いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



オウガにズームUP!2 (MF文庫J)

「オウガにズームUP!2」穂史賀雅也MF文庫J
オウガにズームUP!2 (MF文庫 J ほ 1-5)

ユージが朝起きると、ベッドの中にククルがいた。壁に「さむい」と書いた紙が貼ってある。昨日は暑かったのでクーラーを付けて寝たのだが、ククルには寒いらしい……。相変わらず微妙な平行線を続けるユージとククルの新婚?生活。そんなある日曜日、クルルと駅前にでかけたユージは、本屋さんでクラスメイトの宮内さんと偶然会う。宮内さんは学校ではクールな美少女のはずなのに、今日はなぜかジャージに分厚いメガネでボサボサのひっつめ髪という格好で……むむむ??? ほんわか穂史賀わーるど2巻、ユージのクラスメイトたちもひとクセ見せ始める!?


やっぱりいいわ〜、このほんわか感。
新婚夫婦がそれぞれに浮気?な2巻。といっても、片方は自覚0でもう片方は拗ねただけだけど。
なんだかんだでククルのことを一番に考えているユージも、ちょくちょくに拗ねながらもユージのことを全面的に信頼しているククルも、どちらも可愛くて微笑ましい。この夫婦、会ってからそれほど時間も経ってないしそれほど結びつきも強そうには見えないのだけど、不思議と安心感があるんだよなぁ。
もう一つの見所は宮内さん。
意外な設定と1巻の印象からは想像できない内面。その恋する乙女ぶりが可愛いこと可愛いこと。メインの二人がどこかずれてるから、こういう真っ当なラブコメ要員がいるとそれだけで楽しい。
今回も面白かった。このシリーズ大好き。
最後のこれは大荒れフラグか、はたまたハーレムフラグか? どちらにしろ次が楽しみ。 

センバツ 第4日

第一試合
南陽工(山口) 4−3 前橋商(群馬)


突出した選手のいないが良くまとまった似たようなチーム通しの対決。
安打数+四死球は共に12でほぼ互角の試合だったが、いい場面で長打がでた南陽工が競り勝った。



第二試合
花巻東(岩手) 5−0 鵡川(北海道)


今大会No.1左腕菊地の快投で花巻東が完勝。
力を抜いて投げても140km/h出るストレート、キレのあるスライダー、コーナーにも低めにもしっかり狙って投げられるコントロール、どれをとっても文句のつけようが無いピッチングで強打を誇る鵡川打線を翻弄し、8回二死までパーフェクト。8回に四球、9回にヒットを打たれたが打者たった29人の完封勝利。打線も足を使った効率的な攻撃で得点を重ね菊地を助けた。
一方の鵡川は菊地の前にノーヒットノーランを阻止するのがやっと。投手陣も花巻東の積極的なバッティング、積極的な走塁に飲まれてしまった。



第三試合
明豊(大分) 5−1 下妻二(茨城)


投打が噛み合った明豊が快勝。
明豊が初回下妻二の先発時野谷の立ち上がりをとらえ、4点を取ってノックアウト。投げても先発野口が6回までノーヒットピッチング。7回に連打で得点は許したが余裕の継投で下妻二打線を3安打に抑えた。
下妻二は二番手坂入が頑張って試合を作ったが、1回の大量失点が痛すぎた。