ドラマ:有閑倶楽部
KATTUNの赤西仁復帰ドラマ第一弾、有閑倶楽部の男性メンバー(3名)がオールジャニーズということでドラマファンだけではなく、注目度が高かったドラマ、日テレ火10の有閑倶楽部。個人的に原作のファンであるのと、最近のジャニーズドラマ、なかなか面白い作品が多いのとで非常に楽しみにして初回放送を見た。
初回放送を観た感想は、、、残念ながらガッカリ。
まず、本来(漫画)なら主人公は悠理のはずが、赤西仁演じる魅録になっている点で、原作の漫画ファンとしては、ちょっとなあ、と感じた。加えて有閑倶楽部の男性メンバー(清四郎、魅録、美童)を演じるジャニーズキャストがミスマッチな気がしてならない点でもガッカリ。ジャニーズの中では任なのかもしれないが、俳優を幅広い視野で見ると、アウトのような気がする。悠理、野梨子、可憐のキャスティングが原作にあっているだけに、余計そのミスマッチ振りが目立つ結果となってしまったと感じた。
<主要キャスト>
松竹梅魅録 :赤西仁
菊正宗清四郎 :横山裕
美童グランマニエ:田口淳之介
剣菱悠理 :美波
黄桜可憐 :鈴木えみ
白鹿野梨子 :香椎由宇
まあ、原作を作品化するのが目的ではなく、ジャニーズの若手役者を起用する題材として「有閑倶楽部」が選ばれました、という位置付けなら、これはこれでOKなのかもしれない。有閑倶楽部のメンバーは、ある種、おとぎの国の王子様的な存在なので。
ストーリーの方も原作のエピソードは借りているものの、ストーリー展開が違ってきているし、何より、変更したためにつまらなくなっていると感じた。第一回放送の脚本は、脚本力に定評のある江頭美智留であったはずなのに、、、ドラマのあの破天荒な有閑倶楽部の活躍ぶりが画面で表現されていないのがもったいない。
第二回も一応見ますが、早々と観なくなるような気がしてならない新ドラになってしまい、個人的に非常に残念です。