いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「三流木萌花は名担当!3」田口一(MF文庫J)

三流木萌花は名担当!〈3〉 (MF文庫J)
三流木萌花は名担当! 3 (MF文庫 J た 5-10)

突然、輪廻姫(本名・井中トメ子)が画材道具一式を抱えて孝一の家に押し掛けてきた。うやむやのうちに押し切られる孝一(PN・時任零路)だが、当然、あらぬ誤解をしちゃいそうな萌花(社長令嬢なのに萌えの伝道師として鬼軍曹の如く君臨する零路の担当編集の器用貧乏さん、って長いな)には明かすことができず、二人の秘密の共同生活が始まった。――のも束の間、さっそく孝一のおかしな態度に気付いた萌花がやってきて……!? 大混戦ラブコメラノベの若獅子・ミツルギファイヤー文庫の咆哮がとどろきわたる!?


エロさが足りない!
折角のプチ同棲だったのにお約束イベントが一つあるだけで、他にこのシチュエーションを生かしたイベントがない。何日も一緒にいたのに、2巻の合宿初日の方が内容が濃かったような。
それにお得意のマニアックエロイベントは突き抜けすぎ。大いに笑えたがエロさは感じなかった。
業界の話は、出版までの流れ、小売の仕組みに続いて今回はライトノベルの挿絵の話だったのだが、これもあまりつっこんだ話はなく「へー」と思うことが少なかった。
そんなわけで過去2巻に比べるとエロネタも出版関係の話も物足りない。
次はもう少s・・・って、あれ? 終わり?
それならそれらしい終わり方にして欲しかった。あれだけ頑張っていたのに最後まであまり報われなかった萌花が不憫だ。

センバツ 第6日

第1試合
北照(北海道) 2−0 秋田商(秋田)


よく言えば投手戦、悪く言えば貧打戦。
北照は打ってはホームラン、投げては10奪三振完封とエースで四番の又野のワンマンショー。
秋田商は打線があまりにも淡白。特にスコアリングポディションにランナーを進めた後の攻撃にまったく粘りが無かった。10三振で106球ってノーヒットノーランの時みたいな数字だな(^^;



第2試合
敦賀気比(福井) 7−5 花咲徳栄(埼玉)


敦賀気比が何とか逃げ切り勝ち。
花咲徳栄は脅威の粘りを見せたが、後一押しが出来なかった。5回の無駄な失点、8回の併殺打、9回の四番のバントミスなど、勝てるチャンスを自ら手放してしまった印象。それにしても9回裏のチャンスでの四番へのバント指示は意味不明だ。完全な采配ミスだろう。



第3試合
日大三(東京) 3−1 向陽(和歌山)


日大三が苦しみながらも2回戦突破。
初戦14安打14得点の打線が今日は7残塁。ランナーが出てからは向陽藤田のスライダーを意識しすぎたのか、ストレートで打ち取られる場面が目立った。
向陽は守る方は満点の出来だったが、日大三に勝つには打つ力が足りなかった。