いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「はたらく魔王さま!4」和ヶ原聡司(電撃文庫)

はたらく魔王さま! (4) (電撃文庫)
はたらく魔王さま!〈4〉 (電撃文庫)

バイト先のマグロナルドの休業により、職を失った魔王。さらに住居であるアパートも、壁の修理のため一時退去させられてしまう。
職と魔王城を同時に失い失意の魔王は、大家・志波の勧めで、“海の家”ではたらくことに。しかも、魔王に想いを寄せる女子高生・千穂や、魔王の命を狙う勇者・エミリアまでもが魔王を追って海の家に現れて――!?
夏で海でも仕事です!な、庶民派ファンタジー第4弾!


アパートの修繕と店の改装が重なって居場所がなくなった魔王一行は住み込みで海の家へ。
まずは傾いた海の家でも遺憾なく発揮される真奥の店長代理能力に脱帽。やっぱこの人出来る人だ。必要以上に日本に馴染んじゃってるけどw
お次は恵美とアラス・ラムス。相変わらずぶつぶつ文句言いながらしっかりママやってる恵美と変わらず無邪気なアラス・ラムスが微笑ましい。特にアラス・ラムスの舌足らずな言葉は癒し効果抜群。
他のメンバーでは漆原と鈴乃がいつもより目立ってたりしたのだけど、今回はなんといってもちーちゃんですよ。
ちーちゃんマジいい娘すぎ。健気で真面目で向上心があって。そんな彼女が落ち込んでいると思わずギュッとしたりいいこいいこしたくなる。なろうよ、筆頭悪魔大元帥。魔王の側に侍る千穂。うん、マスコットにしか見えないねw
ストーリーはいつもと同じ感じで。……そう、3巻の伏線でもっと内容や雰囲気が変わるかと思っていたのにいつもと同じパターンだったんだよなあ。いつも通り楽しく読めて良かったという気持ちと、マンネリはやめてほしいと思う気持ちが半々で複雑な気分。
そんな訳で4巻も変わらず面白かったが、そろそろ変化が欲しいところ。3巻よりさらにきな臭くなってきたのエンテ・イスラ情勢と、物語に大きく関わることになった大家さん家の正体で、そろそろ物語が動く? そうなったら魔王も勇者も大きな選択を迫られることになりそう。



履歴書がなくなっていたのが地味にショックだった。天祢さんとカミーオの履歴書プリーズ。

お返事

◆さとえさん
なん・・・だと!? 異文化恐ろしす(マテw
情報ありがとです(・∀・)
時代劇でも見た記憶があるし、カップそば・うどんの定番・赤いきつね緑のたぬきもあるし全国共通なのかと。江戸発祥なんだろうか?
おあげ=きつねの好物というイメージもあるので、揚げが乗ってるそばを「たぬき」と呼ぶのはかなりの違和感があります(^^;



◆影武者さん
どん兵衛も東と西だと味が違ったりするらしいですね。
名古屋は八丁味噌味噌カツなど味噌のイメージが強くて濃い味のイメージがありますが、うどんやそばはどうなんでしょう。
味なら納得するんですけど、まさか「きつね」を「たぬき」と言うとは思いませんでした(^^;