いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「さまよう神姫の剣使徒2」すえばしけん(富士見ファンタジア文庫)

さまよう神姫の剣使徒 2 (富士見ファンタジア文庫)
さまよう神姫の剣使徒 2 (富士見ファンタジア文庫)

探索士・ユウキが拾ったのは、世界の守護者“六番目の神姫”ティナ(ただし、奇跡の力を失ったダメ神姫)。ひょんなことから、主(ユウキ)従(ティナ)契約を結んだふたりだが。
ティナは「困った人を救うは神姫の使命!」と進んでトラブルを引き寄せ、ユウキはその後始末に奔走する毎日。しかし、ティナの存在が、他の五柱の神姫に知られることとなり――
六番目の神姫が現われるとき、神姫・剣使徒たちの戦いが始まる。ティナに迫る《月戴く神姫》の凶刃を“かつての”月の剣使徒・ユウキの刃が受ける!――「迎えにきたぞ。ティナ」
絆が織りなす“世界を護る”剣戟の迷宮ファンタジー

WIZ風ダンジョン探索ファンタジー第二弾。



いきなりのティナとユウキの抹殺指令。
そんな緊迫のオープニング……を、忘れさせるゆる〜い日常シーンからスタート。あれ? いやいいけど(^^;
これはティナちゃんを思いっきり愛でるコーナーですね、いいですね。見開きの口絵からしてなでなでしたくなる愛くるしさですからね。ライバルのはずのフランカも思わず可愛いと思ってしまうのも肯ける。
さて、今回やることは商売……ではなくやっぱり探索。“商人”ユウキどこいった?w
そしてティナ以外の神姫が続々登場の回でもある。主に《月戴く神姫》カーヤがメイン。って、この子もロリかい。しかもティナよりもさらに庇護欲をくすぐるキャラとは。ある意味流石だ。
そのおどおどしたカーヤが、力が無くても前向きなティナの姿勢とユウキとの関係に感化され、流されるだけから自発的に行動するまでの過程が心温まる。ティナにしてもカーヤにしてもハラハラしながらも応援したくなるような素直な子の頑張りを描くのが本当に上手い。
商売っ気なし、バトルも短めと少々予想外だったが、ハートフルな話で面白かった。
予想外と言えばラストもなかなか。
てっきり六柱の神姫同士の争いがメインのバトルものになるか、探索メインのWiz風を貫くかのどっちかかと思ったら、完全に想定外の方向に舵を切ったのでビックリ。もっとスケールの大きい話になりそうだ。世界の状況がそれほど周知されていない(諸設定が全て明らかになっていない)状態でこの話の振り方は冒険したなという印象が強い。というか、この展開の速さは短めで完結させるつもり?

J1 第32節

清水 1−0 大宮




大宮はいつの間にエスパルスより下になったの? 夏頃は首位じゃなかった? いまや定位置。失速ぱねぇ
完封は久しぶりな気がしたが第30節のダービーが1−0だったか。その前は18節のFC東京(0−0)まで遡らないとないという(^^;



降格チーム確定。これで富士山ダービー()は存続か。
優勝争いは横浜が2歩くらい前に出たかな。