いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ベタは王道で……最高なんだぞ!」

酒、届く。


私信:お祝いの言葉、ありがとうございます。伝えておきますた。





久しぶりに特番で格付けをやっていたので視ようと思ったら、くっそつまらない企画に成り下がっていた。
どこのTV局も数字獲れる企画をわざわざ改悪して潰してしまうのは何でなん?(´・ω・`)
まあ、そのおかげでバレンティンの60号をリアルタイムで見れたわけだが。

「ココロコネクト プレシャスタイム」庵田定夏(ファミ通文庫)

ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫)
ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫)

「新たな化学反応を起こすのよ!」三年に進級した藤島麻衣子が開催したのは、学校全体を巻き込んだ一大イベントだった! 文研部員同士をも激突させた熱き闘いと、藤島の隠された思惑が錯綜する波乱のカップルバトルロイヤルから、部長に千尋が、副部長に紫乃が就任した新文研部が巻き起こす悪戦苦闘の新入生勧誘活動、そして莉奈の『お兄ちゃんの友達チェック』に、卒業を目前に永瀬伊織が振り返る高校生活まで。シリーズラストを飾る、愛と青春の五角形コメディ、美味しいところだけを凝縮したココロコレクト第3弾!

後日談短編集。
最後なのに表紙に5人全員がいない! 莉奈の左手の先は太一なのか彼氏なのか。




わたしだけのお兄ちゃん
内容:太一妹による文研部個人面談
唯の可愛いものには目がないって設定久しぶりに思い出した。確かにこれは怖いw
でもそれ以上に、小6にしてこの計算高さと現金さ。この妹のが怖いよ。




カップルバトルロイヤル
内容:カップル同士がブーケをかけて争う謎の企画。
滅茶苦茶だー。企画自体のありえなさが逆に笑える。楽しけりゃ勝ちよね。
こんなバカ企画を通す圧倒的な交渉力とその後のギャップありまくりな残念さ。やはり藤島女史が最強キャラだな。
現象から解放されてバカなことを思いっきり楽しんでいる文研部メンバーが読めて良かった。特に太一の姫子の盤石さを感じられたのがこの話の一番の収穫かな。163ページはご馳走様でした。




新入生よ大志を抱け
内容:ほぼぼっち確定の根暗少年目線の文研部の勧誘。
千尋の言い分は分かるし良いこと言ってんだけどさ、この手の性格の子はそのちょっとの勇気ってのが出ないのが難しいのよね。
でも、別にあまり喋らなくても余程のことを仕出かさない限り、なんとなく成るように成っているのまた学生生活だと思う。ソースは俺。もう遠い昔の話です、ええ。




未来へ
内容:推薦で早々に進路を決めてしまった伊織、漠然とした不安に悩む
ごっさんがまともに先生をしている……だと!? 〈ふうせんがずら〉の器って役割だk……親しみやすく面倒見のいい先生だと思ってました(テノヒラクルー でもピースはやめい。
もの凄く臭い言葉を吐いてってくれたが、この臭さがこのシリーズの真骨頂だよね。
最後の最後にこのシリーズらしい青臭くて読んでいるこっちが恥ずかしくなりそうな青春で締めくくってくれて大満足。