いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「……またスーパーで」

仕事で使うには何かと不便が多いWindouws7。
今まではボタン一つで出来ていたものが、二行程三行程しないと出来ない項目が多すぎて辟易する。
家電量販店でWindouws8を触ってみたことがあるが一番初めの画面、あれがすでに許せない。AutoCADの最新版の体験版も使ってみたが完全なゴミ。線一つ引くのにどれだけ手間かけさせる気なのだろうか。
OSにしてもソフトにしても、何故旧作に比べユーザーの動作量が増えて使いにくくなっていくのか激しく疑問である。





よかったマークどうもです(・∀・)

「ベン・トー12 デザートバイキングプライスレス」アサウラ(スーパーダッシュ文庫)

ベン・トー 12 デザートバイキングプライスレス (スーパーダッシュ文庫)
ベン・トー 12 デザートバイキングプライスレス (ベン・トーシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋が、狼となってから出会った仲間たちと想いをぶつけ合う甘〜いエピローグ集! 気持ちを受け止めてもらったはずの槍水との未来は? そしていつも隣にいる著莪との関係はどうなる? さらにいつも回りでアクセル全開で暴走状態だった沢桔姉と噛み合う時は来るのか? そして白梅は? その他にも茉莉花とのタイホ寸前の××や、烏頭VSあせびちゃんのオカルトバトル、茶髪の想い…など、胸焼け必至のデザートバイキング!一緒に戦い、喰い続けてくれた皆様に感謝を込めて、庶民派シリアスギャグ・アクション、これにて完食!!


な、なんだこれは(絶句)
バカコメディの最終巻を読んでいたはずが、羨ま死してしまいそうな激甘ラブストーリーにすり替わっていた。


デザートバイキングのサブタイトルに相応しい、女性陣ほぼ総出演の恋愛要素盛り盛りの後日談的最終巻。
前半はコメディ要素の多い話もあるが、後半になるにつれて佐藤との親密度が高い女の子がメインに=真剣な恋愛話へとシフトチェンジしていくベタ甘仕様。
但し、脅威の夢オチ率であるw これはあれか、好きなエンドをご自由にお選びくださいってか? そんな姑息な手に釣らr…………著莪のはマジだよね? マジだと言ってよ先生!
そうそう、白粉先生だけは当然のごとく我が道を進んでいらっしゃいました。ブレずに笑いとドン引きを提供してくれる先生は腐女子作家の鑑。『筋肉刑事』完結おめでとうございます。三年間書き続けるものだとばかり思っていたので意外でしたが、すぐにでも佐藤を題材に違う傑作を生み出してしまうのでしょうね。おーこわいこわい。
そんなあま〜い香り(一部腐臭)が漂う中、一つだけサブタイトルにそぐわない内容が。それが弁当。こればかりはデザートからはかけ離れたがっつり系。
これまでにサブタイトルになった弁当の再登場に新作弁当、家庭料理まで、量と質を兼ね備えた過去最高に食欲を誘う描写の数々。夜読んだ自分には完全に飯テロだった。くそう、この空腹どうしてくれる。
そんなわけで、予想外に甘々だった最終巻。一戦くらいしてくれてもいいかなという想いはありつつも、幸せな気分と佐藤への憎悪wを味わえて、色々な未来が夢見れて大満足。
アサウラ先生六年間本当にお疲れ様でした。バカで熱くてくっそ面白い物語をありがとうございました&ご馳走様でした!