いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌2」犬村小六ガガガ文庫
とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)

――なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれしい。そして今日は「彼」に逢える……。空の果てを目指し旅立った空飛ぶ島イスラで、カルエルたちの新生活がはじまった。各国から選抜された個性的なクラスメイトたちと、彼らとの和気藹々な寮生活。そして飛空訓練。意を決し、クレアにペアを申し出たカルエルだったが――。
希望と不安の狭間でゆれるふたつの鼓動。回り出す運命の歯車。待望の続刊!

カルエル中心の1巻に続いて2巻はクレアのお話。


幸せな時間なはずなのに、この切なさとやるせなさはなんだろう。
彼女の過去が明らかになって見えてくる、人生初めての自由で幸せな時間という事実だけでも切ないのに、元皇子の噂に悩むクレアの姿やお子様で能天気なカルエルとの対比が切なさを増幅させる。
それに周りのちょっかいが少なく二人の時間が長いのとラストの展開を考えると、どうもこれが最後の幸せな時間な気がしてならない。
彼女の境遇を思うと束の間の幸せな時間くら心から楽しませて欲しかった。
と、クレアの周りには不幸の影がチラついていたものの、他は概ね平和で予想外にコミカル。学園生活、寮生活が楽しそう。
コミカルの中心は料理人(違 のアリエル。
くそっ、ラーメンとカレーなんて食欲をそそるメニューばかり持ってきやがって。深夜に読む人のことも考えてくださいよ(そんなの知るかw 食べ物そのものの表現よりも客の反応で旨そうに表現出来るのは、誰しも味が想像できるメニューだからこそだなぁとか、どうでもいいことを考えてみたり。
そんなクレア+予想外にコミカルな2巻も相変わらずの読みやすさで安定して面白かった。
外敵は? カリエルはいつ気付く? など興味が尽きない3巻にも期待。

お返事

◆さとえさん
デザインテーマは公開まで秘密の方向でw(*´艸`)
というのは冗談ですが、時間もあるので自力で頑張ってみます。こういうの弄るの嫌いじゃないですし。
どうしようもなくなったらメールしますのでご教授お願いしますm(_ _)m
>プロフィールのimgとid
hatena-modulebodyの設定は特にしてなかったので、padding: 0;にしてみましたがダメでした(´・ω・`)
結局プロフィールのimgとidのpaddingの右を大きく取ることに。
これやh3などいくつか強引に動かしていて心配だったので、試しにFirefoxを導入してみたところ問題なく表示される模様。
・・・って、Firefoxだとはまぞうの画像が枠を突き抜けてるじゃまいか/(^o^)\
というわけで、今晩の課題ははまぞう君w