十五夜お月さん見て跳〜〜ね〜る〜_| ̄|ε=⌒、., ⌒ 、., ⌒ ○
携帯で月を撮ったらこんな感じで写りました
「天使の飼い方・しつけ方 本書には一部ファンシーな内容が含まれております。」浅沼広太(スーパーダッシュ文庫)
雨の土曜日。ベッドでマンガを読んでいた超マイペース高校生・神月ひかるの元に、なんと天使がやって来た!! 「天使かぁ……いるところにはいるんだな」「ちょ、ちょっと! もっとあるでしょッッ!?」思わぬ鈍重なリアクションに、登場早々窮地に立たされまくる天使セラ!! さらに悪魔少女イデルまでもが現れて、「魂、ちょうだい……」と(やる気なさげに)ひかるに迫る!! この異常な事態にひかるは……特に何も考えていなかったッッッ!! 壮大なる“天使空回り劇”が、今始まる―――。
なんてスッキリしない本なんだ。
まず、セラのずっとハイテンションなままの状態に気疲れ。それにようやく慣れてきたと思ったら、それまで本能の赴くまま動いていたイデルが急にはっきりしない態度になってヤキモキし、終盤出来てきた悪魔のカルマの言動にイライラ。でもまあここまでは悪くない。味方(セラ)にイライラさせられるのはどうかと思うけど、敵(カルマ)はちゃんと役目を果たしてくれているのだし、最後さえスッキリ終わってくれれば気分爽快、それまで不快になってたかいもあったのだが・・・
最後まで煮え切らないセラの態度、敵の撃退の仕方も退場の台詞も中途半端、その後の感動のシーンでは横槍が入し、スッキリしないことこの上ない。これならピンチの状態で次回に続いた方がなんぼか盛り上がる。
それでなくてもインターローグ(過去の回想)で先が簡単に読めてしまうんだから、ラストはビシッと締めてほしかった。
なんというかガーッ(屮`Д´)屮 ⌒┻━┻ってしたい気分。