ガキ書き起こし1

 松本人志がテレビでラーメン二郎について語った事がある、という情報を目にしたのは随分前になりますが、その情報のソース映像(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!)をたまたま観れたので、文字に起こしてみました。
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 リスナーハガキから。
浜田「どんな料理を作る時にも絶対に妥協を許さない松本さんに質問です」
松本「あーそういうとこは〜ありますね〜」
浜田「日本一うまいラーメンを作るのに不可欠な3つの秘密を是非教えてください」
松本「これを言っていいんですかね」
浜田「なんでですか」
松本「あのー正直今ね、その一攫千金と言いますかね、一番…あの、いい商売ですからね」
浜田「それ教えたってください」
松本「あのねでもねこれは世間を〜揺り動かす大問題になりかねないんですよ」
浜田「…そうなんですか?」
松本「えぇ。これは…もしかしたら音消した方がいいかも分からないですけど」
浜田「はいはい」
松本「ラーメン二郎…あります、でしょう。ここ〜にボク何度か足を運んだ事があるんですよ」
浜田「うん」
松本「ほんなら〜、その〜、“こってり”なんですよ。でもなんかこう、後を引くといいますか、また食べたいなぁって思わすんですね」
浜田「うん」
松本「で、な〜んのダシか」
浜田「えっ、おまえナンボか(カネを)もうてんの?」
松本「いや、だからラーメン二郎は消していただいて結構なんですけど〜」
浜田「あぁあぁ」
松本「な〜んなんやろ、この、コクと旨みは、ってボクあの〜食べてる時に寸胴がやけにデカいので〜、チラッと見たら〜、二郎がパッと隠れたんですよ」
浜田「………」
松本「いやいや、いや、ホンマにホンマに」
浜田「“二郎が隠れた”?」
松本「二郎が」
浜田「“二郎が隠れた”てどういう…」
松本「一瞬目が合うたんです」
浜田「“二郎が隠れた”ってどういうことや」
松本「(笑)」
浜田「寸胴の中にかい」
松本「(コクリ)」
松本「みなさん考えてください。ラーメン屋の名前って、ほとんど人の名前でしょ? あれはどういう事かって言うと、いかにウマいダシのとれる人を捕まえるかなんですよ」
浜田「…別にせやから言うて、その人の名前そのまま使わんでええやないか」
松本「(笑)」
浜田「店の名前は別でええやないか」
松本「いやこれねぇ、これはホントにそうなんですよ。ラーメン屋したいと思うなら、ちょっと(僕に)相談してください」
浜田「でもおまえ、どいつがええダシ出すか分からへんやろ?」
松本「そうなんですねぇ……だから一番ええダシ出すのは(ピー)なんですよ」
浜田「…アホな事言え」
松本「(笑) ガッ!とつかまえて…これ失敗するかもしれない。(スープ飲んだら)『辛〜!』みたいな事になるかもしれない」
浜田「いや、洗えよとりあえず(笑) 入れる前に洗おうや一回」
松本「洗たらあかんやん、そいつが今まで苦労してきたもんが染み付いとるがな」
浜田「それはあかんそれはあかん」
松本「これを、これをコトコトコトコト。そいつの旨みを出してやらんと」
浜田「というかな、店やってる最中に、目〜合わしたらあかんわ」
松本「(笑)」
浜田「やっぱり縛っとかな、二郎を」
松本「(笑)」
浜田「逃げようとしとるがなそれ」
松本「いやまぁそんなんですよ、そうなんやけど〜、ボクはね思うんですよ。だからね、豚骨や〜なんや〜って言うでしょ」
浜田「おぉ」
松本「で、『これだけは言えない』ってよく言うじゃないですか、うまいラーメン屋が」
浜田「おぉ、『これは企業秘密や』」
松本「それは言われへんっちゅうねん。だって人なんやもん」
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 以上。ボケる直前の口調をふまえると松本が何度か二郎で食べたというのは間違いない気がします。オチの企業秘密のクダリでは観客が拍手してました。
 「一番ええダシを出す有名人」とは一体誰なんでしょう。萩○本欽一(aka二郎さんの相方)か、太平サ○ブローあたりでしょうか。それはベタすぎでしょうか。
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 ガキトーク書き起こし・その2はこちら。「松井秀喜がメジャーで活躍するための五箇条」