茨城会:アイアンデブリシステムを対戦プレイする:3

takeshiさんと、シナリオ4:決戦、七色星団です。
当方は地球艦隊を担当しました。
ついにドメル登場です。
やはり、宇宙戦艦ヤマトのクライマックスは、この七色星団決戦に尽きるでしょう。
ドメル艦隊は、史実(?)通りに暗黒星団の中に隠れています。
ヤマトは、シナリオ特別ルールで、まず敵を発見しなければ攻撃できません。
ドメル艦隊は、史実通りに、まず戦闘機隊を瞬間物質転送機でヤマト直近に送り込んできます。
しかし、此処でシステム的な問題点判明。本ゲームでは、いわゆる戦闘機狩りができないのです。敵戦闘機をターゲットとした制空戦闘が実施できません。防御側が望まないと、戦闘機対戦闘機の制空戦闘が発生しないのです。
言い換えれば、本システムでの戦闘機の機能は対艦攻撃に対する防空戦闘に限定されており、それ以外の用法を想定していないのです。この点については、修正ルールが出ているようで、そちらも急遽ネット参照しましたが、依然、不完全なように感じました。
結局、先にプレイしていた水戸爺さんがやってきて、本ゲームでのブラックタイガー隊の使命は暗黒星団の中のドメル艦隊を発見して攻撃し、前述のヤマトの攻撃制限を解除することなのではないか。
そうだとすると、ドメル艦隊側の戦闘機には、機銃掃射攻撃をする以外の運用は実はないので、最初に転送する理由はないのではないか‥と言う話しになりました。
そんな訳で、ドメル艦隊は仕切り直して、まず雷撃機隊を転送して奇襲ルールで雷撃。ヤマトに、P損害を与え使命を果たします。続いて爆撃機隊。そして、ドリルミサイルを搭載した重爆撃機です。
そこでまた疑問。戦闘機が不要なように、実は爆撃、雷撃の手順を踏む必要もなく、いきなり重爆撃機でドリルミサイルを撃ち込めば良いのでは?
それに対して再び水戸爺さんが、いや反転チェックの機会を減らすために雷撃してP損害を与えることには意味があるのでは?と。なるほど。
そんなこんなでヤマト周辺でルールによる行動順序の疑義が論じられている間に、ブラックタイガーがドメル艦隊のギガヘクスに進入してドメラーズⅢを空襲します。機銃掃射ですので威力は低いですが、ドメラーズⅢの装甲も薄いので効きます。さらに、機銃掃射は爆雷撃と異なり母艦に戻って補充する必要がないので三次に渡って攻撃を繰り返し、ついにドメラーズを沈めました。
ここからが問題で、実はガミラス艦隊ではドメラーズⅢしか暗黒星団航行能力がなく、他の艦は毎ターン終了時に航行チェックして、失敗すると沈没扱いに。いきなり第一空母と戦闘空母が沈んでしまいます。
残る2隻は必死に暗黒星団からの離脱を試みますが、第二空母も航行不能に。
最後の第三空母は暗黒星団から離脱しましたが、そこでヤマトと砲撃戦となり敗北。
ドメル艦隊は全滅してしまい、地球艦隊の3連勝となりました。