ダブルマンゴーの後、走って逃げました 娘とトトロ

午後から用事数件のため外出。

地元のお寺に書類を届けて帰ろうとしたのだがポストが見つからない…

後できくとまだポストを設置されていなかったとか。

というのはお寺はつい先日、落慶法要をされたばかりなのである。

車を降りて、お寺の近くに来ただけでヒノキの清冽な香りが漂ってくる。

うろうろしているうちに御住職が出てこられて、中へどうぞとすすめて頂いた

「御忙しいでしょうから結構ですよ」とかいいながら内心は…

新築のお寺を見たい気持ち満々…（苦笑）

しかたなく？中に入れて頂き御住職に新しい本堂や庫裏を案内して頂いた。

本当に立派！

伝統的な建築様式と現代的な機能がきちんと配合されている。

本日はたまたま地元の神社の祭礼。

御住職とお話しているとお寺の横を祭礼の行列が通った。

この地区の祭礼は大名行列の形式をとるらしい。私は初めてみたのである。

大名行列はかなりな人数。

殿様、奥方、腰元、侍、持ち方、先払い、奴…

実はこのお寺のそばに同級生が住んでいるので、このお寺に車を置かせてもらってその友人のところに届けものをするのがもう一件の案件…

ぼんやり行列を見ていると、行列の中に当の同級生を発見。

行っても留守だと判明…

帰りにコンビニで公共料金の支払いや郵便の投函。

炎天下、行列を立ち見していたので喉が渇いてきたところで…

『ダブルマンゴーパフェ』

という魅力的な看板が。

マンゴーのゴロゴロ感がかなりよかったです。量もお値段も手ごろかと。

山寺に帰ってからは境内の草刈り。

一通り草刈り終え、境内の端に古い枯れ枝が山のように折り重なっているので片づけようと思って、取り合えず何本かの枯れ木を持ち上げたら

ブブブブブブブブブウゥウ

スズメバチが一斉に飛び出してきた（怖）

いつの間にか枯れ枝の中にスズメバチが巣を作っていたらしい。

とりあえず走って逃ました…

となりのトトロ [DVD]

夕方、娘を膝に載せて「となりのトトロ」を一緒に観る。

娘はもうじき三歳だが、宮崎駿の世界を理解できたみたいで、見終えると「もう一回見る！」といいだした。

最後のほうで日暮の田舎道を主人公が足を泥だらけにして走っているあたりから涙腺がゆるくなってきた。

画面の中ではヒグラシが鳴き、窓の外でもヒグラシが鳴く
臨場感万点である（笑）

歳をとると涙もろくなるのか、いつになく胸が熱くなった。

この作品は心を強く揺さぶってくる。

子供の頃何かに一生懸命になったこと

家族がとても好きだったこと

周りに優しい大人がいたこと

自然が自分を包んでくれたこと

眼に見えない何かを感じたこと

それらを思いださせてくれるのだろう。

そして、もう一度、いろんなものを信じたくなる。

当分、娘にせがまれて「トトロ」を見ることになりそう。

今日は既に2回目を見終えたところである。

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