いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



つぶやく

●生
世界樹しながらニコ生のラノベンピックなる企画に参加してたらこんな時間に。



●失
2日連続でWindousの立ち上げに失敗するこのPC。そして、その2度とも回復後に同じサイズ(165.31MB)の更新プログラムをダウンロードしだすノートン先生。こりゃもしかしなくてもノートンのせいか?



●K
今期ニコ動でやるアニメの中で唯一視てみようと思った作品。
んで視た感想は、、、身も蓋もない言い方をすると
僕(中二)が考えた格好良くておしゃれなアニメを腐女子の方々が好みそうな感じに仕上げてみました。
って印象。

「はたらく魔王さま!6」和ヶ原聡司(電撃文庫)

はたらく魔王さま! (6) (電撃文庫)
はたらく魔王さま!  6 (電撃文庫)

2階がカフェ形態となり、ついに魔王のバイト先のファーストフード店が再オープンする。張り切る魔王は、心機一転新たな資格に挑戦することに。
そして、恋する女子高生・千穂がもまた新たなことに挑戦すべく燃えていた。テレパシーである概念送受(イデアリンク)を覚えたいと恵美たちに相談したのだ。それは、天使や悪魔から接触があったときに、すぐに助けを求められるようにするためだ。だが、そんな千穂を見て鈴乃が選んだ修行場所は、なぜか町の“銭湯”で──!?
フリーター魔王さまの庶民派ファンタジー、みんなでお風呂で大暴れ!? な第6弾登場です!

ちーちゃんが健気に頑張る前半(サービスショットもあるよ!)と、迷える子羊二匹に道が示される後半の大まかに分けて二部構成。



木崎さんが本当の女神に見えた。
事実としては出来る大人の女性が自分の夢を語っただけなのに、相手が魔王と勇者、しかも5巻の事件が尾を引いて自分を見失った二人だったものだから、彼らを導くような言葉の数々が神々しく感じる。まあ、そんな相乗効果は別にして大人の夢の話は沁みる話だったのだけど。芦屋の語る喫茶店の立地条件の話を含めて三章の前半だけでも読む価値あり。
でも、それ以上の存在だったのがちーちゃん。
彼女が語った壮大な夢は感動や呆れを通り越して「本当にもうこの娘は」という感じ。そんな夢物語なのに、前半にあれだけの努力を、しかも自分が出来るとこを把握してその最大限で夢の実現に向かう姿を見せつけられているから説得力が凄い。悪魔と人間・天使を繋ぐ役だと思ってたのに、いつの間にかこの物語の中心になっていたんだね。鈴乃が呟いた「私は崇めてしまいそうだ」に激しく同意。
しかし、思ってた以上にスケールが大きい方に舵を切ったなという印象。
エンテ・イスラにちゃんと目を向けるばかりか、世界の根源にまで話が行きそう。決着までには10巻は軽く超えそうかな?
このシリーズの一つの売りだった生活感が段々薄れてきているのは残念だけど、このメンバーでドタバタしているのを読むのが一番楽しいので、それが結束してくれたんだから文句があるはずがない。次も楽しみ。