2006-01-04 正月の過ごし方 日常 30日に東京を出て、大阪へ。グリーン車も満席だった。 実家に荷物を預け、歩いてミナミに向かう。新しいビルもできているが、 街の雰囲気も匂いも変わっていない。無茶苦茶飲んでも、酔うこともない。 31日はキタヘ歩いていった。西梅田は変わりつつあるが、お初天神や東通は、 そんなに変わっていなかった。元旦と2日は実家で大人しく、酒を飲んだ。 3日はまた歩いてミナミに行き、酒を飲んだ。酒びたりの日々だった。 んで、今日4日は昼過ぎの新幹線で東京に戻った。グリーン車も満席。 大阪も東京も寒さは同じだ。
2006-01-04 流星ワゴン 本 作者:重松清|講談社文庫 希望も失い、死のうとしている38歳の男が、5年前に事故死した親子のワゴンに乗せられる。 自分の家族が崩壊する前の過去を修復しようとするが、上手くいかない。 そのうちにガンで死にかけの父親が主人公と同じ38歳の年齢でワゴンに乗り込む。 断絶していたはずの関係が、友人に会うような感覚で、過去を取り戻していく。 だが、現実の家族関係の崩壊は止まらない。父親のガンも進行していく。 事故死した親子の関係と主人公、父親のやり取りが悲しく、美しい。
2006-01-04 輪廻 本 作者:大石圭|角川ホラー文庫 昭和45年に起きた群馬県のホテルの11人惨殺事件。 犯人の大学教授は輪廻転生を信じ、不気味な実験を繰り返し、自殺した。 35年後の現在、その事件を映画化しようとするが、出演者に不思議な現象。 過去の教授の供述と、現代の役者が感じる怪異を交互に描く。 最後に教授の輪廻が誰だったのかを解き明かすシーンは不気味。