サイケデリックハートブラボーズ@梅田HARD RAIN

退社後、勢いでライヴへ。昨日紹介したサイケデリックハートブラボーズを観るために梅田HARD RAINへ。
出演は

の4バンド。

埋火は女子ヴォーカルギター、男子ギター、男子ドラム。プラス男子ベースのサポート。女子が持ってるギターはGibsonのSG(臙脂色)。男子のギターはFenderテレキャスター。ちょっと不思議系なノリの女子。に見えましたが演じてる部分が大きいような気がしました。実はしっかりしてる真面目な子っぽい雰囲気がにじみ出てたような、そうでもないような。女子のギターの弾き方がちょっと面白かったなぁ。結構な高音部も四弦あたりで弾いたりするんです。曲はレトロでアングラな雰囲気を漂わせるロック。永島慎二の「黄色い涙」という漫画に影響を受けた曲!なんてのも演ってましたが、これはロカビリーっぽかったような。違うかな。ひっかかりがあるバンド。CDの先行発売をやってましたが、とりあえず保留。(良さげなんでづけどね。)

ウィークエンドは男子ヴォーカルギター、男子メガネベース、男子ドラムのスリーピースバンド。ギターはEpiphoneあたりのデカいボディーのやつ。曲調はくるりGRAPEVINEの影響を受けてる世代らしいゆるいロック、時折ポップス。STUDIO44っぽいな。期待を裏切らないコード進行が気持ち良いのですが、もう少し遊び心を見せてくれても良かったと思います。後、ヴォーカルの歌いまわしがちょっと鼻につきました…。GRAPEVINE田中のモノマネ大会じゃないんだから、もっとストレートに力強く歌ったら良いのに。*1アンケートにもダメだしコメントを記入。でも、悪くない。ドラムの人が器用でした。

ライスボウルは男子ヴォーカルギター、男子ベース、男子ドラムのスリーピースバンド。曽我部恵一のバックバンドをつとめたことがあるらしいです。このバンドはヴォーカルが力強い。(ウィークエンドと好対照。)ただ、ドラムが乗り切れてなかったような気がしました。裏拍がちょっと前のめり過ぎるんですよね。シンバルのポジションもなんか変でした。完全にヴォーカルのワンマンに見えましたが、あれはステージ上だけなのかな。みかけに似合わず太めの声が印象的。言葉がちゃんと届く歌を歌ってました。ただ、なんかちょっと濃い…。「セックス」なんて曲名があったり。最近の私の趣向に合致せず。残念。会場にはこのバンドのファンの人が多かったようです。遠路はるばる組だったのかしら。すごーい。

そしてラストはお待ちかねのサイケデリックハートブラボーズ。男子ギターヴォーカル(小田切)、男子ベース(ワタナベ)、男子ドラム(ミヤザキ)のスリーピースバンド。なんだかスリーピース多いな。ちなみに小田切くんの髪型がキュート。他の3バンドもなかなかに良かったので、サイケデリックハートブラボーズの魅力もかすんでしまうのではないか、などと不安を感じたりしていたのですが、全くの杞憂でした。演奏が始まってビックリ。キラキラと弾けてるのです。見えない光の粒子がギター、ベース、ドラムから飛び散っているような。今日の出演陣の中えは断トツに魅力的でした。(朝からiPod shuffleで曲を聴いてたからかもしれませんが。)途中、電氣プランの人もまじって4人で厚みのある演奏も披露。『残照トラックス』の曲はほとんど演ってくれました。(「生活ループ」は演ってなかったかな。)アンコールはなし。個人的には「不安なワンダーランド in the 地球」がツボ。今もiTunesで流しながら口ずさんでます。WEB上に視聴できるところがなさそうなのが残念なところ。是非ともお近くの大手CDショップで視聴してみていただきたい。そしてキラメキに触れて即CD購入していただきたい。

終演後、『残照トラックス』の歌詞カードにサインをしてもらっちゃいました。サインというより署名?あ、サインと署名は同じか。とりえあず崩し字ではないです。気が向いたら画像をUPします。

サイケデリックハートブラボーズは2月8日に十三ファンダンゴでレコ発記念のライヴをやります。共演はエレクトリックギュインズ、夕凪、ファンキーパンキー。ただ、ヴォーカル小田切くんに聞いたところ「その日のトリは夕凪です。」とのこと。レコ発なのにトリじゃないなんて!

*1:GRAPEVINEの田中は結構すごいシャウト聴かせてくれます。