いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ライトノベルの楽しい書き方4」本田透(GA文庫)

ライトノベルの楽しい書き方 4 (GA文庫)
ライトノベルの楽しい書き方 4 (GA文庫)

季節は秋。学園祭のシーズンがやってきた。
最強少女にしてライトノベル作家・姫宮美桜の顔も持つ流鏑馬剣、その暫定彼氏である与八雲、学園一かわいいと評判の市古ゆうなといった面々も、学園祭の準備であわただしい日々を過ごしていた。
学校でも忙しく、一方で自身のライトノベルの執筆に苦しむ剣の前になぜか突然フィアンセ(!?)が登場する。その存在を知ってしまった八雲はあせりまくるが……。
数多くの出し物はもちろんのこと、ヒロインコンテストまでが開催される学園祭当日に何かが起きる!?
急展開を見せる、人気シリーズ「ラノたの」第4弾!


学園祭でドタバタな4巻
と、思いきや
中身は涼牙と古館教諭(+おまけで八雲)、男達の哀れな姿が涙を誘う内容だった。
従姉の剣のしょーもない計画の煽りを受けドツボに嵌っていく新キャラの涼牙と、醜い嫉妬から次々と自らの暗部を暴露していく古館教諭の姿に涙が止まらない。主に笑いの涙ですがねw
ただ、涼牙は後半大ポカをやらかすので同情が一気に薄れたけど。ラブコメとしてあのミスリードは無いだろう。その前のゆうなの涙が台無しじゃないか。
で、主役の二人はというと・・・
ベタなイベントにベタな展開、そしていつも通りのお二人さんなので特に書くことがなかったりw
100%と0%どころか200%と−100%しかない剣を見ているのは相変わらず楽しいが、流石にそろそろ変化が欲しい。周りがあれだけ頑張ってくれてるんだから、もう少し進展を見せてくださいよ、お二人さん。
次はレザースーツのお姉さんが大暴れするらしいですよ。


・・・・・・あれ? ライトノベル書いてなくね?