夏への扉 テロ2件 大次郎 「きもの草子」仕事のはかどるBGM
初夏の暑さで身体が少し戸惑っている。
否、初夏というより、初夏を通り越していきなり夏が来たように感じる。
もしかしたら自然も戸惑っているのかもしれない。
車を走らせていると藤やさつきが早々と咲き初めているのである。
夕方は境内のオオデマリが開花し始めていることに気がついた。
ブログでも何回か新緑について書いたが、新緑の緑が濃い色に落ち着くのも1週間ほど早い。
夏への扉が少しだけ早く開いたようだ。
夕方、空の色に淡い茜色が混じっていてとても綺麗だった。
この季節になると夕焼けの色が格段に魅力的になる。
- 作者: ロバート・A.ハインライン,Robert A. Heinlein,福島正実
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最近、京都や奈良の有名寺院に油のようなものを撒くという不審な行為(テロ?)が連日報道され、その規模はかなり広い範囲に及んでいる。
今朝、老僧と本堂わきのお堂に護摩木を収めにいって、お堂の扉を開けたらかなり広い範囲に黒い油ジミのようなものが見つかった。
! ! ! ! !
まさかウチのような田舎の山寺がテロの標的になるはずはない…と思ったが老僧に尋ねたら…
「ワシが油をこぼした」
自爆テロでした…
その後、本堂へ行って何気なく、おみくじの入れ物を見ていたら、なぜか急におみくじの入れ物に手を入れたくなった…
中に入っているおみくじに手がふれるとおみくじとは別に
クニャ…としたやわらかい触感の塊りに手が触れた
? ? ? ? ?
取り出すと…
『直径3センチくらいのご飯を丸めたもの』
が入っていた…
? ? ? ? ? ? ? ?
『おにぎりテロ』という新しいジャンルのテロが発生か…
詳細は不明である…
知人に高浜の『大次郎』というお店の餅菓子“大次郎餅”を頂いた。
柔らかいお餅の中に餡子が入っているという何の変哲もないお菓子である。
だが、さらりとしていてコクのある餡がとても美味しい。とろけるような餅の食感との調和も誠によろしい。
少しも奇を衒うことのない、まっとうな味で久々に美味しいお菓子を食べた気がした。
本日は不動講の日だったのでお勤めの後に、このお店のお菓子“パイ饅頭”を御接待したら皆さん喜んでくださった。
福井方面から毎回お参りに来られている方と「こういうお店がいつまでも続くといいですね」とお話した。
地元にまっとうな老舗があるというのはとても大事なことだと思う。
【大次郎HP】http://www.eonet.ne.jp/~daijirou1905/
- 作者: 田中優子
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文章の中でも私が特に好きなのは、書き手が自分の好きなことについて情熱をこめて書いている文章である。もうひとつの好きな文章は、書き手が言葉に対して、あるいは書くという行為に細やかな意識を持っている文章である。
田中優子「きもの草子」
この本は著者が心を向ける着物と布について書いた本である。
言葉の選び方も独特のものがあって、言葉の繊細な感覚に浸るかと思うと、実にざっくりと言葉を扱うところがあって面白い。
好きな文章の条件としては著者が確固とした自分の哲学や感覚を持っていることと本の装丁、構成、イラスト、写真などに著者の思いが感じられることも条件にあげられる。
まだ読了していないがこの本は多分、そのどちらも満たしている気がする。
この本についていろいろ書きたいが夜も更けたの続きは次回に…
- 作者: 田中優子
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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【最近、BGMに使っています。不思議と仕事がはかどる気がします。】
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