Enchantment / Utopia

近年の「80'sブーム」の波に乗って、再評価著しいデトロイトのヴォーカル・グループ「エンチャントメント」。70年代後半からデビューしているが本格的にブレイクしたのは80年代で83年にリリースしたこのアルバムが彼らの最大の代表作。ヴォーカルのエマニュエル・ジョンソンのハイ・テナー、ファルセット・ヴォイスで歌い上げられる「Love Struck」、「Gotta Find A Love」といったメロウ・ソウルが最大の聴きモノだが、「Come Be My Lover」、「Here's Your Chance」、「Get It While It's Hot」といったウニウニ動きまくるシンセが最高にファンキーなディスコ・ナンバーもカッコ良い!ジャム&ルイスナイル・ロジャースも使用し、当時スタジオ・ワークにおける最先端だった「フェアライト・シンセサイザー」を使ったその完成度の高いサウンドにも注目したい。この辺のサウンドは現在の「ブラック・コンテンポラリーサウンド」の原点のひとつなので、これからも決して色褪せる事はないでしょう!


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