3年ぶり復活
腹の調子がイマイチ。オフィスに来て採点。学会報告論文の改訂はかどらず。
第3期はここで。
http://d.hatena.ne.jp/manontroppo/
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ちと「腰まで浸かる消毒槽」(「腰洗い槽」と言うらしい。見たこと無い方は画像参照)について調べてみた。だいたいここで言われていることが「定説」らしい。要するに腰洗い槽が有効である証拠は何もないからやめよう、ということである。厚生省は1992年以降、プール全般について腰洗い槽は「意味ねぇからやめろ」と言ってるんだが、学校プールに関して言うと、文部省は「続けろ」と言っているのが面白い。
付け加えると、もともと対応に地域差があるらしく、1950年代中盤以降、条例や教育委員会等の指導で設置を義務化したようなところもあれば、そうしなかったところもあるんだと。現在でも、廃止したところもあれば、まだ残しているところもあるわけですな。
早い話が腰洗い槽は「(ちょっぴり)古い日本文化」だったのか!?
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ある国際結婚相談所のイギリス男性向け資料より-*1
- 日本の女性は、世界で最も良い教育を受けている部類に入るのですが、日本社会は伝統的に彼女たちに早期の結婚・出産と主婦生活を強いています。
- しかし、現在多くの日本人独身女性は西洋の女性のような考えを持つようになっています。彼女たちは独立したキャリアと生活(?life)を追求し、対等に接してくれる夫を求めているのです。
- だからといって、日本人女性がとやかくうるさいことを言ったり、男性的であるわけではありません。現代の日本人女性は、彼女たちの母親、祖母の世代と同じくらい感受性や思いやりがあるのですが、充実した人生を共有できる「ピッタリのパートナー(right partner)」を待っても良いと思っているのです。
- そんな多くの日本人女性にとって、「ピッタリのパートナー」の理想は西洋出身の男性です。彼女たちは、イギリス、アメリカやオーストラリア出身の男性は、伝統的な日本人男性に比べてより感受性が高く、堅苦しさが少ないと考えています。
日本人女性の声(訳すのめんどくさくなってきた)
Jun, 27: "British men are big and strong, like people from the movies. They have open features with big eyes, which I like very much. They laugh a lot and are affectionate and respectful to women. I like them because they make you feel that you are a special person and that you are their equal."
*1:誤訳は大目に見てくれよな
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もう先週の話で今は元気なんだけど、イギリスで初めてインフルエンザになって、3、4日ほど寝込んだ。それでも下腹部が長く痛んだりして、感染症とかだといかんので念のため医者に行ったんだが「ウイルスだね。痛み止め飲んで、もう2日間くらい寝てなよ」と言われた。処方箋もなく、これで診療終了。イギリスでは処方箋が出ると、どの薬も生活保護などを受けていない限り一定価格(1500円くらいだったかな)なので、痛み止めとかなら市販の薬の方が安いのでそれを買え、ということである。*1
この国では基本的にインフルエンザに対しては「寝てろ」と言われるのだけど、まあこうやってれば医療費は削減されるわな。日本のようにいわゆる「治療」をすると一日くらい回復が早くなるらしいが、その「一日の値段」が個人的、および社会的に幾らくらいなのか、なかなか難しいところだよね。例えば「タミフル」の日本での薬価は5日分で3637円だと。まあ、これで確実に一日回復が早まるなら、保険適応が無くても買いたくなる値段かもね。
もっとも、イギリスでも「細菌感染じゃないのに気休めに抗生物質」みたいな風潮も一部にあるらしく、政府が安易に抗生物質を出さないように指導してるんだと。