旅立ち

1日は大阪→パリに24時間掛かりました。シンガポール経由。
シンガポールで6時間近く待たされてたいへんでした。
シンガポールチャンギ空港はトランジットのお客さんで人がごったがえしていて「アジアのハブ空港」の名を欲しいままにしていました。
そう言えば昔、チャンギ空港の喫茶店で飲んだスイカジュースがとても美味しかったのを今思い出しましたがそんなものは飲まず、中華料理屋さんに入って汁そばのようなもの+春巻き+ウーロン茶を飲み食いしました。ウーロン茶は3人分くらいのきゅうすに入ってきて食後はそれを飲みながら読書にふけりました。きゅうすにお湯がなくなったらまたついでくれるのだ。
読んでた本は「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」。ついつい1日に空港で買ってしまったのね。

到着

2日はCDG到着し、とりあえず友達と待ち合わせしてるモンパルナス駅へ。
その前にシンガポール航空からの荷物がなかなか出てこないというハプニングやなんかがあったりしたのですが、まぁ、なんとかなり、異国の地(しかも空港を出たらあまり英語が通じないと思われる)に一人で降り立つと言うのは初体験だったのですが余裕しゃくしゃくでしたよ。
私はこう言うときあんまり不安がったりせず「なんとかなるさ〜」と思うのですがこういう考えは父から譲り受けたもの。母方の親戚との付き合いの方が多い我が家には理解されないらしく、異端者扱いされるのです。私はてんぱった方がスリとかに合いやすいと思うのですがどうなんでしょう?
モンパルナス駅へは空港からリムジンバスが発車しているのでそれに乗って快適車内の旅。地図を見ていたら隣の席のイケメン兄ちゃんが「ここ走ってるよ」って教えてくれました。良い兄ちゃんやった。
そんでモンパルナスに到着するとたまたま友達とも会え(こういうとき私達は細かい待ち合わせ場所を指定したりしない・・・時間も・・・でもなんとか会えるのさ)バスでホテルのあるバスチーユへ。
バスチーユって言えば「オスカルさまぁ!バスチーユに白旗がぁ!」「フランスばん・・・ざい・・・」のあの名シーンでもおなじみ。宝塚ファンにとってはこの地名を知らなければまともに作品を見れないってくらいの地名ですよ。
こんなことを考えながら、多少興奮しつつバスチーユへ。
ホテルにチェックインの時間まで多少時間があったのでcafeに入ってどこに行きたいか等を話し合う。この日はとりあえずエッフェル塔凱旋門を見に行くことにしました。
バスチーユの近くの広場では市場が開かれており、そこでカバンを買う。理由は友人に「そんなカバン(母上のヴィトンのカバン)持ってたら観光客やってばれてすられるで」と言われたので。

凱旋門

それで、メトロに乗って一路凱旋門へ。発メトロ。
凱旋門は写真の通りで「ふーん」って感じ。でも、写真をとりまくる。シャンゼリゼ通りはいかにもな観光地でそれほどの感動もなく・・・。友達と「あの人は○○人」とか言いながら観光客ウォッチしてました。
やっぱり、同じ東洋人でも日本人と韓国人、中国人、台湾人の区別はつきますね。特に女性。服装もそうだけど髪型とか雰囲気でわかります。ついでに在住者もわかる。
(在住者になると何人かってとこまではわからんけど)
そこからエッフェル塔まで歩くことにする。

エッフェル塔

エッフェル塔までの道を間違ってしまい細い路地なんかを通りながらなんとか行きつく。こういう細い路地の方が私はパリらしさを感じて好きでした。はじめはどこを見ても立派なごてごてした外装に戸惑いながらも「パリだなぁ」って感慨にふけっていたような気がします。
エッフェル塔はデザインとかが素敵で大好きなんですね♪
まわりにキーホルダーや絵葉書を売る黒人のお兄ちゃんやペットボトル入りの水を売るアジア系の兄ちゃん姉ちゃんが居ていかにも観光地らしさをかもし出してました。
チケットの列に並び、3Fまで行くチケットを購入。でも、2Fまではすぐに上がれるのにそこから3Fまで行くのにすごく時間がかかる。
しかもむっちゃ並んで3Fまで行ったのに2Fからの景色とそんなに変わらんし・・・
(まわりに高い建物が無いため)
友達と憤慨しつつギリシャ料理やハム・チーズ・パン・ワインを買ってホテルへ帰ったのでありました。