

  • 道具の定義:「自分以外の物体をその本来の位置から取り出し、身体で操作することによって、それなしではできない目的を達成する。もしくは、困難な目的を容易に達成する獲得行動を道具使用、その時操作した物体を道具とする」 ※「自分」、「身体」はヒトが使用する場合の表現。a. ホミニンが最初につくった道具は叩く、切る、削る機能が複合された1つのものだった。ヒトの祖先であるホモ・サピエンスにその道具が伝わると、それぞれの機能に特化するように個別の道具へ改良していった。b. ヒトはある理解の範囲を超えて現れる物事や物体に対して言語や数値などに明確化(共有できる形)または、既存の物事や物体におきかえて理解できる範囲に置く。

西本健吾[人間の尊厳に関する実験vol.2:上演](東京大学大学院教育学研究科博士1年)

橋場佑太郎[個人研究:道をひくことについて](武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科4年)

  • 私は現在、川崎市中原区に住んでいます。多摩川河川区域に最近、二棟の高層マンションが建設中です。今回はマンションとマンションの間にできた道を、なんとか視覚的に分かりやすくする方法を提示できたらと思います。

花崎結梨[小麦色の犬](武蔵野美術大学造形学部油絵学科大学院2年)

  • 私はいま、金髪にしています。ある日鏡の前でからんだ髪をとかしていると、くしゃくしゃになった自分の髪をみて、実家で飼っていたゴールデンレトリバーを思い出しました。そのように思って改めて自分の後頭部を撫でてみると、不思議な気持ちがしました。私がいま撫でているのは、自分か、飼っていた犬か。うろ覚えでパステルで描いたゴールデンレトリバーの絵があります。そのうち写真も実家で見つけて、美容師さんに見せながら染めてもらうつもりです。鏡で自分を撫でながら思い出したのは、「星の王子様」(とくに池澤夏樹さんの訳が好きなのですが)のキツネの一節でした。“小麦畑をみると、君の金色の髪を思い出すようになる…” 絵をみながら、髪を撫で、それをみなさんに読んでみせるつもりです。

吉田未来[myein](東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻3年)

  • 円環的合一を目指すために行われるような行為や自動連鎖現象のなかで得られる体感。すべてが並列に置かれ”同じ”になることを目指す。

藪奥晴奈[「始まり」の共有](女子美術大学大学院美術研究美術専攻博士前期課程1年)

  • 私は普段目にしている物から見えたモノをテーマに制作している。皆、制作するテーマは異なるが、そのプロセス他者に見せる機会は少ないのではないか? アーティストであるならば、その「始まり」を一度共有しても良いのではないか?

山本千愛[木材をもち・あるく](群馬大学教育学部美術専攻3年)

  • 私は、2016年の4月13日を皮切りとして12フィートの木材をもち・あるきだした。なぜかというと、こんな世の中だから。でも、なぜ木材にしたのかは自分でもよくわからない。その衝動がどこからきて、これからなにをするのだろう。私にもわからないこの衝動をみんなで想像しよう。

あいうえお順)

2016-11-17

11月19日(土)CAMP[ボランティアとアート]


隔月一回のペースでLive Artに参戦しているCAMPですが、今回はアートと労働を考えるイベントから、アートの周辺にあるボランティアについて考えます。


長らく、アート・スレイブなどと言われながらも、多くのボランティアに支えられてきた、アートの活動。ブラックな状況もあれば、都合よく利用されているのかもしれない、自らブラックを強いてしまうクリエイティブな強迫観念のようなこともあるでしょう。よく見ると誰もかれもがボランティアに見えてしまうアートの状況。


自分の反省も含めて…、改めて、考えてみようと思います。



こばやしはるお

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

CAMP[ボランティアアート

http://ca-mp.blogspot.jp/2016/11/volunteer.html


<ゲスト>

慶野結香(キュレーター

ほか ※打診中


日時:2016年11月19日(土)19:00〜22:00 ※開場は18:30

場所:blanClass(神奈川県横浜市南区南太田4-12-16)

定員:30人 参加費:1,000円(予約不要)

---------------

〈申込方法〉

http://goo.gl/forms/SNvcllscqB

※ 当日参加も大歓迎です。その場合でも準備がありますので、ご予約をお願いします。

---------------

慶野 結香 Yuka Keino

---------------

CAMP

  • CAMPは同時代のアートを考えることを目的としています。アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと関わりながら、トークイベントや展覧会、パーティーなどを主に東京で開催しています。

http://ca-mp.blogspot.com/

2016-11-15

11月18日(金)杉田 敦 ナノスクール第4期 [ブッダに会ったらブッダを殺せ #7]

先月のナノスクールで始まった第4回イドガヤ・ビエンナーレは「世界で起こっていることのなかからひとつを選択し、あなたの作品として登録」するという国際展だ。ひとまず、10月のナノスクールの中でその日の参加者がそれぞれ出品する「世界で起こっていること」を出品し、展覧会はスタートした。


もうすでに先月出された作品のリストはできている。これを見る限り、誰がどのように選択したかが語られていない抽象的な部分と、実際に起きていることとしての具体性の両側面があり、その間に何を見ることができるのか、というところに個人的には興味を抱いている。


第4回イドガヤ・ビエンナーレ公募締め切りは11月18日(金曜日)ナノスクールの終了時なので、迷っている方は今月のナノスクールに参加していただき是非応募していただきたい。


f:id:blanClass:20161115004629j:image

みやざわひびき

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★月イチセッション|杉田 敦 ナノスクール《nano school》#44[ブッダに会ったらブッダを殺せ #7]

http://blanclass.com/japanese/schedule/20161118/

https://www.facebook.com/events/328892257469808/


極小の学校、ナノスクール第4期。知っていると思い込んでいることを可能な限り小さくして、再び、本当の意味で知るために努力してみること。アートにとって重要だと思われるそうした姿勢を、これからもいろいろ試していければと思います。

井土ケ谷事件の当事者になってみるというスタートから、「協調/反駁/誤解」、「そこにそれはない、あるのかもしれないけれど」、「裸になること、左になること」とテーマを替えて開催してきたナノ・スクール第4期は、「ブッダに会ったらブッダを殺せ」のタイトルのもと、権威から自由になり、自律性を保つための精神そのものについて考えます。五日市憲法文化学院ホモソーシャル連続体、イスラ・クラブ、グルジェフゾロアスター教シュタイナー大逆事件人間原理、安藤昌益、ブランショセリーヌなどがテーマとなります。指摘しやすい権威のみならず、ときにそれを糾弾するものの中にさえはびこっているはずの権威の本質を凝視め、考え、試み、挑みます。

また、現在開催中の《第3回イドガヤ・ビエンナーレ》(2017年12月12日まで開催中)は随時振り返りながら、今後のあり方について考察していけたらと考えています。

※ナノスクールは完全予約制となります。 参加資格は、アート、あるいはそれに関連する分野の専門家、あるいは専門家を目指す人とさせていただきます。

---------------

日程:2016年11月18日(金)18:30〜

参加費:1,200円/学生 \1,000円(要予約)

〈予約方法〉ご予約は前日までにご連絡をお願いします。なお定員に達した場合などお断りすることもございますので、あらかじめご了承ください。

〈タイトル〉ナノスクール予約〈本文〉1)日にち 2)氏名 3)住所 4)メールアドレス 5)参加人数

上記の内容でイベント前日までに以下のメールアドレス送信ください。こちらからの返信を持って予約完了とさせていただきます。

info@blanclass.com

---------------

杉田 敦 Atsushi SUGITA