いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「たいおんはさーびす」

あまんちゅ! 11話 猫と子猫のコト
お姫登場回で、てこちんポエム炸裂。(*/∇\*)いやーん!!
次回最終回。お待ちかねのダイビングだ!
悪くないアニメ化だったけど、ライセンスを取ることをゴールにしてしまったからダイビング要素が少ないのだけが不満である。

「人類は衰退しました 未確認生物スペシャル」田中ロミオ(ガガガ文庫)

人類は衰退しました: 未確認生物スペシャル (ガガガ文庫)
人類は衰退しました: 未確認生物スペシャル (ガガガ文庫 た 1-20)

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の”調停官”であるわたしのお仕事。そう、妖精さんは実在もするし確認されている生き物。では、未確認生物とはいったい……?  トロール、未来人、ゾンビ、マンドラゴラ……飽くなき探究心こそ、人類の進化のエネルギー。目撃者、わたしが見たその正体とは!  ちょっと怖くて、ちょっと世知辛い!? すべて書き下ろし、珠玉の“スペシャル”な短編集。

人類は衰退しました』久々の新刊。終わってなかったんだね。
未確認生物ってアレでしょ、原因は全部妖精さんなんでしょ? なんて思いながら読み始めたら意外にも妖精さん作ではないくて驚いた。こんなに魑魅魍魎が跋扈していたのか。人類というよりこの地球終わってるな。
まあ、それはいいとして
妖精さんきのこ派かよ! 失望した。
でも妖精さんならたけのこをちらつかせればあっさり寝返ってくれそう。そして戦争が始まる…… 彼らが本気を出したら星ごと滅亡でしょうな。はっはっは
あと、どうしたっと印象に残るのが翻案:わたしちゃん、演:妖精さんの古典童話劇場。
エッジの効いた解釈にブラックユーモア、妖精さんたちのノリの良さといい加減さで、これぞ『人退』といった感じ。やっぱりこのシリーズは、社会への皮肉が入ってないとね。
全体的にはいつもに比べると毒は薄かった気はするけれど、いつもどおりのほのぼのブラックな空気が味わえただけで結構満足。