いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



AKUMAで少女 (HJ文庫)

「AKUMAで少女」わかつきひかる(HJ文庫)
AKUMAで少女 (HJ文庫 わ 3-1-1)

天使の容姿、悪魔の性格、そして心臓に欠陥を持つ少女、如月ゆり絵。彼女はある日、クマのぬいぐるみの姿をした悪魔を拉致。大好きな幼馴染の僚と恋仲になれるようにと、脅迫して願いをかなえさせる。そこで悪魔は僚とゆり絵の心と体を入れ替えたのだ! 性格ががらりとかわったふたりに学園は騒然。大騒動の中、ふたりの恋の行方は!?

男女の心が入れ替わるラブコメ


この小説は「あれ?どこかで見たような…」で出来ていますw


某有名映画からライトノベルまで、幅広く色々とごった煮にしたような作品。いや、ごった煮というより闇鍋か。次々と露骨にパロってくれるので、読み進む内に次は何が飛び出すのか楽しみに。
そんなドタバタした中でも、心が入れ替わってしまった二人の心情変化は丁寧に描かれていて、ラブコメとしてもなかなか面白かった。特にツンデレのゆり絵の心理描写がとっても可愛らしい(*´Д`)
そして何よりの売りはエロいこと。一応○や×で隠してはあるものの、エロ表現がストレート。百合成分もたっぷりだし、各章のタイトルも凄い。特に第4章とか第4章とか第4章とかw 流石はジュブナイルポルノ作家!素晴らしい!!
ツンデレとかエロとか百合とかが好きな人にはオススメ。但し、エロさとツンデレにニヤニヤが止まらないので、人前では読まないようにw